ハイブリッド、PHEV、EV、燃料電池車と、まさに世界の最先端をいく日本の自動車業界。 ところが、何気なく街中を走っているクルマをみると、だいたいのクルマは新しいのに(しかも汚いクルマは少ない)、タクシーだけ異様に古くありませんか? 時代錯誤に感じてしまったのは担当だけでしょうか? クルマ好きなら、Y31セドリック、クラウンコンフォート、コンフォートが走っているとわかるのですが、衝突安全、安全装備、排ガス規制……、今の日本で走り続けていることが不思議に思えてなりません。 ということで、いまの日本、古いタクシーが走り続けている謎をモータージャーナリストの岩尾信哉氏が追ります。 文/岩尾信哉 写真/トヨタ、日産、ベストカーWeb編集部
タクシー業界には様々な隠語がある。たとえば無線で「工事中です」という言葉が出ると、本当は、警察による取り締まりが行なわれているから注意せよ、という意味なのだという。こうした車内で聞く言葉以外にもタクシー運転手の隠語は多い。その代表例をいくつか紹介しよう。 ■お化け 「バブルのころには、夜な夜なお化けがうじゃうじゃ出たけどなぁ」「お、オレ、昨日久しぶりにお化けに会ったよ」という会話が運転手の待合所でかわされている。 「お化け」とは、いわゆる長距離のお客のこと。アベノミクスで少しは景気がよくなったとはいえ、最近は滅多に出くわさなくなったと運転手たちは嘆いている。 ■万収(まんしゅう) メーターが1万円以上になる「お化け客」を捕まえて得た収入のこと。 ■篭脱け 自宅に到着した客が「財布を忘れたので取ってくる」といったまま、逃げてしまう無賃乗車のこと。タクシー運転手が遭う被害としては暴力行為よりも
2017年10月に登場した「JPN TAXI(ジャパン・タクシー)」。2020年・東京オリンピックに向けて導入された車両として、タクシー業界の声も反映した次世代タクシーです。登場から約1年経った現在、ユーザーやドライバーの反響はどうなのでしょうか。 タクシー業界に「JPN TAXI」旋風は起きたのか 最近、都市部では、四角いワゴンタイプのタクシーを見かけることが増えてきました。これは、トヨタが2017年10月に発売した「JPN TAXI」というタクシー用の商用車です。 都市部で多く見かけるようになったJPN TAXI(画像:国際自動車株式会社) 従来、タクシーの定番車と言えば、1995年からタクシー向けセダンとして販売されていた「クラウンコンフォート/コンフォート」が有名です。しかし、コンフォートシリーズは2017年に販売が終了となり、「次の日本に、いらっしゃいませ。」というキャッチコピー
国土交通省は、需要に応じてタクシーの迎車料金を変動させる実証実験を10月1日から開始する。閑散時には迎車料金が0円になることも。 国土交通省は9月28日、需要に応じてタクシーの迎車料金を変動させる実証実験を10月1日から開始すると発表した。閑散時の「迎車料金が安ければタクシーを利用したい」とう潜在的な需要や、混雑時の「少し高い料金を払っても優先的に配車を受けたい」という需要を見込み、迎車料金を変動させた場合の効果を検証する。実施期間は11月30日まで。 実証実験参加事業者のうち、日本交通グループは東京23区、武蔵野市、三鷹市を対象に、一律410円としている迎車料金を需要に応じて変動させる。配車アプリ「JapanTaxi」を通じて配車依頼をした人が対象となる。 港区、新宿区、渋谷区、中央区、千代田区では、水曜と日曜の午前11時~午後5時の間、迎車料金を0円とする。それ以外の地域・曜日・時間で
anond.hatelabo.jp はてブを巡回していたら、上を見かけたので、日本交通で無線嫌いタクドラとして働いていた私としては愚痴を書きたくてしょうがなくなり、それがこのエントリです。 あくまで、私が在職していた、2017年12月時点の話ではありますが。 ・タクドラは所詮時間の切り売りをして飯を食う仕事 会社は、「タクドラは時間の切り売りをしているにすぎない。」ということを全く理解していない。 乗務員に寄り添う気が一切ない。 そうでなければ、無線了解率を上げろ上げろと言う割に、散々待たされた挙句の無線キャンセルへの補償がスズメの涙程度のわけがない。 私のように営収を追わない、やる気のないタクドラはレアで、家族持ちの中年がいろいろな事情で稼がないといかんと強い決意を持ってこの仕事をしているのに・・・ 無線キャンセル補償の具体的な金額ですが、乗務員が営収計上できる金額は、最大でA空転の82
「JapanTaxi(旧 全国タクシー)」というアプリを使ったことがある人も少なくないのではないだろうか。 簡単に言えば、地図上で乗車場所を設定すれば、そこへタクシーが迎えに来てくれるというものであるが、使う人が多すぎて迎車料金の410円だけでは乗務員にとって割の合わない仕事も増えてきた。 全国各地のタクシー会社と提携しているが、開発元が日本交通の子会社で、前身が日本交通専用配車アプリであるということもあり、東京では日本交通の車両を呼ぶアプリという印象が強い。 (実際は一部の個人タクシーや、東京無線の車も呼べる) 東京のタクシー事情一般的にタクシーは駅や病院に待っているものに乗るか、電話で家まで呼んで乗ることが多いと思われるが、東京は前述の2つよりも、そこら辺を走っているタクシーに手を挙げて乗ることが多い。タクシーの営業エリアも広く、東京都は営業区域が5つに別れているが、その中でも都心部を
「羽田 成田 間違えた」 これで検索していらした方、お気持ちお察しします。 めっちゃ焦るのわかります。まずは、深呼吸してください。 どうすればいいか、最初に手短にまとめます。 ●すぐ路線検索。最速で何時につくか確認 ●到着がチェックイン締め切り時刻を切りそうなら、航空会社に電話するか、航空会社カウンターに行く。変更できないか、どうするのが最善か、アドバイスをもらう ●本来の空港に急ぐ場合、羽田〜成田を最も速く移動できる手段はタクシー。渋滞なければだいたい1時間ちょい、27000円くらいで行ける ●移動中にWEBチェックインができるなら済ませる。ターミナル、ゲートの位置を、空港公式サイトの地図で確認しておく ●預け入れ荷物がないなら、カウンターに寄らずゲート直行できる可能性がある。航空会社に「WEBチェックインしたんですけど、ゲート直行でいいですか?」って聞いてみる。 ●落ち着く。八つ当たり
米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズが、日本で「空飛ぶタクシー」の実証実験を検討していることが分かった。東京などで2020年代の実施を目指している。実証実験には安全確保のためのルール整備などが必要となるが、今後官民での議論が活発化しそうだ。 空飛ぶタクシーは、同社が開発を進める、複数のプロペラで飛行する垂直離着陸型の自動車が利用される見通し。高層ビルの屋上で乗客を乗せ、目的地まで運ぶことなどを想定している。実証実験は、これまでに米ロサンゼルスとダラスの2都市で行うことが決定しており、東京で実現すれば世界で3都市目となる。 一方、経済産業省と国土交通省、民間団体などは29日、「空飛ぶクルマ」の実現に向けた課題を整理する官民協議会の初会合を都内で開いた。国内での20年代の実用化に向けて、安全基準や技術開発の課題などに関する工程表を年内に策定する方針だ。
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慢性的な渋滞で知られるタイのバンコク市内で、量子コンピュータを使って渋滞解消を目指す実証実験が進められている。実験を実施しているのは自動車部品の大手サプライヤーであるデンソーと、様々なシステム開発を手掛ける豊田通商だ。 ドライバーにとって悩ましいことのひとつは渋滞だ。渋滞は時間やエネルギーのロスを生み出すだけでなく、ストレスから交通事故の引き金ともなりやすい。自動車の数は新興国を中心に増える一方で、特にバンコク市内で発生する渋滞はその激しさで世界的にも有名だ。バンコク周辺には600万台のクルマと400万台のオートバイが走っていると言われ、道路などインフラ整備はその増加にまったく追いついていない。 そんな中、豊田通商の子会社の豊通エレクトロニクスは2011年より『Tスクエア』と呼ばれる渋滞予測アプリを実用化。すでにタクシーやトラック約13万台に搭載して、ドライバーを空いている道へ誘導するソフ
大切な老後資金を守り、増やすためにはどうすればいいのか。「プレジデント」(2018年4月2日号)では、だれもが直面する「悩ましすぎる10大テーマ」について、Q&A形式で識者に聞いた。第3回は「移動手段は、自家用車か、どこへ行くのもタクシーか」――。 1年間の自家用車関連支出は約80万円 自家用車には、買い物、とくに重いモノを買ったり、まとめ買いをしたりするときに便利であるほか、通院に使える、気軽にドライブに行ける、などのメリットがあります。 しかし、100万円単位の購入費用のほか、車検、保険、自動車税、ガソリン代などの維持費が継続的にかかります。年間20万~30万円、駐車場代を入れればさらに負担は重くなります。もしも車を手放せば、それらの費用は一切かからなくなります。 仮に諸費用含めて250万円で買った車を5年乗るとしたら、1年あたりに換算すると50万円。年間の維持費が30万円とすると、1
こんにちは。クラブモントレーでママをしております、桐島とうかです。今回は、夜の銀座のタクシー事情についてお話します。お仕事でも、デートでも、銀座を使う方の参考になれば幸いです。 銀座の中通りでは、夜10時から1時まで、タクシーを拾う事ができないんです。迎車でさえ、その時間内は区域外にしか呼ぶ事ができません。 地方からの出張でいらしたお客様や、銀座で働き始めたばかりの女の子からは、ルールを知らずにタクシーの運転手さんに断られた話や、怒られた話をよく聞きます。銀座って本当にめんどくさい街ですよね。 ただ、深夜1時を過ぎても暗黙の銀座タクシールールが存在するのです。例えば、銀座周辺に止まっている空車の個人タクシー。走っている空車がなかなか見つからないのに、空車の個人タクシーが何台も止まっていて不思議に思う事があるかと思います。でもそのタクシーは、じつは長距離のお客様限定なのです。時には近場までで
東京23区および武蔵野市、三鷹市のタクシーで初乗り運賃が730円から410円へ引き下げられてから、まもなく1年が経ちます。短距離の運賃を引き下げ「ちょい乗り」しやすくする政策は、どのような効果をもたらしたのでしょうか。 気軽に利用できるようになった? 利用者の声は 2017年1月30日に東京23区および武蔵野市、三鷹市のタクシーで、初乗り運賃が730円(2.0km)から410円(1.052km)へ引き下げられ、まもなく1年が経過します。 2017年10月から走り始めたトヨタ「JPNタクシー」。東京23区および武蔵野市、三鷹市では初乗り運賃が410円となっている(2017年12月、乗りものニュース編集部撮影)。 同地域では、国土交通大臣が指定した運賃の範囲「公定幅運賃」内で、事業者が運賃を選択し、届け出る仕組みが導入されています。2017年1月29日以前の公定幅運賃は初乗り700円から730
トヨタの次世代タクシー車両「JPNタクシー」がデビューし、1か月が経ちました。その車内の広さに「これタクシー!?」の声も。車体色は、メーカーは「深藍」を推奨していますが、地方ではカラフルなものも登場しています。 まず驚くのは「広さ」 乗務員からも好評 トヨタの次世代タクシー車両「JPNタクシー(ジャパンタクシー)」が2017年10月23日(月)にデビューし、1か月余りが経過しました。東京の街でも徐々に見かける機会が増えたほか、地方でも導入が進んでいるようです。 日本交通の「JPNタクシー」。車体色は標準設定色のひとつ「深藍」(画像:日本交通) 実際の利用者からはどのような評判なのでしょうか。都内大手の日本交通(東京都千代田区)に聞きました。 ――「JPNタクシー」の利用者からは、どのような感想がありますでしょうか? まず「広い」「天井が高い」といった声が聞かれます。乗降を補助する手すりや、
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