受動攻撃性パーソナリティ障害(じゅどうこうげきせいパーソナリティしょうがい、英語: Passive-aggressive personality disorder ; PAPD)は、拒絶性パーソナリティ障害(英語: Negativistic personality disorder ; NPD)とも呼ばれる、受動的な抵抗と拒絶的な態度で攻撃的感情を表現するパーソナリティ障害の一類型である。DSM-III-RではII軸に分類されていたが、DSM-IVでは受身的攻撃行動をいかに分類するかという更なる研究上の要求のために付録へと移動された。 概要[編集] 受動攻撃性パーソナリティ障害は、ため息や仕事を振らない、無視など不機嫌な気持ちになると受け身的なやりかたで攻撃感情を表現し、あてつけや抵抗を示すために、対人関係に広く支障をきたしてしまう[2]。しかしこうした態度は通常両価的であることが多く、反