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bookとethicsに関するkenjiro_nのブックマーク (7)

  • 『不寛容論』に学ぶ、「不愉快な隣人」への振る舞い方

    自分と「異質」と感じたもの、「不愉快な隣人」に対して、人はどのように振る舞うべきか。 古くて新しいこの問いに『不寛容論 アメリカが生んだ「共存」の哲学』(森あんり著、新潮選書)というが示された。森先生は国際基督教大学(ICU)の人文科学科教授を務め、当日経ビジネス電子版の長寿人気連載の著者、小田嶋隆氏の高校時代の級友でもある。 よくある俗説として「一神教の教徒がどうしても不寛容なのに対して、日人は多神教(無宗教?)だから異文化に寛容」というものがある。だが、書で引用された調査によれば、日人は「他宗教の信者を信頼する」「他宗教の信者も道徳的と考える」人の比率が中国と並んで低く、「移民・外国人労働者と隣人になりたくない」率が高いという。 「つまりこの両国(※注:日中国)では、何の宗教であるかを問わず、そもそも宗教というものに対する寛容度が低いのである。(中略)外来宗教との接触が

    『不寛容論』に学ぶ、「不愉快な隣人」への振る舞い方
  • 『大人の道徳』を読んで。: 生きた経済ブログ

  • 「オメラスから歩み去る人々」

    1 カープの優勝パレードをみてきました!! なんと31万人ものひとが平和大通りに集まったそうです。 ほんまにどこに今まで皆さんいたの!?(笑) 目を白黒させてしまう混雑でしたが,街全体の一体感が感じられる時間でもありました。 来年も頑張れー!! さて,久しぶりにブログを更新することとしますか!! 日の話題です。 2 偶には・・・ 日頃,法律の話題しか書いていませんから,今日は少し別の話題を書きますね♪。 とはいえ,肩の凝る話で,すみません(笑)。 ご存じの方も多いかもしれませんが,「オメラスから歩み去る人々」というお話しです。 このお話は,僕が,ある出来事をきっかけに,実はここ何年かずっと考えているテーマなのです。 3 「オメラスの住民」 「オメラスから歩み去る人々」という作品は, 『ゲド・戦記』で有名なアーシュラ・K・ル・ヴィンという作家の『風の十二方位』(ハヤカワ文庫)という短編集に

  • 「グスコーブドリの伝記」と「オメラスから歩み去る人々」 - 思考の部屋

    [思考] ブログ村キーワード 数日前に宮沢賢治の「グスコーブドリの伝記」の作品について書きました。イーハトーヴの人々の生活を守るために身を投じたグスコーブドリ。近くにあるカルボナード火山島が大爆発の危険性が高く、大爆発を起せは地球規模の災害になる恐れもある。これを防ぐためにはこの火山のガス抜きをすることが一番良い方法ということになりました。 そのためには火山に爆薬を仕掛け横穴をあけガスを抜く作業をしなければなりませんが、最終的に点火のスイッチは火山島でやらなければならず、従事者は身を犠牲にしなければなりません。 多数が生きるために一人が犠牲になる。 老技師がその役を買って出ます。この物語の終わりは次のように書かれています。 <青空文庫から> 「先生、あれを今すぐ噴かせられないでしょうか。」※ブドリ 「それはできるだろう。けれども、その仕事に行ったもののうち、最後の一人はどうしても逃げられな

  • 『オメラスから歩み去る人々』 1 – 風知空知

    アーシュラ・K・ル=グウィン けたたましい鐘の音におどろいた燕たちが空へ飛び立つのといっしょに、ここオメラスの都、華麗な塔の建ちならぶ海のほとりに、<夏の祝祭>がおとずれる。港の船は、色あざやかな旗をその張り索にはためかせる。赤屋根の家々の彩色された壁のはざまを縫い、苔むした古い庭園のあいだを抜け、並木の下をくぐり、大きな公園や公共の建物の前を横切って、行列が通りを練り歩く。 なかにはきらびやかな行列もある――藤色と灰色の長いゴワゴワした衣をまとった老人たち、重々しい顔つきの工匠たち、赤子を抱いて語らいながら歩く、物静かで楽しげな女たち。別の通りでは、音楽がもっと速い拍子を刻み、ゴングとタンバリンがきらめき、人びとが踊りながら進む。行列がひとつの踊り。幼い子らがその中へ駆けこみ、駆けぬけ、空を横切る燕の群れのように、楽奏の音と歌声の中でひときわ高いさけびを響かせる。 すべての行列はうねり、

    『オメラスから歩み去る人々』 1 – 風知空知
  • 私たちの社会はもう少しめんどくさくてもいいのかもしれない - H-Yamaguchi.net

    森達也著「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい 正義という共同幻想がもたらす当の危機」(ダイヤモンド社、2013年) いただきもの。多謝。長いタイトルのっていっときちょっとはやったような記憶があるが、これも長い。昔の土曜の2時間ドラマ並だ。さらに帯には、「当事者でもないのに、なぜこれほど居丈高になれるのか? 不安や恐怖、憎悪だけを共有しながら、この国は集団化を加速させていく――。取り返しのつかない事態を避けるため、今何ができるのか」とたたみかけるような文章が。もうこれだけで読んじゃったような気になるほどだが、中身も380ページほどあるので、もちろんこれだけの話ではない。 森達也さんという人は、ドキュメンタリー系の映画監督であるらしい。不勉強にして、作品を拝見したことはないのだが、オウム真理教を取り上げた作品があることは知っていた。授業終了後の学生とのやりとり

    私たちの社会はもう少しめんどくさくてもいいのかもしれない - H-Yamaguchi.net
  • Amazon.co.jp: ised 情報社会の倫理と設計 倫理篇: 東浩紀 (著), 東浩紀 (編集), 濱野智史 (編集): 本

    Amazon.co.jp: ised 情報社会の倫理と設計 倫理篇: 東浩紀 (著), 東浩紀 (編集), 濱野智史 (編集): 本
    kenjiro_n
    kenjiro_n 2011/12/30
    isedって途中から話を聞かなくなったけどどうなったんだろう?
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