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ブックマーク / takoratta.hatenablog.com (2)

  • プロダクトと宗教の危険な関係 - Nothing ventured, nothing gained.

    プロダクトは宗教である。 Emacsとvim、各種プログラミング言語などの例でもわかるように、プロダクトは宗教だ。各宗教や宗派に属するものが自らの信じるものを他者に広める。 昔話 筆者が20代を過ごしたDEC (Digital Equipment Corporation) という会社はVMSという自社OSが主力プロダクトだった。VAXというプロセッサーと合わせて、あらゆる規模のシステムにも同一アーキテクチャで展開できるその柔軟性や分散処理に優れている点などが支持され、一時はIBMに次ぐ世界2位のシェアを誇った。 しかし、やがてオープンスタンダードによるマルチベンダープロダクト間のインターオペラビリティが求められるようになる。標準化団体による標準化が進むも、実績にまさるUNIXとTCP/IPがデファクトとして普及する。 そのように時代が動き始めたとき、社内で起きていた議論が次のようなものだ。

    プロダクトと宗教の危険な関係 - Nothing ventured, nothing gained.
  • DEC Alphaの夢と現実と日本経済 - Nothing ventured, nothing gained.

    かつてDEC(Digital Equipment Corporation)という会社があった*1。 DECは1990年代前半まで世界第2位のコンピューターメーカーとして、ミニコンという小型コンピューターを武器にIBMを脅かそうとしていたが、さらに小型のワークステーションやパーソナルコンピューターに業務を任すダウンサイジングの波に乗りきれず、部門の切り売りをした挙句に、別の会社に買収された。 経営が傾き始めた1990年代後半、起死回生の一発とばかりに開発されたのが、Alphaプロセッサーだ。21世紀のコンピューティングを支える高速64ビットプロセッサーとして*2期待されたが、残念ながら、その後もDECの経営は改善しなかった。 当時のDECの技術者たちは、このAlphaに期待した。経営は悪化していたが、自分たちの技術に誇りを持っていた技術者たちは、もしかしたらこれで当にDECは復活するかもし

    DEC Alphaの夢と現実と日本経済 - Nothing ventured, nothing gained.
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