「地域デビュー」を知っているだろうか。 ぼくがインタビューに答えた週刊ポストの記事は「地域デビュー」の話で始まっている。 「地域デビュー」とは職業とは別に、リタイアなどをきっかけにして地域で行われている活動に初めて参加することである。 団塊世代が大量退職している。 町内会や地域団体は「さあ、これで担い手がドバッとやってくるぞ!」などと期待感いっぱいだった。 「これまで社会を引っ張ってきた団塊の世代には、65歳への到達を機に再び社会を変える原動力になってほしい。働きづめで疲れきった方も、趣味を生かしたボランティアという形で」*1 うむ。こうやって紹介すると待っている側の眼がギラギラした感じが出て、怖いな。 しかし「実際にはそれほどではない」 といわれている。 政府の調査では、団塊の世代(1947〜49年生まれ)の社会活動参加は38.7%で、そのうち「自治体・町内会・老人クラブ・NPO団体等」