JR九州は12日、来年4月に消費税率が8%に引き上げられるのに伴う運賃改定を国土交通省に申請した。普通運賃は初乗り160円のみ据え置き、200円以上の区間、定期(券)運賃、新幹線料金などは10円単位で値上げする。 運賃改定では、鉄道収入全体に対し増税分にあたる約3%を上乗せする。160円区間は据え置きで、現行200~450円区間は10円、540~820円区間は20円値上げされる。 定期券は、160円区間も含めて値上げする。特急料金、新幹線運賃なども増税分を転嫁する。「2枚きっぷ」などの割引切符についても値上げする方針で、今後届け出を行う。