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ブックマーク / rollingstonejapan.com (21)

  • キム・ゴードンが語る電子音楽とリズムへの傾倒、『バービー』、カート・コバーン、大統領選 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    キム・ゴードン(Kim Gordon)はまだノイズを出し終えていない。挑戦的なソロ2作目『The Collective』を3月8日にリリースし、フジロック出演も決定している元ソニック・ユースのメンバーが、最新アルバムや過去にまつわる話、時事的なトピックなどへの見解を率直に語った。記事の翻訳は、回顧録『GIRL IN A BAND キム・ゴードン自伝』(DU BOOKS刊・2015年)の訳者・野中モモ。 キム・ゴードンはソニック・ユースでの30年に及ぶ活動で、ロックの可能性を広げるのに貢献した。たとえばその不安を掻き立てる声と地下鉄が響かせる重低音の如きベース演奏から、自身のフェミニズムとアートスクール教育のバックグラウンドをバンドの歌詞と精神に組み込む手法に至るまで。現在、ソニック・ユース解散後2枚目のソロアルバム『The Collective』を引っ提げてのツアーを準備中のゴードンは、

    キム・ゴードンが語る電子音楽とリズムへの傾倒、『バービー』、カート・コバーン、大統領選 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
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    dazed 2024/03/12
  • マネスキン『RUSH!』全曲解説 2023年ロック最大の話題作を徹底レビュー | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    マネスキン(Måneskin)の最新アルバム『RUSH!|ラッシュ!』が日1月20日にリリースされた。イタリアが生んだロックンロールの救世主は、世界的ブレイクを経てどのような最新モードを見せているのか? 音楽ライター・新谷洋子によるアルバム全曲解説をお届けする。 2023年最初の話題作にして、最大の話題作の1枚と言い切って差し支えないだろう。マネスキンの2年ぶりの3rdアルバム『RUSH!』がいよいよ完成。(日盤ボーナストラックを含めた)以下18の曲に、激動の2年間の体験と、その間にバンドが遂げた変化が、深く刻み込まれている。 作については何よりもまず、マックス・マーティンとのコラボに大きな注目が集まっていたわけだが、ふたを開けてみると、半数の曲はマックス以下ラミ・ヤコブやマットマン&ロビンといった彼の弟子たちとLAでレコーディングし、残る半数は、最初の2枚のアルバムを共同プロデュー

    マネスキン『RUSH!』全曲解説 2023年ロック最大の話題作を徹底レビュー | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
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    dazed 2023/11/19
  • エヴァネッセンスが語る『Fallen』20年目の真実、女性がロックに参加するための闘い | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    今年のサマーソニックで来日し進化し続けるバンドの姿を提示したエヴァネッセンス(Evanescence)が、デビュー・アルバム『Fallen』発売20周年のデラックス盤をリリースした。エイミー・リーのボーカルのみで録られた「Bring Me to Life」のデモバージョンをはじめ、「My Immortal」のストリングスバージョンも収録している。以前より「Bring Me to Life」はレーベルの意向によって男性ボーカルを入れられたことが明らかにされてきたが、当時のシーンにおける女性ミュージシャンの境遇、その中でエイミー・リーが果たしてきた功績は改めて注目されるべきだろう。ニューメタルのリバイバルも起きる中、メンバーチェンジを経ながらもバンドを牽引し続けているエイミー・リーに話を訊いた。 ―今回のデラックス版は『Fallen』リリース20周年を記念しているとのことですが、企画の構想はど

    エヴァネッセンスが語る『Fallen』20年目の真実、女性がロックに参加するための闘い | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
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    dazed 2023/11/18
  • マネスキン新曲「THE LONELIEST」クロスレビュー 攻めのバラードをどう聴くか? | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    マネスキン(Måneskin)による待望のニューシングル「THE LONELIEST」が日10月7日より配信スタート。伝説的ライブで旋風を巻き起こした4人組の来日後初となる新曲は、新境地を切り拓く壮大なロックバラードとなった。この注目すべき新曲を掘り下げるべく、新谷洋子、辰巳JUNK、つやちゃんというライター3者によるクロスレビューをお届けする。 1. バンドの歩みと個性が導き出した「次の一手」 新谷洋子 「足りないのはカッコいいバラードだな」 サマーソニックの前々日にあたる8月18日、東京・豊洲PITで行なわれたマネスキンの単独公演を観終えた時、そう思った。なぜって、あの夜のショウは予想以上に長かった。オリジナルの持ち歌はまだ25曲程度しかないし、初来日だし、あれだけの熱量のショウなら1時間程度でも文句はなかったのだが、カバー曲を交え、「I WANNA BE YOUR SLAVE」を2

    マネスキン新曲「THE LONELIEST」クロスレビュー 攻めのバラードをどう聴くか? | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
    dazed
    dazed 2023/11/03
    パワーバラード最高。“スコーピオンズ「Still Loving You」にホワイトスネイク「Is This Love」、シンデレラ「Heartbreak Station」、ポイズン「Something To Believe In」、そしてエアロスミス「I Don’t Want to Miss a Thing」”
  • ブラーが明かす「全く予定外だった」再集結の裏側 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    ブラーのメンバー:左からアレックス・ジェームス、グレアム・コクソン、デイヴ・ロウントゥリー、デーモン・アルバーン(Photo by REUBEN BASTIENNE-LEWIS) UKの伝説的バンド、ブラー(blur)が2015年以来となるアルバム制作のために再集結。バンドのリズムセクションを担当する2人のメンバーは、自分たちでも驚くほど楽しめているようだ。今夏のサマーソニックでヘッドライナーを務める彼らの最新インタビュー。 昨年の今頃はブラーのメンバー4人の誰一人として、自分たちが近い将来に再び集結してアルバムを作るなどとは、夢にも思っていなかった。やがて彼らのもとに、2023年の夏にウェンブリー・スタジアムでコンサートをしないかという話が舞い込んできた。「断る理由がないだろう」と、ドラマーのデイヴ・ロウントゥリー(59歳)は言う。「英国を代表する最高の会場だ。90年代後半の絶頂期にあっ

    ブラーが明かす「全く予定外だった」再集結の裏側 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
  • メガデス『破滅へのカウントダウン』 デイヴ・ムステインが語る30年目の真実 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    メガデスのデイヴ・ムステイン、1992年ロンドンにて(Photo by Martyn Goodacre/Getty Images) メガデス(Megadeth)の6年ぶり来日公演が、2月24日に東京・豊洲PIT(追加公演)、2月27日に東京・日武道館、2月28日に大阪・グランキューブ大阪で開催される。昨年には最新アルバム『ザ・シック、ザ・ダイイング…アンド・ザ・デッド!』をリリース。好調が続くフロントマンのデイヴ・ムステインが、メガデスの最高傑作と称される1992年の4thアルバム『破滅へのカウントダウン』を振り返った。 メガデスをメインストリームへと一気に押し上げた1992年のアルバム『破滅へのカウントダウン』(原題:Countdown to Extinction)制作時を振り返るとき、デイヴ・ムステインは当時のクリアな精神状態に感謝していると言う。長年アルコールとドラッグを乱用したの

    メガデス『破滅へのカウントダウン』 デイヴ・ムステインが語る30年目の真実 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
  • ハードロックの栄枯盛衰を乗り越えた男が語りつくす、愛と憎しみの30年間 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    「俺たちが成功するとは誰も思っていなかったと思う」と、スキッド・ロウのフロントマンだったセバスチャン・バックは言う。 1989年の夏、ボン・ジョヴィはアルバム『ニュージャージー』のツアーに、地元の友人たちを前座として招いた。それがニュージャージー州トムズ・リバー出身のハードロック・バンド、スキッド・ロウだった。 同年、彼らはデビューアルバム『スキッド・ロウ』を発表。「アイ・リメンバー・ユー」や「エイティーン・アンド・ライフ」といったドラマチックなバラード曲が、無名の前座バンドにプラチナを5枚もたらした。 そしてこの秋、同作の30周年を祝うツアーが2つ実施される。一つは現在のスキッド・ロウによるツアー。不動のメンバーであるデイヴ・スネイク・セイボ、レイチェル・ボラン、スコッティ・ヒルが自分たちの作った楽曲を演奏する。もう一つは、8月29日から始まる元メンバーらによるツアーで、ここではスキッド

    ハードロックの栄枯盛衰を乗り越えた男が語りつくす、愛と憎しみの30年間 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
  • コナン・グレイ「まともなデートをしたことがない」Z世代スターが自分を曝け出す理由 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    大ヒットしたデビュー作『Kid Krow』から2年、待望の2ndアルバム『Superache』をリリースしたコナン・グレイ。日人の母親を持ち、7月15日(金)に日初ショーケース・ライブの開催も決定。米ローリングストーン誌によるインタビューで、ポップスターの素顔に迫る。 【画像を見る】コナン・グレイ撮り下ろし写真 悲惨だった幼少期 コナン・グレイによると、彼は常に物事を側から眺めているようなタイプだったという。周囲の人間に起きた出来事を実体験のように捉える彼は、自分のことを「傍観者」と表現する。「いつも人間観察をしてるんだ」。ロサンゼルスのEagle Rockエリアにあるお気に入りのカフェで低温抽出のコーヒー(ミルクも砂糖もなし)をすすりながら、彼は肩をすくめてそう話す。「僕はただ、誰かの日常を観察するのが好きなんだと思う」 現在23歳の彼が、自分を「傍観者」と表現することはやや不可解に

    コナン・グレイ「まともなデートをしたことがない」Z世代スターが自分を曝け出す理由 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
  • ヴァンゲリスが79歳で死去 『炎のランナー』『ブレードランナー』など映画音楽の巨匠 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    『炎のランナー』『ブレードランナー』の映画音楽を手がけたギリシャ出身のシンセサイザー奏者/作曲家、ヴァンゲリスが5月17日に亡くなった。享年79。彼の個人事務所からの声明で明らかになった。死因は明らかにされていないが、ギリシャの地元紙によると、新型コロナウイルスの治療を受けていたフランスの病院で亡くなったという。 1943年に生まれたヴァンゲリス(名:エヴァンゲロス・オディセアス・パパサナスィウ)は、ほとんど独学で音楽を学び、高校時代からプロ・ミュージシャンとしての活動を開始。1963年に最初のバンド、フォーミンクスを結成する。1968年には母国を離れてパリに移住し、プログレッシブ・ロック・バンドのアフロディテス・チャイルドを結成。ヒット曲「Rain and Tears」(邦題:雨と涙)で知られ、1972年の大作『666』など3枚のアルバムを発表した。 その後はソロ活動を格化させ、電子

    ヴァンゲリスが79歳で死去 『炎のランナー』『ブレードランナー』など映画音楽の巨匠 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
  • マネスキンが語るロックバンドとしての信条、よりよい社会のために声を上げる意味 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    2022年4月17日、コーチェラ・フェスにて撮影(Photo by Frazer Harrison/Getty Images for Coachella) サマーソニック出演に加えて、東京・豊洲PITにて単独公演も決定。世界中に一大センセーションを巻き起こし、時代の寵児となったマネスキン(Måneskin)は、激動の1年に何を考え、何を思い、どんな変化と向き合ってきたのか。待望の初来日が迫る今、メンバー4人へのインタビューにて、バンドの現在地について率直に問いかけた。 改めて驚くべきは、平均年齢21歳の彼らが、とてもクレバーでタフである、ということだ。母国イタリア以外の人々が彼らを“発見”したのは昨年かもしれないが、2015年の結成から苦闘の日々と華々しい成功を経て、すでにマネスキンにはデヴィッド・ボウイやマドンナやレディー・ガガの系譜にも連なるポップ・アイコンとしての覚悟が備わっていた。

    マネスキンが語るロックバンドとしての信条、よりよい社会のために声を上げる意味 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
  • プラシーボ 異質なUKバンドが語る音楽的実験、パラノイア、人類への失望 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    9年ぶりのニューアルバム『Never Let Me Go』とともに音楽シーンに復帰するUKロックバンド、プラシーボ。フロントマンのブライアン・モルコと共同でソングライティングを手がけるステファン・オルスダルが、同作のコンセプトについて語ってくれた。 タバコとインセンスの分厚い煙の向こう側から、「最近のチェルノブイリの写真を見たことがあるか?」とブライアン・モルコから質問された。モルコと筆者のあいだに置かれたテーブルの上は、濃いブラックコーヒーが入ったカップで散らかっている。私たちは、イースト・ロンドンの居心地のいいスタジオにいる。歌詞を書くためロックダウン期間中にモルコが借りた一室の真下にあるこのスタジオは、プラシーボのような伝説的バンドのフロントマンと落ち合う場所というよりは、ヒッピーの溜まり場のようだ。いちばん大きな照明は消されていて、室内は薄暗い。ソファには模様入りのスローがかけられ

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  • 亜蘭知子のシティ・ポップ名盤が再発 ザ・ウィークエンドのサンプリングで世界中が注目 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    ザ・ウィークエンドがサンプリングした「Midnight Pretenders」も収録、亜蘭知子による1983年のシティ・ポップ名盤『浮遊空間』が2月23日に最高音質SACDハイブリッドにて再発される。 【動画を見る】ザ・ウィークエンドと亜蘭知子、それぞれの曲を聴き比べ 作にはザ・ウィークエンドが最新アルバム『Dawn FM』収録の「Out Of Time」で“そのまんま使い”のサンプリングされた「Midnight Pretenders」も収録。国内外での注目が高まるなか、待望のリイシューとなる。 亜蘭知子は、1981年にシングル「悲しきボードビリアン」でのデビュー後、ヒットには恵まれずも作詞家としての才能を認められ、初期ビーイングを支えたアーティストとして、自らの作品を作り続ける。自身のデビュー以前には、三原順子のデビュー曲「セクシー・ナイト」(1980年)を手掛け、作詞家としての代表曲

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    dazed 2022/01/31
  • エルヴィス・コステロが語る過去と現在、「怒れる若者」と呼ばれた1977年の記憶 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    エルヴィス・コステロ(Elvis Costello)がローリングストーン誌の名物連載「Last Word」に登場。最新アルバム『The Boy Named If』にまつわるエピソードから、ジェフ・バックリィへの知られざる憧れ、1977年の有名な出禁パフォーマンスまで大いに語る。 パンデミックが襲来する以前、エルヴィス・コステロは人がいうところの「あちこち飛び回る悠々気ままな」生活を送っていた。彼はのちに好評を博す2020年のアルバム『Hey Clockface』を収録し、ツアーをやり終え、さらにヘルシンキとパリでいくつか新曲も制作するつもりだったが、新型コロナウイルスが世界に待ったをかけたのはそんな時だった。 「ふと気づけば、いつ外に出られるのか、いつ仕事を再開できるかもわからないまま、バンクーバー島の水面を眺めていた」 去る11月、彼はマンハッタンの自宅から電話インタビューにこう答えた

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    dazed 2022/01/19
    “まったく、医者や僧侶には7年でなれるんだぜ。俺は43年もやってきたんだから、何かしら身についているのは当然だよ。もっとも、他のことは何もできないが”
  • 筋肉少女帯が語る、自分たちが描いてきた世界になってしまった戸惑いと使命感 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    筋肉少女帯が、2021年11月3日(水・祝)に通算21枚目となるオリジナル・アルバム『君だけが憶えている映画』をリリースする。2019年の『LOVE』以来約2年ぶりとなるオリジナル・アルバムは、ポジティブなメッセージとツインギターに胸が熱くなる「楽しいことしかない」にはじまり、そのものズバリなタイトルの「COVID-19」、電車の「OUTSIDERS」セルフカバーなどで構成されている。 今作を聴くと、パンデミックの世界に合わせて作品ができたというよりは、そもそも特殊なバンドである筋肉少女帯に特殊な時代が重なってきたようにすら思えてしまう。それぐらい、アルバムに収録されている曲たちの個性は強烈だ。果たしてどんな想いで作品を送り出すのか、メンバーの4人(大槻ケンヂ(Vo)、内田雄一郎(Ba)、城聡章(Gt)、橘高文彦(Gt))に話を訊いた。 関連記事:筋肉少女帯、中野サンプラザホールで魅せた

    筋肉少女帯が語る、自分たちが描いてきた世界になってしまった戸惑いと使命感 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
  • 古田新太が語る、我が道を進む変わらぬ「生き方」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    Rolling Stone Japan vol.16掲載/Coffee & Cigarettes 31|古田新太(Photo = Mitsuru Nishimura) 音楽、文芸、映画。長年にわたって芸術の分野で表現し続ける者たち。業も趣味も自分流のスタイルで楽しむ、そんな彼らの「大人のこだわり」にフォーカスしたRolling Stone Japanの連載。古田新太と松坂桃李が実写映画初共演となる話題作『空白』。昨年から今年にかけて映画『一度死んでみた』『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』の出演はあったが、古田が今回主演を務めるのは7年ぶりとなる。我が道を進む古田の変わらぬ「生き方」とは? Coffee & Cigarettes 31 | 古田新太 「7年ぶりの主役について? いや、何とも思ってないですね」 そう言うと、コワモテの目尻をクシャクシャにしながら「あははは!」と笑った。古田

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  • The 1975も魅了した日本人、リナ・サワヤマが発信する歪んだ社会へのメッセージ | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    The 1975らを擁するUKのレーベル「Dirty Hit」より、自身のライフストーリーを描いたデビューアルバム『SAWAYAMA』をリリースする、リナ・サワヤマ。昨年は『情熱大陸』に出演し、「VOGUE JAPAN Women of the Year 2019」も受賞した彼女。4歳半のときに日からイギリスへ移住し、パンセクシュアルであることを公言している彼女は、常に人種差別や性差別と闘い、自分のアイデンティティがどこに帰属するのかを模索しながら生きてきた。 マイノリティとして生き抜いてきたリナは、社会をよりよい方向へ導くポップスターとして、個人の人格とは関係のない部分で人が人を判断する行為を、この世から一切取っ払おうとしてくれている。国籍、性別、性的指向、年齢、肩書きなど、個人をなにかのアイデンティティに押し込んで話すことを、彼女はよしとしない。そんなリナ・サワヤマが音楽を通して体現

    The 1975も魅了した日本人、リナ・サワヤマが発信する歪んだ社会へのメッセージ | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
  • スクエアプッシャーの超ベーシスト論 ジャコからメタリカまで影響源も大いに語る | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    スクエアプッシャーことトム・ジェンキンソンのデビュー作『Feed Me Weird Things』がリリース25周年を迎えた。1996年にエイフェックス・ツインことリチャード・D・ジェイムスによるレーベル、Rephlexよりリリースされた作は革新的だった。高速で複雑なドラムンベースのビートに耳を奪われるが、そこに生演奏のエレクトリック・ベースを併せたサウンドは今でも唯一無二だ。 ここでのトム・ジェンキンソン自身のベーシストとしての存在感はすさまじいものがある。単純にテクニックが尋常ではないのだ。それがビートとオーガニックに組み合わされている。スクエアプッシャーの作品を改めて聴き直してみると、ループのビートの上で即興演奏しているレイヤー的な作りではなく、それぞれの楽器が有機的に絡み合っていて、セッション的な作りになっている。恐ろしいことにそれはデビュー作の時点で完成されていた。今から25年

    スクエアプッシャーの超ベーシスト論 ジャコからメタリカまで影響源も大いに語る | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
  • ブライアン・イーノが語る、ポストコロナ社会への提言とこれからの音楽体験 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    2020年に音楽活動50周年を迎えたブライアン・イーノは、多くの顔を使い分けながら新しい歴史を切り拓いてきた。70年代からポップ音楽にアートの前衛精神を持ち込み、近年最注目されているアンビエント・ミュージック=環境音楽の概念を確立。デヴィッド・ボウイのベルリン三部作に貢献し、プロデューサーとしてトーキング・ヘッズやU2などに携わり、映画テレビ番組のスコアでも輝かしい功績を残してきたほか、インターネットの普及を牽引したWindows95の起動音や、iPhoneの自動音楽生成アプリ「Bloom」の制作などを通じて、科学やテクノロジーの領域にまで影響をもたらしている。リベラルな現代思想家としても知られるイーノは、パンデミックに見舞われた2020年に何を考え、どのような未来を思い描いているのか? ※この記事は2020年12月25日発売の『Rolling Stone JAPAN vol.13』に掲

    ブライアン・イーノが語る、ポストコロナ社会への提言とこれからの音楽体験 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
    dazed
    dazed 2021/01/05
    “自分が不可逆的に変わってほしいと思うことを答えよう(笑)。私が一番願っているのは、我々がこの40年間生きてきた社会に象徴される資本主義社会の崩壊だ”
  • エンニオ・モリコーネが91歳で死去、イタリアを代表する映画音楽の巨匠 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    エンニオ・モリコーネ(Photo by Michael Gottschalk/Photothek via Getty Images) イタリアを代表する映画音楽の巨匠、エンニオ・モリコーネが7月6日に亡くなった。イタリアの通信社『ANSA』が報じている。享年91歳。先週の落下事故で大腿骨を骨折し、その影響と合併症のためローマで亡くなったという。 50年以上にわたるキャリアで、500以上の長編映画テレビ音楽を手がけてきたモリコーネ。彼はローマで生まれ、サンタ・チェチーリア音楽院で作曲技法を学んだ後、作曲家としてテレビ・ラジオ等の音楽を担当。1950年代末〜60年代前半から映画音楽の作曲を始め、小学校の同級生だったセルジオ・レオーネ監督の『荒野の用心棒』(1964年)が世界的に大ヒットを記録。マカロニ・ウエスタンを代表する作曲家となる。 ●モリコーネとタランティーノの2ショット写真 その

    エンニオ・モリコーネが91歳で死去、イタリアを代表する映画音楽の巨匠 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
  • クイーン、フレディ・マーキュリーの知られざる10の真実 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    1985年7月13日、イギリス・ロンドンで行われたライヴ・エイドに出演したフレディ・マーキュリー(Photo by Peter Still/Redferns) ダイアナ妃をお忍びでゲイクラブに連れ出したエピソードやセックス・ピストルズとの対立、マイケル・ジャクソンとのコラボレーション、そして秘密にされた埋葬地まで、クイーンのシンガーであるフレディ・マーキュリーの知られざる一生を追う。 「Lover of life, singer of songs」クイーンで時間を共にしたブライアン・メイによるシンプルな追悼の言葉は、“フレディ・マーキュリー”として世界的に知られる複雑な人物を的確に表現している。「悔いのない人生を送った彼が、この言葉に集約されていると思う」とメイは、BBCのドキュメンタリー番組で語っている。「彼は寛大で優しく、時には短気な人間だった。それより忘れてはいけないのが、彼が一生を

    クイーン、フレディ・マーキュリーの知られざる10の真実 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)