視覚障害者の駅ホームからの転落事故や列車との接触事故が相次いでいる。再発防止策として鉄道各社はホームドアの設置を急ぐが、列車によってドア位置が違う、ホームの改修が必要といった理由から、なかなか設置が進まない。国土交通省によれば、2010~2014年度の5年間に発生した駅ホームからの転落事故と車両接触事故の合計は1万7251件。うち389件が視覚障害者による事故だ。 そんな中、視覚障害者団体の一つ、全日本視覚障害者協議会まちづくり委員会が発生日時や発生場所などの詳細データを公表した。国土交通省が発表した389件に独自調査で判明した3件を付け加えた計392件の事故を対象としている。 上位に並ぶのは「頭端式ホーム」 この392件を分析してみたところ、事故がもっとも多く発生しているのは西武鉄道・池袋駅と西日本鉄道・西鉄福岡(天神)駅の各7件だった。次いで西武・本川越駅の5件、近畿日本鉄道・大阪阿部
西鉄バス外部音声案内中止 視覚障害者「困る」 住民は「うるさい」 2011年5月30日 13:19 カテゴリー:社会 九州 > 福岡 音声案内を中止した西鉄バス停留所には、一般利用客に視覚障害者への案内協力を求めるステッカーが張られている=福岡市西区 西日本鉄道(福岡市)が市内で運行する路線バスの停留所で、車外スピーカーを通じて行き先を告げる「音声案内」をやめる場所が増えている。「アナウンスの声がうるさい」と訴える地元住民の声に配慮してのことだが、その一方では、視覚障害のある利用客から「行き先が分からず乗り違えた」といった苦情が相次いでおり、同社は対応に苦慮している。 同社によると、音声案内は、バスが停留所に着くと、乗降口付近にある外部スピーカーから、運転手の肉声や録音テープによる行き先案内のアナウンスが流れる仕組み。10年ほど前から「アナウンスの音が耳障り」「早朝や夜、うるさくて眠れ
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