NTTドコモが米アップルのスマートフォン(スマホ)「iPhone(アイフォーン)」に続き、タブレット(多機能携帯端末)「iPad(アイパッド)」も販売する見通しとなった。今秋にも発売する。9月にも販売を始めるiPhoneとのセット割引も検討している。国内携帯電話大手3社がそろってアップルのスマホとタブレットを併売する形となり、アップルのシェアが一段と高まりそうだ。新基本ソフト(OS)「iOS7
iPadは、世界の携帯電話業界を大きく揺さぶった端末だ。2010年1月の発表から多国展開が始まった5月まで、「自分の国ではどのキャリアがiPadを扱うのか」が話題になった。日本ではNTTドコモがアップルとの契約前にiPad向けに「SIM」(シム)と呼ばれる通信用チップを提供すると宣言した。ところが、日本国内でiPadを扱うキャリアはソフトバンクモバイルに決まった上に、他国のiPadにはない「SIMロック」と呼ばれる仕様になり、NTTドコモはSIMを提供することもできなくなった。日本の携帯電話事業者の最大手であるNTTドコモは、恥をかかされることになったのである。 キャリアに要求を突き付けるアップル アップルとキャリアの間には、契約締結後も常に緊張感が漂う。アップルは、キャリアに独占販売権と引き換えに、iPhoneの料金プランや販売方法などについていろいろとうるさく口を出したり、販売台数のノ
携帯電話事業者大手のNTTドコモが、米アップルのタブレット型端末「iPad」向けに 「SINUカードの単体発売」 を検討していることがわかった。iPadでの通信需要にこたえつつ、いけすかないアップル信者を徹底的に殲滅することをめざす。 いわゆる第三世代携帯は任意の携帯電話事業者が発行するカードを差すだけで通信機能を利用できるが、カード単体での販売は日本では一般的ではなかった。今回、ドコモはアップル信者による「日本でiPadを使いたい」というウザいニーズを重視。徹底的に痛い目にあわせてやろうと単体販売施策を検討しているという。 ドコモが販売するSINUカードをiPadに挿入すると同社のネットワークを利用した高速パケット通信が可能となるが、 「課金体系が青天井なため、使っているとアッというまにパケ死する」 という。 同社ではSINUカードの単体販売により、初年度50万人のアップル信者パケ死を見
NTTドコモが、米アップルの新型情報端末「iPad(アイパッド)」の日本での発売に合わせ、「SIMカード」単体での販売を検討していることが30日、明らかになった。 今後、海外で一般的なように、通信会社と携帯端末を利用者が自由に選ぶことができるきっかけになる可能性もある。 国内の大手通信会社がSIMカードを単体で販売するのは初めて。ドコモは、アイパッド利用者の通信需要の取り込みを狙う。 アイパッドは、電子書籍やゲームなどのコンテンツ(情報内容)を無線LANや携帯電話の通信機能を使って入手する仕組みだ。携帯電話の通信機能を使う機種は「SIMフリー」の仕様で、SIMカードを別途購入する必要がある。ドコモは、この機種が発売される6月以降に合わせてSIMカードを販売する方向だ。 アイパッド向けSIMカードは、携帯電話用の半分程度の大きさで、携帯電話との互換性はない。だが、米グーグルもSIMカードを利
「AppleのiPadは洗練されたPC、という印象だ。SIMフリー端末なので、ドコモとしても積極的にやっていきたい」――Appleが1月28日に発表したタブレット型の新端末iPadについて、NTTドコモ代表取締役社長の山田隆持氏はこう意欲を示す。 これは1月29日に開催した2010年3月期第3四半期の決算会見において語ったもの。これまでNTTドコモはAppleのiPhoneを発売するのではないかと注目されてきたが、「あきらめたわけではない」としながらも具体的な言及はなかった。 山田氏は「iPhoneとiPadは違う。iPadは通信モジュールを内蔵した、いわば高級ネットブック。SIMフリーの端末に対してどんなビジネスモデルを取るかというのはこれから検討するが、例えば米AT&Tは特に販売奨励金を載せずに販売すると聞いている。NTTドコモも(同様に)、というところで取り組みたい」とした。 iPa
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く