IT技術者向け求人サイトであるDiceが発表したレポートによれば、米国の技術者の平均給与は、2021年に初めて10万ドル(約1100万円)を超えたという。この調査結果は、あらゆる業界でIT人材に対する「継続的かつ持続的」な需要があることを裏付けている。 Diceのレポート「2022 Tech Salary Report」では、2020年から2021年にかけて米国の技術者の平均給与が7%近く上昇し、10万4566ドルに達したことが明らかになった。Diceは、今回の給与額は、17年前に調査が始まって以来の最高額になったと述べている。 給与が最も多かったのはITを担当する企業役員で、平均給与は年間15万1983ドル(約1700万円)だった。Diceによれば、この金額は2020年よりも6%高くなっているという。 またシステムアーキテクトの給与は、5.1%増加して14万7901ドルとなった。この賃金