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ブックマーク / srad.jp/~akiraani (7)

  • シンポジウム「違法ダウンロード刑事罰化を考える」の感想 | akiraaniの日記 | スラド

    こちらのお話。ニコ生の中継を見てました。 後半、つながりが悪くなりまともに聞けたのが前半部分と、最後のまとめだけでしたが、実に興味深かったです。 以下、個人的な雑感です。内容が詳しく知りたい人はぐぐってtoggeterなりまとめなりを探してみてください。 特に個人的に注目したいのはやはり白田先生のお話。 白田先生によれば、今回の刑事罰化推進自体はもう10年以上かけて権利者側が推進してきていることで、最終目標はさらに先にある、ということでした。概略は以下のような感じ。 Step1.刑事罰を付けずにデジタルデータのコピーを違法化する Step2.違法化しても効果がないことを理由に刑事罰を付ける←今ココ Step3.刑事罰にしても取り締まりが行えないことを理由にすべてのデータ流通の監視権限を獲得する Step4.監視権限を持った上ですべてのデバイスに対して課金する Googleもびっくりのビッグ

  • 日本の著作権はなぜこんなに厳しいのか、を読んで | akiraaniの日記 | スラド

    先日の日記で違法ダウンロード刑事罰化シンポジウムの話をしましたが、そのシンポジウムでも白田先生他が大絶賛していた書籍「日の著作権はなぜこんなに厳しいのか(著者:山田奨治 販売元:人文書院)」を先日読みました。 いやなるほど、これは興味深い。方々で良書として推薦されているわけだ。 著作者が自分の著作について著作権侵害を訴えられるというあほな事例(キャンディ・キャンディ、宇宙戦艦ヤマト、ひこにゃん)の紹介、私的録音録画小委員会の議事録からだれがどのようなことを言って、どのように委員会が進んでいったのかを読み解くという法学的な解説では絶対に出てこなくて、かつ現状を知るために大変ためになる話がいっぱいのっています。 著作権法についても、刑事罰量刑の厳しさや、それに至った時系列の整理が行われています。権利拡大に至る権利者団体のいつもの言いわけについても言及されていて、著作権法以外の法律と比較されて

  • クラウド音楽サービスの可能性 | akiraaniの日記 | スラド

    Amazon,Google,Appleと相次いでクラウド音楽サービスが発表されていますが、どうもすらどでは否定的な意見が多いようですね。 個人的にはそれらの意見にいろいろ同意できる部分もあるのだけど、改めてクラウド音楽サービスで何が変わるのかを自己満足的に考察してきたいと思います。 一般的にクラウドサービスの一番の恩恵はというと、管理コストの低減です。 複数のハードウェアにまたがっているデータリソースを一箇所に集め、ネットワーク越しに利用することで同期やメンテナンスが必要なHWの数を減らすことができる。このコスト低減が可用性やら保守性にもつながるわけです。 個人ユースの音楽データの場合、管理コストの低減とは単にオンラインデータストレージを利用する程度の内容になりますので、あまり意味がないというのも大いに頷ける話です。 例えば60分収録された音楽CDアルバム50枚を所有しているユーザーがいた

    kenjiro_n
    kenjiro_n 2011/05/24
    どちらかというとオンラインストレージ全般へと移行すべきとの意見。
  • 池田信夫氏の原発論 | akiraaniの日記 | スラド

    なんとなく面白そうなので、池田信夫ブログでの原発関連エントリのまとめのようなものを日記に。 反対派とよくブログでケンカしているので推進派と思われているようですが、これまでのブログに書かれた内容を見る限り、池田信夫氏は原発反対派でも賛成派でもないです。 強いて言うなら、原発政治体制の反対派であり、同時に原発技術への肯定派だというのが個人の印象。 福島第一に関する事故の見解については、直接の原因は冷却用電源の全損。これを防ぐ方法はあったし、現に対策が行われている新しい炉では地震で被害を受けているが安全に冷温停止に至った。技術的な対応が正しく行われていれば災害時でも致命的な事態は引き起こさないことが証明されており、廃炉ではなく新しい安全な炉への建て替えが来あるべき対応。このあたりが原子力発電所というシステムに対する池田氏の見解のようです。 ゲイツ氏の話も何度か話題に出てますが、おおむね肯定的な

    kenjiro_n
    kenjiro_n 2011/05/18
    本人ではないが冷静な観察。
  • iTunes Storeの無断配信問題で露呈するエルマークの弱点 | akiraaniの日記 | スラド

    オフトピなので表のストーリーではなく日記に。 エルマークのときに、こんなコメントを書いた覚えがあるが、今回の事件はまさにその懸念がおきうることを証明していると思う。。 この事件でエルマークの絡みが大変ややこしいことになった。今回はたまたま別の事情からエルマークをつけていないiTunesStoreでおきているのでエルマーク自体は特に問題にはなっていないが、これは別にiTunesStoreだけでおきうる問題ではない。レコード会社から認可を受けた公式なものと、インディーズやポッドキャストなどレコード会社のチェックをまったく通らないルートの両方を扱っていた場合に起きる問題であり、運営で手を抜いていればiTunesStore以外でも同様の問題は十分に発生しうる。 レコード会社の公式配信が行われていようとも、世界最大手のiTunesStoreでも、違法配信はありうるという事実が発覚してしまった。エルマ

  • 本日のねためも - akiraani の日記

    池田信夫の「サイバーリバタリアン」 ― 第99回 日は電子ブック戦争になぜ敗れたのか(ASCII.jp) コンテンツがそろわないことと、規格乱立が問題なのはその通りだけど、悪者は別に既存出版業界というわけではないと思う。印刷品質がやたらめったら高く携帯向けコンテンツ市場が先行しすぎてるせいで低価格路線に踏み切りにくく、再販制度による流通システムが便利すぎて電子書籍の利点の多くが打ち消されるからという機能面での不足も大きいはずだ。音楽業界のようなテレビメディアとのしがらみがあるわけでもないし、儲かるようなら出版社だって喜んで電子版を提供するはずで、現状電子書籍商売に手を出しても儲かる見込みがないんだろう。まあ、今のシステムがジリ貧なのは確かなのでどこかで転換を迫られるとは思うけど、欧米とは分水嶺のある場所がまったく違う。日はまだそこまでたどり着いてないだけじゃなかろうか。 むしろ、電子ブ

  • 著作権の抱える問題と今後の課題 | akiraaniの日記 | スラド

    著作権に関するもろもろの問題は、おそらくどこの国もインターネットの普及に応じて変化を強いられているのではないかと思う。問題は大きく分けて二つある。 ひとつは、グローバリズムの問題。 例えば、GoogleBooksの訴訟の和解が米国以外の国にまで波及しそうになった問題などがある。GoogleBooksの件は結局日を含め大多数の諸外国は和解対象外ということになってしまったが、質的な問題の解決にはなっていない。 Kindleの書籍削除問題も、問題になった根原因はある国ではパブリックドメインである書籍が、別の国では著作権が有効であることから起きたトラブルだ。 ベルヌ条約のような大枠の国際ルールがあるとはいえ、結局最終的な著作権の運用は各国の法律によって左右される。国々での扱いの差からくるトラブルは、今後ネットワーク上で公開される著作物が増えるに従いどんどん増えてくるだろう。 文化的土壌がそも

    kenjiro_n
    kenjiro_n 2009/11/24
    試論への足がかり。
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