ニコ動のコミック版? 動いてしゃべってアフレコできる「モーションコミック」を追う:ものになるモノ、ならないモノ(62)(1/2 ページ) クリエイターを育てるためのプラットフォームにしたい――声優やコミッククリエイターのための「モーションコミック」や「SAY-U」、そして「ENSOKU」を展開しているシフトワンの動きに注目してみた。 連載目次 「アイドルになりたい」というのと似た感覚で「声優」というポジションに憧れる人が目立つようになったのはいつ頃からであろうか。筆者の記憶が正しければ、1970年代後半の「宇宙戦艦ヤマト」ブームあたりにその源流を見いだすことができる。当時、10代だった筆者は、深夜放送の特別枠で放送していたラジオ劇「宇宙戦艦ヤマト」で、声優たちが熱演するのを布団をかぶって聞いていた。沖田十三役の納屋悟朗氏(2013年没)、古代守役の広川太一郎氏(2008年没)など“本物”の