どうも、木村(@kimu3_slime)です。 今回は、CG・画像処理には、行列による変換、線形代数学が応用されている話をしたいと思います。Pythonによるプログラム例つきなので、感覚的に理解しやすいと思います。 画像=点の集まり今回題材にするのは、次の画像です。 この画像は、コンピュータ上でどういう情報として保存されているのでしょうか? これはピクセルと呼ばれる細かい粒から構成されています。拡大された画像を見てみましょう。 このように、平面が縦横の細かいメッシュによって区切られています。ピクセルのひとつひとつには、色情報が割り当てられています。例えば、青・緑・赤=\((200, 245, 95)\)といったように、3つの数字の組、すなわち3次元ベクトルとして表されます。\((255, 0, 0)\)なら真っ青、\((0, 0, 0)\)は黒、\((255, 255, 255)\)は白で