前編はこちら。 udzura.hatenablog.jp ここまででスキャナまでは実装し、大体動いたようです(型もちゃんとついたようです)ので、続きの実装をします。 閑話: エディタの型支援を受ける 当方はEmacsなので読者の参考にならないかもしれませんが...。 といっても以下を有効にしたぐらい。 rbs-mode lsp-mode 同梱になった lsp-steep どちらも @ybiquitous さんの力なので、神と崇める他ない。 さらに、RBS有効のプロジェクトだけlspをsteepが用意したものに変えるため、プロジェクトのルートに以下のような .dir-locals.el を用意する。この内容は とんさんのブログ記事 のものを参考にしている。 ((ruby-mode . ((lsp-enabled-clients . (steep-ls))))) これでlspとlsp-uiを有
皆さんは公開情報ですか?(挨拶) 初めに言いたいこと タイトルの通りのワークショップを始めます。最初は福岡市内でオンサイトで、エンジニアカフェ[PR]でやっていくので、まずはぜひ福岡近辺のソフトウェアに関わるエンジニアに届いてほしい。 engineercafe.connpass.com OSS Halfway とは? 以下、OSS Halfwayを始めるにあたって考えたことをつらつらと書いてみます。何かの参考になるかは分かりません。とにかく届いてほしい、来てくれ。 常々、ソフトウェアに関わっている限り、OSSはある意味日常だよなっち(北九州風)思っています。業務ドメインによりあまりOSSご近所感がない場合もあるでしょうが、まあ徐々に日常になっているでしょう。 少なくとも特別なことではないというか、ソフトウェアに関する仕事というのは要するに、ソフトウェアの課題を見つけ、解決し、使っていき、ま
インフラ・ストリーミングチームの @udzura です。(一ヶ月経ってしまいましたが)9月8日から9月10日まで、三重県でRubyKaigiがありました。 rubykaigi.org 久しぶりのオンサイト会場での開催ということで、大いに盛り上がり、感想ブログなどもたくさん書かれています。 今回は、Rubyをメインで使っていない会社であるミラティブのエンジニアの立場から、RubyKaigiのトークは勉強になるという話をします。 ミラティブの技術スタックとコミュニティについて ところで、以下に、ミラティブのEngineer's Handbookから、技術スタックについての紹介ページを引用します。 エンジニアハンドブックより引用 この通り、実はRubyはアプリケーション開発のメインは使っていないのです*1。 ですが、今回は、後述する通り私がRubyKaigiのCfPに通過したため、「社内外へ積極
hiboma.hatenadiary.jp またhibomaさんのブログの言及で恐縮なのだが、このブログを読んで、そういえば僕のキャリアの中で重要だった本って何かな〜というのを考えていた。 前提として僕は本を読むのが苦手で(やっと最近気づいた)、めっちゃ遅くしか読めないし、量を読めないのだが、それでもポイントポイントで読んでおいて良かったという本はある。というより、割と一冊の本から受ける影響が人より大きいような気がするし、「僕にめっちゃ影響を与えてくれそう」という勘が働かないと読まない。 なので - でもないけれど、ここにあげている本の話題はただの思い出話で、必ずしも人に薦める意図はない。 アジャイルな見積りと計画づくり book.mynavi.jp この本は某F社にいるときに、とにかく周りの仕事が進まない、優先順位がつかない、今でいうトイルで運用が忙殺される、みたいな不満の塊の只中にいる
本日RubyKaigiでお話ししてきました。BPFのObservability関連の機能を紹介しながら実際にサンプルをRubyで書いていくみたいな流れでした。以下に資料を。 docs.google.com 一番見せたかった「RubyのGC関係USDTを用いてレイテンシを可視化する」というツールのデモが...流せなかったので*1、心残りを洗い流すべく補足記事を書きます。 USDT? Rubyを特定のオプション --enable-dtrace でconfigureしてビルドすると、USDTと呼ばれる情報がRubyのバイナリに付与されます。この情報を使うとRubyの生きているプログラムに対して、さまざまな細かい情報を取得できるようになります。例えば以下のタイミングでイベントがフックされます。 オブジェクト一般、シンボル、文字列、配列、ハッシュの作成 C定義のメソッドの呼び出し、リターン GCの開
福岡タワーとudzuraさん 近藤宇智朗(@udzura)さんはGMOペパボのシニアプリンシパルエンジニアとして技術を磨き、Rubyコミュニティに参加してきた経験も生かしながら、自走できるソフトウェアエンジニアを育成する「大名エンジニアカレッジ」を福岡で立ち上げました。そこで思わぬ苦戦に直面したことで、あらためて「ユーザーファースト」の大切さを認識したと語ります。それは図らずも、高校生のころ父親からかけられた言葉につながる経験でした。 転職活動をきっかけとしたユーザーファーストへの気付き エンジニア育成を目指した「大名エンジニアカレッジ」とは どんなよい目標もユーザーが成長しなければ意味がない なぜ福岡は「エンジニアらしく暮らせる街」なのか? 父の言葉から立ち返った「ユーザーファースト」の大切さ 転職活動をきっかけとしたユーザーファーストへの気付き ── 近藤さんは長く技術のスペシャリスト
Forkwell が主催する技術イベント「Infra Study」。今回のテーマは「インフラの面白い技術とこれから」です。(開催日:2020年 7月29日)。本記事は登壇者の近藤さんの基調講演から mruby や C言語を使い、コンテナを自作している様子をお伝えします。最後には、登壇者の近藤さんとまつもとりーさんが視聴者からの質問に回答しているので、ぜひご覧ください。 この回ではインフラで一番面白い世界について考えていきます。 皆さん、子どもの頃、中身が気になって時計を分解するようなことがありましたか? 私はありませんでした。 にも関わらず今私が一番面白いと考えている世界はインフラの「中身」です。インフラエンジニアは、ともすれば与えられたOS、ミドルウェア、 マネージドサービスを上手に組み合わせることを求められますし、実際それらの要素を適材適所位配置できることは良いインフラエンジニア、アー
今月のゴールデンウィークの終了とともに、GMOペパボを退職する。 で、誰?…と言われると思うので簡単な自己紹介をすると、私 @udzura はインフラ周りを中心に色々とやっているWeb・インターネット系エンジニアで、社内SEやECサービスやオンラインゲーム開発など色々やってきた中、2013年に株式会社paperboy.co.jp(現GMOペパボ)に入社、同年福岡移住をしてきた。 また、RubyKaigiやCloudNative Daysでの登壇、RubyKaigi 2019 のローカルオーガナイザなどコミュニティ活動もそれなりにしてきている、という経歴だ。あとは検索すれば大体出てくるということで…。 RubyKaigi 2019 フィナーレにて。 ペパボのブログから画像引用ペパボには、8年半ほど在籍し、以下のようなサービスに携わった。 minne Sqale(R.I.P in 2017/0
データ基盤チームの方から来ました、 @udzura です。 私の所属するGMOペパボのデータ基盤チームは、「Bigfoot」と名付けられたデータ基盤の開発・運用を行いつつ、全社のデータ駆動化を推進していく組織です。 これは2021年の資料になりますが、 @tosh2230 によるデータ基盤チームの立ち上げについての資料もありますので併せてご覧ください。このテックブログでもいくつかデータ基盤に関する記事があります。 さて、このチームは、2021年から発足した新しい組織です。なおかつ、立ち上がりの始めから全てをオンラインで行ってきた、リモートネイティブなチームでもあります。 この記事では、そんなデータ基盤チームをどのように整えていったか振り返ろうと思います。その過程で、実践したチーム開発のプラクティスを紹介します。 〜2020年のデータチームについて 2021年からの取り組み 新規ジョインメン
ご挨拶@udzuraです。出身は愛知県の東三河(豊橋)、大学から10年ほど都内にいて、2013年から福岡市に移住しました。お仕事はGMOペパボというところでWebサービスや社内基盤の開発などをしています。 地方移住の現実を皆様お知りになりたいと思うので、2021年に福岡近辺で食べたものとお店を、インスタの写真を添えてお送りします。 うどん編福岡のうどんは、コシがないモノも有名ですが、普通に讃岐系、あと「豊前裏打会」という団体のコシが強いうどんのお店もたくさんあります。それなりに多様性がある気がします。 大濠公園の志成はわりと正統な讃岐系です。 そして福岡通の方なら「うどん三大チェーン」をご存知かもしれません。福岡県に満遍なくあるウエスト、博多近辺の牧のうどん、そして北九州が誇る資さんうどんです。私は奥さんが北九州出身なこともあり、強固な資さんうどん原理主義者ですのでご了承願います。 資さん
hiboma.hatenadiary.jp こちらのアンサー記事を書いてみますw なぜ CoW の話が出てきたのか なぜCoWを気にしたのかを話すとまず社内で動かしているAPIサーバがメモリ利用過多となってアラートがなったのが話のスタートでした。サービス自体はUnicornを使って動いています。 メモリ利用過多となったときに調べる手法は言語ごとに様々ですが私はRubyの経験がほぼなくプロファイラなども使ったことがありません。この状況でできることは/procを見るくらいしかなかったので/proc/$pid/smapsを見始めました。そこで始めたのがメモリ共有率の計算でした。 以下のツールを書いてUnicornの親子プロセスのメモリ共有率を確認するとなんと40~60%程度となっていて「え!?」ってなったのが始まりでした。プロセスの生存期間が長いのかと思ったのですが起動時間も出すと数分前に起動し
最初に注意: この文章は「はじめに」「総論」が長いです🙃 追記@2021/08/11 17:46想像よりはるかに反響をいただいたので、せっかくだからと要点をMarkdownにしてGitHubに置いてみました。何かにご利用ください。 はじめに・「仕事のコード」、つまり、業務などで作ったコードが、なるべく負債にならず、なるべく俗人化しないようにするために留意すると良さそうなことを自分の経験などから列挙したものです。 ・ちなみに、「対象読者」に書いてありますが、そもそものモチベーションが「非エンジニアがノーコード系のサービスで作ったシステムが最近増えつつあるような...」というところでした。こういうのどう取り扱うといいんですかねとなった時、まずは運用できる形にしてもらいたい、という狙いがあります。結果的に、ジュニアなエンジニアが良いシステムを残す上でも使える知識かなと思います。 ・個別の項目に
福岡県福岡市博多区下川端町10-5博多麹屋番ビル1F (⇒google mapで見る) Tel.092-272-0920 【営業時間】 ・平日 11:30~14:30(L.O 14:00) 17:00~23:00(L.O 22:00) ・土日祝 11:30~23:00(L.O 22:00) テイクアウト/UberEats対応しております。 水炊きコース ベーシックコース 天神:6,000円(税込6,600円・お一人様) 前菜2種 【 とり田たまご ・ 季節の前菜 】 ・ 博多名物ごまさば ・ 手羽中の旨煮・博多水炊き ・ 〆【 雑炊、または担々麺[+200円]、またはトリュフリゾット[+1,100円] 】 ・ 本日のデザート とり田を味わう満喫コース 博多:7,000円(税込7,700円・お一人様) 前菜5種盛り 【 とり田たまご ・ 自家製明太子 ・ とりわさ ・ 鶏炙り焼き ・ 季節の
@Pepabo Tech Conference #15 - ECプラットフォームSUZURIの開発の裏側 https://pepabo.connpass.com/event/215058/
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