日本人がノーベル賞を受賞し、注目が集まるLED。「21世紀はLEDによって照らされる時代」とも言われ、日常生活で必要不可欠なものになっていますが、それをこころよく思わない鉄道ファン心理があるようです。 消える「パタパタ」 青色LEDの開発で日本人がノーベル賞を受賞し、その選考委員会が「21世紀はLEDによって照らされる時代」とも表現する現在、鉄道をはじめ「乗りもの」の世界でも、ここ10年20年でLEDの存在感が大きく増しました。 しかし、そうした「LEDの時代」をエコや利便性の面では認めながらも、こころよく思わない鉄道ファンもいるようです。 盛岡駅に設置されていた「反転フラップ式」の発車案内板。2003年撮影。 「駅にある列車の発車案内板はいま、LEDを使うものが主流ですけど、昔は『反転フラップ式』という、板がパタパタとめくれていって表示するものが多くありました。その板がパタパタめくれて表