6月6日、人民日報の国際版は、グーグルは中国政府を批判するための「政治的道具」となっていると批判。写真は北京にあるグーグルの旧中国本社。昨年7月撮影(2011年 ロイター/Bobby Yip) [北京 6日 ロイター] 中国の共産党機関紙、人民日報の国際版は6日、米グーグルGOOG.Oは中国政府を批判するための「政治的道具」となっており、同社の電子メールサービスへの不正アクセスが中国から行われた可能性が高いとするグーグルの説明は同社の事業に悪影響を与える可能性がある、との見方を示した。 同紙は1面に編集者による評論を掲載。不正アクセス問題への対応でグーグルに強く警告するとともに、インターネットの安全性をめぐる米中間の政治的緊張が長引く可能性を示唆した。 グーグルは先週、同社が運営する電子メールサービス「Gメール」の多数のアカウントに対し、中国にいるとみられる複数のハッカーが不正アクセスを試