米無線通信最大手AT&Tは22日未明から続いている携帯電話回線の障害について、4分の3で通信が復旧したと発表した。回線障害は一時、全米に広がり、数万人が発着信ができない状態だった。障害の原因はまだ特定されていない。 AT&Tの広報担当者ジム・グリアー氏は朝に出した声明で、サービス復旧を急いでおり、それまではWi-Fi(ワイファイ)通話を利用してほしいと述べていた。 TモバイルUSとベライゾン・コミュニケーションズはいずれも、無線通信は平常通りに稼働しているという。 サンフランシスコの消防当局はソーシャルメディアを通じて、AT&Tのユーザーに緊急事態の通報は固定回線もしくはAT&T以外の通信事業者の電話を使うよう促した。