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ブックマーク / j.ktamura.com (21)

  • 折衷的スタートアップの時代? | quipped

    これから数年のインターネットサービスは、折衷的になるんじゃないかとみている。 折衷的とは、つまり両端を避け、真ん中あたりの程よい妥協解をみつけることだ。「折衷」とか「妥協」とか、もう言葉のニュアンスからして、「イノベーション」の明るいトーンに馴染みそうにないが、市場をみていると、そうなる気がしてならない。 例えば、SubstackやGhostに代表されるニュースレター系のサービス。これらは、「誰でも閲覧できてしまうことで、炎上リスクが上がる」というブログの世界と、「怖いのはスクショだけ、ほぼ忖度なしに話せる」完全に閉じたグループチャットの世界の間に位置しており、その課金モデルも、たくさんのページビューを前提とした広告収入でもなければ、ごく少数の人間に自分の専門性を売るわけでもなく、数百から数千のファンから直接お金をもらうサブスクという、これまた中間的なアプローチだ。 より時事的なネタだと、

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    june29
    june29 2021/05/06
  • 話を最後まで聴けるためのメモの取り方 | quipped

    僕は人の話を聴くのが苦手だ。 相手の言いたいことが概ねわかると、つい質問したくなってしまう。結果的に、話を脱線させてしまったり、当に聞き出すべきことが聞けなかったりする。相手の話を聞き流すよりはマシなのかもしれないが、良い聞き手とは言えない。 社会人になった頃は、まだ良かった。僕に全く社会的地位とか、職場においての影響力といったものが無かったからだ。「いいから最後まで話を聞け」と、先輩や上司によく諭されたものだ。先輩方には迷惑をかけたが、それでも影響範囲は、基的に自分だけだった。 だんだんと歳を重ねるうちに、相手の話を聴くことそのものが、仕事になった。これは、お客さんの話もそうだし、部下や同僚の相談や愚痴も少なくない。ありがたく頂戴している給料のほとんどが、人の話に耳を傾け、助言をすることの対価といっても過言ではない。 そんな経緯もあり、いよいよ「話を最後まで聴けない」悪癖を直す必要が

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    june29
    june29 2020/09/07
    おもしろかった。
  • “The Booksellers”を観て−ダラダラ物色が消える日 | quipped

    The Booksellersというドキュメンタリーを観た。題名通り屋の話で、特に古書の売買に関わる人々をオムニバス形式で追う。ニューヨークの古書通りの最後の生き残りであるThe Strandの後継娘の話や、Argosyの三姉妹の話など、自分の生活圏にある屋がたくさん出てきた。 映画でも出てくるコメントだが、世の中には「屋が好きな人」というのが一定数いる。もちろんも好きなのだろうが、それよりも屋が好き。筆者もその一人で、何も欲しいがなくても、1〜2時間でも持て余すと、フラッと屋に行く。新しいに出会う時もあるし、気になる作家を予めメモしておいて、立ち読みに行く時もあれば、買う時もある。目的はその時によってまちまちで、むしろ「一定時間屋に滞在する」ことの方が目的化している。 ドキュメンタリーを観ながら、「街角の屋はこれからどんどん潰れるなあ」としみじみ思った。紙のの需要が

    “The Booksellers”を観て−ダラダラ物色が消える日 | quipped
    june29
    june29 2020/07/12
    アフターコロナと本屋さんの話。
  • 大きさと、散らばり具合と | quipped

    この数ヶ月間、いろいろなものの大きさと散らばり具合について考えている。 たとえば政府。 大きな政府vs小さな政府というのは、ここ数十年の政治を語る上で、避けては通れない二項対立だろう。僕が住むアメリカだと、基的に右派が小さな政府を望み、左派が大きな政府を望むという構造の中で随分長いことやってきた。しかしこの構造も、COVID19へのトランプ政権並びにそれに対する国民を反応を見ていると、変わりつつある。 トランプは小さな中央政府の支持者だとされている。が、その中でも、彼らは自分の政府、つまり中央政府の力を誇示することに重きを置いてきており、それは今回のCOVID19での対応でも明らかになった。州知事がコロナ禍で慌てふためく中、率先して助けることもしなかった。これだけならば伝統的な小さな政府のアプローチであるが、彼が今までの右派と大きく違うのは、「助けて欲しければ、州知事たちは自分のところに

  • コロナの中心地に敢えて残る | quipped

    去年の8月、仕事の関係でニューヨークに戻ってきた。16年ぶりのことだ。サンフランシスコにも増して多様な顔ぶれ。憩いの森セントラルパーク。ふらっと聞きに行けるジャズ。ハドソン川の向こうに臨むJersey Cityのスカイライン。大人になってから住むニューヨークは、実に楽しい。 だが、久しぶりのニューヨーク生活は、COVID19でガラッと変わってしまった。当にあっという間である。出張で行くはずだったミラノ行きをキャンセルして、ジュネーブから慌てて戻ってきたのが3月4日。そこから6週間、まさか12万人以上が罹患し、8000人1以上の死者が出るとは。 死者が増えるに連れて、このまちを去っていった人たちも少なくない。マンハッタンの西、大西洋を臨む別荘地Hamptonsでは、普段は4000ドルで借りられる家が18000ドルに値上がりしているらしい。暇でツイートが増えたCEO達も、場所がSoutham

  • noteがFacebookやTwitterにならないためには、と考えてみた

    結論から言うと、ピースオブケイク改めnoteは、アグリゲータとしてのポテンシャルが高すぎて、プラットフォームになれないかもしれない。でもプラットフォームになりたそうで、その為には方向性の調整が必要だと思う。 結論を言うだけならツイートに収まるので、僕なりの分析を、以下書き留めてみる。 目次 プラットフォーム is 何 そろそろnoteの話を 「を」vs「で」 もうひとつの違和感ーコロナに関する但し書き Facebookという教訓 Twitterという警鐘 プラットフォームでいるには さいごに プラットフォーム is 何 そもそも「プラットフォーム」とは何だろうか。「民主主義」とかもそうだが、それが意味するところの輪郭がぼやけているのに、何となく「良いこと」になってしまいがちな言葉だ。なので一先ず定義するところから始めたい。さいわい最近だとBen Thompsonという兄ちゃんがいて、彼のブ

    noteがFacebookやTwitterにならないためには、と考えてみた
    june29
    june29 2020/05/05
    おもしろかった。これでいうと YouTube もアグリゲータなのかなあ。動画投稿者を「YouTuber」とラベリングするあたり、かなり我が強いアグリゲータという印象がある。
  • 働くな、嫌われろ、そして誰かを愛せ | quipped

    (訳注:「これは水です」以来の翻訳です。COVID-19で世の中が様変わりした今だからこそ、人間の普遍的なところを説いたこのスピーチを訳してみようと思った次第です。原文はこちらで、YouTubeにビデオも上がっています。) ウィーキムウィー通信情報学部の教官ならびに職員の皆様、日は卒業式スピーチに呼んでくださり誠にありがとうございます。これから10分ほど、矛盾を指摘されることも、名誉毀損で訴えられることも、復讐されることもなくお話ができることは、シンガポール人として1、そして夫として、身に余る光栄であり特典であります。 私のは素晴らしい人です。唯一欠点を挙げるとすれば、それは彼女が編集者であるということでしょうか。 彼女の生業は人の間違いを正すこと。四半世紀に渡り、夫婦の会話という舞台を中心に、その技を磨いてきました。 一方私は訴訟弁護士です。いかに相手が間違っているかを渾々と説き、そ

    june29
    june29 2020/05/05
  • AをするためにBをする、ということ | quipped

    先月、アマゾンの創業者ジェフ・ベゾスについて書いたNew Yorker誌の記事を読んだ。創業まもなくの頃のベゾスに関するエピソードが面白かったので、引用する。 In 1995, in Chicago, Bezos manned an Amazon booth at the annual conclave of the publishing industry, which is now called BookExpo America. Roger Doeren, from a Kansas City store called Rainy Day Books, was stopped short by Amazon’s sign: “Earth’s Biggest Bookstore.” Approaching Bezos, he asked, “Where is Earth’s bigges

    june29
    june29 2014/03/24
    いい話
  • スタートアップの現実:Dropbox版 | quipped

    Dropboxの最初のインターンかつ古株の一人、Albert Niのイリノイ大学での講演。 世の中スタートアップのことを書いたやブログは仰山あるが、たったの200数回(3/12/2014時点)しか閲覧されていないこの講演ほど、歯に衣着せぬ表現でスタートアップ業界を語った講演も珍しい。 英語だし、Niさん早口なので、個人的に大事だと思ったところにリンクを貼っておく(リンクを踏むとYouTubeで、指定の部分から再生される筈)。どれだけYouTubeさんにトラフィックを貢献するつもりだ、おれ。 スタートアップだからといって必ずしもインパクトのある仕事ができるわけではないし、日々の仕事が楽しいわけでもない スタートアップで働くのは、「チョウキモチイイ」から スタートアップの超立方体理論 スタートアップ:どうせ失敗するし、絶対金持ちにもなれない スタートアップ=スキルx運 スタートアップ業界には

    june29
    june29 2014/03/13
    「世の中スタートアップのことを書いた本やブログは仰山あるが、たったの200数回(3/12/2014時点)しか閲覧されていないこの講演ほど、歯に衣着せぬ表現でスタートアップ業界を語った講演も珍しい」
  • コミュ障なのはIT戦士じゃなくてテレビのディレクター | quipped

    仕事で来ている。先日、シャワーを浴びてホテルの自室でぼんやりテレビを見ていたところ、とある番組で、徳島県の神山 町の話を特集していた。IT関係の方々はご存知かもしれないが、四国のリアル田舎にある神山町は、ハイスピードインターネットが町中に敷かれており、ネット回線さえあれば基的にどこからでも業務ができるIT関係者・特にソフトウェアエンジニアたちが、仕事の合宿に来たり、そのまま移り住んでいる。リアル田舎IT企業という一見奇抜なコンビの背景には、過疎化で悩む神山町の町をあげて若者を誘致しようという努力があり、先のネット整備は、その中核となる施策のひとつだ。 もうこの時点で、いかにもテレビが好きそうな話である。ぼく自身もエンジニアではないが、IT企業で働いているので、どういう切り口で取材がすすむのか、興味深く見ていた。 まあ結論からいうと、がっかりである。 番組は、「とある名刺デジタル化

    june29
    june29 2013/08/20
    ステレオタイプのお話
  • SaaS:スラムダンク・アズ・ア・スタートアップ | quipped

    以前書いた記事で、Perfumeはスタートアップのお手というものがある。当時ぼくは、今働いているスタートアップに入社したばかりで、ほとんど何も実体験がないまま、又聞き半分、妄想半分をベースに書いたのだが、これがなかなかバズってしまった。物書きの端くれとして、自分の書いたものがバズったことは嬉しかったが、実体験に裏付けされてないものが共感を呼んでしまい、少し困惑したのを覚えている。 それから一年と少しが経ち、そのスタートアップの創業メンバーの一員として、それ相応の実体験を積ませてもらっている。その体験を元に振り返ると、想像に任せて書いたPerfumeの話は、けっこう的を射ているのだが、やはり実体験を経てこそわかることもあるので、今回第二弾を書くことにした。そういう意味では、今回の話の方が、ずっと地に足がついている。 題してスラムダンク・アズ・ア・スタートアップ("Slam Dunk as

  • 母の日に振り返る、ピアノの話 | quipped

    母の日である。 毎年覚えているほどの孝行息子ではないが、ブログのネタに困ったら母親の話題を書くほどにはマザコンなので、母の日にちなんだ話でも書こうと思う。 なにがなんでも母親がぼくに覚えてもらいたかったことが3つあった。英語・スキー・ピアノである。英語は14歳の時にアメリカに強制連行されたことで覚え(どう英語を学んだかについてはココに書いた)、スキーは毎冬連れていってもらったおかげで、自然と上達した。今でこそ年に一度くらいしか滑らないが、純白の山麓を見下ろしながら急斜面を駆け下りる時の快感は、いつやっても最高である。 そしてピアノに関してなのだが、これは自発的にはじめたものだ。幼稚園の年長の時の年度末の行事で、有志による音楽発表会みたいなものがあった。先生の「ピアノを弾きたい子はいるかな」という問いかけに、数人のクラスメートが手を挙げたのを見て、ぼくも参加することにした。 当時から日人ら

    june29
    june29 2013/05/13
    ほっこり。
  • Gunosy炎上に関して、方々に苦言を呈すの図 | quipped

    最近仕事が忙しくてウェブを放っておいたら、Gunosyが炎上していた。どうやら火元は、自称「ベンチャービジネスのインサイダー」1の人が書いたこのブログ記事らしい。 断っておくと、ぼくはGunosyのユーザーではないし、それこそ自分のブログの記事がはてブやツイッターで流行ると、Gunosyで流れているらしいという程度の関わりしかない。2ただ一連の話を一通り読んでみて思うことがいくつかあったので、まとめておこうと思う。 GunosyはもっときちんとPRをやりましょう まずはGunosyだが、炎上に対する説明として書かれた「ここ最近のGunosy関連の批判についての所感」を読むと、彼らがPRに関してずぶの素人であることがわかる。これが実に惜しい。なぜなら書いてある内容—たとえば「Gunosyが配信するコンテンツが、はてブで流行った記事が大半を占めている→Gunosyははてブの再編集にすぎない」と

  • 20歳のときに知っておきたかったこと - quipped

    就活なるもののシーズンだと聞いた。 そもそも僕はアメリカの大学を出て、アメリカで就職しているので、日の就活に関して具体的なアドバイスは当然できない。もっと言ってしまえば、大学を出た時は一社しか受からなかったし(正確には一社受かった後、仕事を探すのをやめてしまった)、その後の転職も、一社誘いが来たら基的にそこで転職活動終了だったので、「どうやったらたくさん内定が取れるか」「面接で好印象を与えるコツは」みたいな助言は到底できそうにない。むしろご教授願いたい立場である。 だが一応曲がりなりにも数年社会人をやってきたものとして、リクルートスーツに身を包み、どうせ読まれもしないエントリーシートを書きまくり、会社説明会からOB訪問へ奔走するシューカツ生に、いくつか伝えたいこともある。このブログの他のエントリと一緒で、基的にムチャクチャでマユツバなので、気軽に読み流してくれればいいと思う。 それな

  • 走れfluentd | quipped

    fluentdというソフトウェアがある。読者の多くは聞いたこともないソフトウェアだろう。そりゃそうだ。AndroidとかiOSとかWindowsのように、消費者の目に毎日さらされるものとは違い、日夜静かにデータセンターで動いているソフトウェアだ。 このfluentdは、もともと古橋貞之くんが、自分がはじめた会社のサービスの一部で必要となり書いたものだが、この1年半ほどで瞬く間に広まり、今では日中のウェブサービスで導入されている。どのくらい広まっているのかと言うと、もし読者が今日 はてブをチェックしたり クックパッドレシピを探したり NAVERまとめを見てゲラゲラ笑ったり GREEのサービスで遊んだり ライブドアニュースで蒼井優の動向を探ったり1 したなら、どこかでfluentdの恩恵を受けているということになる。 ちなみにこの古橋くん、ゆとり世代のダメダメなピチピチな25歳の若者で、ど

  • 一杯のつけ麺 | quipped

    この話はフィクションであり、そして完全な内輪ネタである。一部の人にしかウケないだろうが、そもそもこのブログは大勢の理解を得られるものでもないだろう。わかる人はわかるだろうし、わからない人はわからないだろう。いずれにせよ、電車を待つ時間を無為に非生産的に過ごすための手助けになれば嬉しい。 ††† リピと呼んでくれ。某会社で一般的なイケメンプログラマーをやっていた男だ。 そして今日はデートだ。 ひょっとしたら俺が勝手にデートだと思い込んでいるだけかもしれない。「男友達との軽い夕」かもしれない。あるいは「この男、その気にさせておけば、程よく勘違いして前のめりになり後々役に立つかもしれないから、期待だけでも目一杯膨らませてやる」事なのかもしれない。まあネーミングなんてなんでもいい。文章にする上では、「デート」と書いてしまえば3文字ですむ。 そう、だから今日はデートだ。相手の名前はT島D子さんと

    june29
    june29 2012/10/30
    松江やばい
  • なかば人類学的にFacebookを振り返る | quipped

    元Facebook社員であるKatherine (Kate) Losseが書いた回顧録"The Boy Kings"を読んだ1。 Johns Hopkins大学の博士課程で英文学を学んでいたLosseは、Californiaの日差しに惹かれ、博士課程を去り、San Franciscoでのコピーライターの仕事を経て、2005年、顧客サポートとしてFacebookに入社する。その後、プラットフォームとローカリゼーションのプロマネを歴任し、最終的にはその文章力を買われ、Mark Zuckerbergのゴーストライターとなる。2010年、5年間勤めたFacebookを辞め、満を持して書き下ろしたのが、"The Boy Kings"だ。 "The Boy Kings"—「ガキ大将たち」とでも訳すのだろうか—というタイトルは、Facebook創立時の、青臭く幼稚で、時として(特に女性社員に対し)配慮の

    june29
    june29 2012/07/25
    元 Facebook 社員の Katherine (Kate) Losse が書いた回顧録「The Boy Kings」の紹介エントリ。
  • Perfumeはスタートアップのお手本 - quipped

    先日、大学時代の友人Perfumeの話になった。日のテクノダンスユニット(なのだろうか)のPerfumeだ。 ノースキャロライナ生まれミネソタ育ちの生粋のアメリカ人である友人に、Perfumeの存在を教えたのは、3ヶ月くらい前だったと思う。ちょうどPerfumeの新しいウェブサイトが出たかなんかで、ウェブエンジニアである彼に、「このサイト斬新じゃない?」という感じで紹介したのだ。ウェブサイトそのものに対しては「へー」とそっけないものだったが、Perfume音楽には興味を持ったらしく、今となっては僕よりも詳しい。 そいつと先日、「Perfumeはスタートアップのお手である」という話になった。久しぶりに何から何まで合点がいったので、文章におこしておこうと思った。あらかじめ断っておくが、ぼくは自分で起業したこともないし、まさかPerfumeのメンバーと友達というわけでもない。あくまで見聞

  • Instagramの創業者たちに学ぶこと - quipped

    インターネット業界での今週一番の話題は、間違いなくFacebookによるInstagramの買収だろう。買収額は株式と現金で10億ドル(800億円)と言われ、Facebookの企業買収としては、最高規模だ。収益ゼロにも関わらず、うなぎ登りのユーザー数で話題を席巻し、あっという間に巨額で買収されるにいたったInstagramのシンデレラストーリーは、6年前に似たような経緯でGoogleに買収されたYouTubeを彷彿させる。 シリコンバレーは内向きで偏った場所なので、連日この買収劇の話題だ。誰が会社の何パーセントを持っていたんだ。5000万ドルの資金調達の直後に買収されるということは、誰かが裏で糸を引いていたんじゃないか。Facebookに買われてしまったInstagramの将来はどうなんだ。個人的には、勇気を持っていいアプリを作り、それがうまいタイミングで評価されたって話でいいじゃんという

  • これは水です。 | quipped

    (訳注:2008年に急逝したアメリカの作家David Foster Wallaceが2005年にKenyon大学でした卒業スピーチです。個人的には同年のStanfordでのSteve Jobsの卒業スピーチより、遥かに奥深く、かつタメになると思うのですが、あまり知られていないようですし、訳されていないので、自分でやることにしました。以下が拙訳です。) もし発汗1したい人がいるなら、どうぞお好きなようにしてくださいな。多分ぼくもします。てかする...こんにちはーおめでとーKenyon大学2005年度の卒業生のみなさん。2匹の若いサカナが泳いでおり、逆方向に泳ぐ年上のサカナに会いました。すれ違い様、年上のサカナはこう言いました。「おはよう少年たち。今日の水はどうかね。」2匹のサカナは特に気にもとめず、しばらく泳いでから、顔を見合わせて言いました。「てか水って何?」 今の話は、米国の卒業スピーチ

    これは水です。 | quipped