拡大 2021年度末ごろの大型複合施設開業が見込まれる青果市場跡地(中央部分)。奥は福岡空港、手前は九州新幹線=6月2日(本社ヘリから) 福岡市は19日、博多区那珂の青果市場跡地(約9ヘクタール)の再開発事業者に、三井不動産や西日本鉄道、九州電力などで構成する企業グループを選定する方針を固めた。同グループは福岡空港や博多駅に近い立地を生かし、三井不動産が展開する商業施設「ららぽーと」を核とする大型複合施設を2021年度末ごろに全面開業させる。ららぽーとは九州初進出で、核テナントとして子ども向け職業体験テーマパーク「キッザニア」を誘致する。 ららぽーとは、関東を中心に全国13カ所で展開。家族や女性向けのテナント構成やデザイン性に優れた施設造りに定評があり、千葉県や大阪府の旗艦店は全国の商業施設でトップクラスの売上高を誇る。 キッザニアはメキシコ発祥で、世界約20カ国で展開。国内では東京と兵庫