はじめに こんにちは。 GMOアドマーケティングの石丸(@thomi40)です。 前回はRails 7で追加されたComparisonValidatorについて紹介しました。 この記事は GMOアドマーケティング Advent Calendar 2022 3日目の記事です。はじめにこんにちは。GMOアドマーケティングの石丸(@thomi40)です。前回の記事では Rails 7 から実装された query_log_tags について紹介しました。今回の記事では同じく Rails 7 から追加された ComparisonValidator について紹介します。※記事内の画像は筆者が作成したアプリケーションをキャプチャーしたものです。ComparisonValidatorとはComparisonValidator は任意のオブジェクトの比較を行うバリデーターです。数値の比較には Numeric
章立て はじめに Docker・Container型仮想化とは Docker一強時代終焉の兆し Container技術関連史 様々なContainer Runtime おわりに 1. はじめに Containerを使うならDocker、という常識が崩れつつある。軽量な仮想環境であるContainerは、開発からリリース後もすでに欠かせないツールであるため、エンジニアは避けて通れない。Container実行ツール(Container Runtime)として挙げられるのがほぼDocker一択であり、それで十分と思われていたのだが、Dockerの脆弱性や消費リソースなどの問題、Kubernetes(K8s)の登場による影響、containerdやcri-o等の他のContainer Runtimeの登場により状況が劇的に変化している。本記事では、これからContainerを利用したい人や再度情報
開発者のマシンで開発環境を構築する際にDocker及びDocker composeを使って開発することが一般的になりました。いままではターミナルからdocker composeコマンドを実行してテストや動作確認をしていましたが、VS CodeのDev Containers拡張を使いよりVS Codeで便利に開発する方法を提案します。 今回はRuby3.1のdebug.gemを使ったRailsプロジェクトで、VS Codeのデバッグ機能をDev Containersと一緒に使う方法を紹介します。 VSCodeでDockerを使ってRailsを開発しよう~Dev Containers編~開発者のマシンで開発環境を構築する際にDocker及びDocker composeを使って開発することが一般的になりました。ターミナルからdocker composeコマンドを実行してテストや動作確認するのがセ
Rails on Docker Author Name Brad Gessler @bradgessler @bradgessler Image by Annie Ruygt Rails 7.1 is getting an official Dockerfile, which should make it easier to deploy Rails applications to production environments that support Docker. Think of it as a pre-configured Linux box that will work for most Rails applications. That means you’ll start seeing a Dockerfile in the project directory of a lo
Docker Desktop for Mac Docker Desktop for Macでは、仮想マシン上のLinuxでDockerを動かしている。仮想マシンにはhyperkitやQEMUが使われていた。が4.14.0からVirtualization frameworkがデフォルトで使われる。 Set Virtualization framework as the default hypervisor for macOS >= 12.5. Virtualization frameworkはmacOS内蔵の仕組みで、macOS 11で導入されてから、徐々に機能が拡張されている。Virtualization frameworkは高レベルなAPIで、より低レベルなAPIとしてmacOS 10.10から搭載されているHypervisor frameworkがあり、おそらくVirtualizati
Rubyのインストール方法は色々あるので、思いつくものを列挙していきたいと思います。 インストール方法いろいろ どの環境でもソースからのインストールがありますが、それは省略します。 Windows Windows なら RubyInstaller とか各種パッケージマネージャを使うのでしょうか。Windows 環境を使っていないので詳しいことはわかりません。RailsInstaller というのはちょっとみてみた感じだと最近は更新されていないようです。 macOS OS にまだ /usr/bin/ruby が入っているかもしれませんが、将来(OSの他のプログラムからの依存がなくなったら?)削除される予定なので、普通は依存しない方が良いでしょう。 macOS や Linux 共通 rbenv と ruby-build : 普段はこれを使っています。Rubyコミッターでも使っている人が多いし、
はじめに Ruby 3.1で標準ライブラリになった debug.gemとVSCodeを組み合わせると、VSCodeのデバッグ機能をRubyでの開発に使えるようになります。 この記事では、最近私がよく活用するDevContainerを使ったRails開発において debug.gem を使うにはどのようにすればいよのか? 試したことをご紹介します。 debug.gem debug.gem については開発された笹田さんの記事をご覧下さい。 vscode-rdbg vscode-rdbgはVSCodeのデバッグ機能からdebug.gemを利用するためのエクステンションです。 ソースコードの左をクリックしてブレークポイントを設定でき、pryのようにコード中に仕込む必要がないのでとても便利です。 Dev Container Dev ContainerはVSCodeの機能の1つで、任意のDockerコン
どうも、ANDPADバックエンドの原田(tomtwinkle)です。 1週間ぶりくらいですね。 Rancher Desktop と Docker Desktop の差異 LocalでMySQL / LocalStack / MinIO 等のContainer立ち上げたりする程度なら特に差異はなさそうです。 今まで通り docker コマンドや docker-compose コマンドがそのまま使えます。 Rancher Desktop公式ではこんな感じに書いてますが、細かい所はもう少し使って見ないとわからないですね。 Rancher Desktop vs Docker Desktop 細かい話はリンクアンドモチベーションさんのテックブログを見てフムフムしていました。 link-and-motivation.hatenablog.com ご注意 Rancher Desktopを利用することでC
[7/10更新]末尾にDocker DesktopとRancher Desktopの比較を追加しました。 Ranchar社からRanchar Desktopが登場しました。 公式サイトはこちら なんとなく、Docker Desktopの代わりになりそうに見えます。 Ranchar Desktopのインストール 公式のインストール手順はこちら。 Widnows、macOS、Linuxに対応しています。 特にWindowsについては Rancher Desktop requires Windows Subsystem for Linux on Windows; this will automatically be installed as part of the Rancher Desktop setup. Manually downloading a distribution is not
こんにちは、devcontainer職人です🧑🍳 今回紹介するのはDocker Composeを既に利用している開発環境にかんたんにdevcontainerを構築する方法を紹介します。 VSCodeのdevcontainerはとても良くできた開発環境構築方法なのですが、ちょっと難しそうと思われていたり、VSCode以外のエディタを使う人の開発体験が悪くなるのでは、などの懸念がありまだあまり使われていないような印象があります。今回はそんなdevcontainerを3分で作れるtipsを紹介します。 準備するもの Docker Composeで構築した開発環境 VS Code Docker Desktop for Windows/Mac Remote - Containers extension Docker Composeで構築した開発環境のサンプル 今回用意するのはサンプルとしてRu
YARDのアノテーションを元にそこそこ便利な説明や補完機能を提供してくれるSolargraphを、Gemfileに含めずこっそり使いてえ……しかもDocker環境で……という人向けの情報。 一番の問題として、gem install solargraph でsolargraph gemを入れたい訳だけど、揮発しないように工夫が必要になる。 一般的なRuby向けのDockerfileの構成だと、bundle install で入れるGemだけをdata volumeで永続化していることが多い。よく見るパターンは、vendor/bundle または /usr/local/bundle にdata volumeをmountするようdocker-compose.ymlで設定し、加えてこのパスを BUNDLE_PATH に設定するパターン。これに加えて例えば GEM_HOME も同じパスに設定しておく
こんにちは、@r_takaishi です。近所にスパイスカレーのお店ができてハッピーです。今回は、Reproのサーバーサイド開発環境におけるM1 Mac対応を改めて行ったので、やったことを紹介します。 なお、これまでの経緯は以下の通りです。 前回 Repro のサーバーサイド開発環境を M1 Mac に対応させるまでの道のり(撤退編) - Repro Tech Blog 前々回 Repro のサーバーサイド開発環境を M1 Mac に対応させるまでの道のり - Repro Tech Blog いつのまにかConfluent PlatformがM1 Mac上のDockerで動くようになっていた Repro のサーバーサイド開発環境を M1 Mac に対応させるまでの道のり(撤退編) - Repro Tech Blog ではConfluent Platformのコンテナイメージがx86_64の
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