スマートフォンの普及に伴い会員制交流サイト(SNS)の利用が広まる中、ツイッターの10代の利用者が急増している。総務省の調べでは、10代の利用率は2012年の26・6%から15年は63・3%に跳ね上がった。友人など特定の相手とやりとりする仕組みのLINE(ライン)と異なり、ツイッターは不特定多数が見ることが可能。個人情報を不用意に投稿する子どもが多く、トラブルに発展するケースもある。教育現場は対応に追われている。 ツイッターは140字の文章や写真、動画を投稿できる。総務省が全国1500人を対象に実施し、16年に公表した調査報告によると、SNS(6種類)のいずれかを利用している10代は12年の54・7%から15年は81・3%に増加。種類別では15年の10代のツイッター利用者はラインの77・0%に次いで多く、12~15年の増加率も全年代でトップだった。 子どもとインターネットの関わりを研究