「センテンス・スプリング」、「文春砲」、今年の流行語大賞にノミネートされそうな用語がどんどん飛び出している昨今の週刊文春ブーム。この快進撃は、低迷している雑誌業界にどんな影響を与えているのでしょうか? 週刊文春が次々とスクープと完売号を出し始めたのは今年の初めのこと。そこで、昨年の11月12日号を基準として売上比を出してみました。(WIN+調べ) 12月下旬発売の合併号は通常でも部数の大きい売れる号ですが、年明け以降1月、2月の発売号の読者が増加していることがはっきりと分かります。 もともと週刊文春は定期的に毎週購入している方が多い雑誌で、書店店頭での購入者の40%程度は毎週継続的に購入しています。では話題になった号を新たに購入した読者はどんな人たちなのでしょうか。そこで、2015/11/12号の読者と、2016/1/28号の読者を比較し、1/28号を新たに購入した方の読者層を比較してみま