タグ

scienceとgeneに関するmyrmecoleonのブックマーク (39)

  • 「デンキウナギの放電」周囲にいる生物の遺伝子を組み換えることが明らかに | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    デンキウナギが放電によって近くにいる生物の遺伝子を変化させることが、新たな研究で判明した。 宇宙は私たちが考えているよりも不思議であるだけでなく、私たちが考え得るよりも不思議だ。- ヴェルナー・ハイゼンベルク デンキウナギは当に驚くべき生き物である。キッチンの器洗い機を動かすのに十分な電気を生産したり、クリスマスツリーを点灯させることができるだけでなく、最近では、彼らの電気パルスが近くの水生生物の遺伝子を変化させることもできることが判明した。当だ、読み間違いではない。この衝撃的な発見は名古屋大学の研究グループによって報告されたが、彼らによれば、デンキウナギの放電は小魚の幼生の遺伝子を改変できるという。 微生物の遺伝子を電気で変えることは一般的な実験技術である。私はこの技術を何百回も(何千回も?)使って、特定の遺伝子を特定のバクテリアに導入したことがある。この技術はエレクトロポレーショ

    「デンキウナギの放電」周囲にいる生物の遺伝子を組み換えることが明らかに | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
    myrmecoleon
    myrmecoleon 2023/12/12
    天然の遺伝子組み換えだ。
  • ゲノム編集でDNA消失、新技術の信頼ゆらぐ 英チーム:朝日新聞デジタル

    遺伝子を自在に操作できるゲノム編集技術の一つ「クリスパー・キャス9」を使うと、DNAの一部が意図せずに消えてしまう恐れがあることを英国の研究チームが発見した。医療への応用が期待される新技術の信頼性がゆらぐ結果で、チームは、編集された遺伝子を徹底して調べるべきだと警鐘を鳴らしている。 科学誌「ネイチャー・バイオテクノロジー」に17日、発表した。チームは今回、マウスのES細胞(胚(はい)性幹細胞)やヒトの網膜細胞を使ってキャス9でゲノム編集を実施。すると、編集を狙ったDNAの塩基配列の周辺で、狙いとは別に数千塩基分の配列が消えたり、ほかの塩基配列が組み込まれたりしていた。 キャス9が医療現場で利用され、多くの細胞にゲノム編集をすれば、こうした変化が数多く起き、重大な病気になりかねないと指摘している。例えば、誤ってがんの発症を抑える遺伝子の機能が失われれば、がんになりやすくなる恐れが強まるとみら

    ゲノム編集でDNA消失、新技術の信頼ゆらぐ 英チーム:朝日新聞デジタル
  • 宇宙滞在で遺伝子が変化、一卵性双生児と一致せず NASA

    (CNN) 宇宙に1年間滞在した宇宙飛行士は、身体の外見だけでなく、遺伝子にも変化が起きているという研究結果が、米航空宇宙局(NASA)の双子研究の一環として発表された。 この調査では、国際宇宙ステーション(ISS)に1年間滞在したスコット・ケリー宇宙飛行士の遺伝子のうち、7%は地球に帰還してから2年たった後も、正常な状態に戻っていないことが分かった。 研究チームは、ISS滞在中と帰還後のケリー氏の身体の変化を、地上にいた一卵性双生児のマーク氏と比較。その結果、以前は一致していた2人の遺伝子が、宇宙滞在後は一致しなくなっていたという。 スコット氏の遺伝子の7%の変化は、少なくとも5つの生物学的経路や機能に関連する遺伝子が変化したことをうかがわせる。 今回の研究結果は、NASAが進める人体研究プロジェクトのワークショップで1月に発表された。 研究チームは宇宙滞在によって起きる身体的変化を調べ

    宇宙滞在で遺伝子が変化、一卵性双生児と一致せず NASA
    myrmecoleon
    myrmecoleon 2018/03/15
    7%も変わるのか…….
  • クローンを作って激増したザリガニ、秘密は染色体

    ミステリークレイフィッシュのゲノムを分析した結果、全てのサンプル個体は1匹のメスを祖先に持っていることが明らかになった。最初のクローンは、約30年前に水槽の中で生まれた。(PHOTOGRAPH BY FRANK LYKO, BKFZ) 全ては、1匹のメスから始まった。 1995年、米フロリダ州エバーグレーズでスラウクレイフィッシュ(slough crayfish、学名Procambarus fallax)と呼ばれる1匹のザリガニが捕獲された。ある愛好家が生き物フェアでそれを見つけて購入した。すると、なぜかそのザリガニは交尾相手なしに自分のクローンを作成して繁殖し始め、ミステリークレイフィッシュ(別名マーブルクレイフィッシュ、学名Procambarus virginalis)と呼ばれるようになった。 飼い主は、みるみるうちに増えるクレイフィッシュを飼いきれなくなり、ペットショップへ持ち込んだ

    クローンを作って激増したザリガニ、秘密は染色体
  • 脊椎動物の基本構造が5億年以上変化しなかった理由 - 東大が明らかに

    東京大学(東大)は9月26日、脊椎動物の基構造が5億年以上の進化を通して変化しなかった要因として、遺伝子の使い回しから生じる制約が寄与している可能性が高いことを大規模遺伝子発現データ解析から明らかにしたと発表した。 同成果は、東京大学大学院理学系研究科の入江直樹准教授らの研究グループによるもので、9月26日付の英国科学誌「Nature Ecology & Evolution」に掲載された。 脊椎動物は5億年以上前に出現して以来、さまざまな形をした動物種に進化し、多様化してきたが、基的な解剖学的特徴については、どの脊椎動物種も共通しており、体のサイズや重量、体色が多様化してきたことなどに比べると、ほとんど変化がないことが知られている。 この要因についてはこれまでの研究により、脊椎動物の基構造を決定づける胚発生期が、進化を通して多様化してこなかったことに原因があると考えられてきたが、なぜ

    脊椎動物の基本構造が5億年以上変化しなかった理由 - 東大が明らかに
    myrmecoleon
    myrmecoleon 2017/09/29
    使い回しの多いコードはどんだけ大規模になっても基本構造変えにくいよって話
  • 「クマムシに外来遺伝子17%」は真実か - クマムシ博士のむしブロ

    いっけなーい😮乾眠乾眠💦 私ヨコヅナクマムシ!ちょっと最強の緩歩動物😳でもある時、別の弱いクマムシが細菌の遺伝子どっさり取り入れてる報告が出ちゃってもう大変😲しかもみんな信じちゃって!?😲一体私の立場、これからどうなっちゃうの〜!?😭次回「それはただのコンタミング♪」お楽しみに💞— クマムシさん☆いきもにあ117G通り西5 (@kumamushisan) 2015, 12月 8 クマムシは緩歩動物門を成す動物群である。系統上は節足動物や有爪動物(カギムシ)に近いとされているが、まだこのあたりの議論は続いている。クマムシは高い乾燥耐性やその他の環境耐性をもつ。クマムシの系統上の位置や環境耐性メカニズムを知るためにも、生物のDNAに書き込まれた遺伝情報を調べることは必須である。私たち日のクマムシ研究グループは、クマムシのなかでも*1とくに高い耐性をもつ種類のヨコヅナクマムシの

    「クマムシに外来遺伝子17%」は真実か - クマムシ博士のむしブロ
    myrmecoleon
    myrmecoleon 2015/12/12
    なるほど。さすがクマムシ博士さん
  • クマムシに大量の外来DNA、驚異の耐久性獲得の一助に?

    「クマムシ」と呼ばれる緩歩動物の光学顕微鏡写真(2015年11月23日提供)。(c)AFP/SINCLAIR STAMMERS/UNIVERSITY OF NORTH CAROLINA AT CHAPEL HILL 【11月26日 AFP】顕微鏡でしか見えないほど小さいにもかかわらず非常に強い耐久性を持ち、クマに似ていることからその名がつけられた「クマムシ」が、細菌や植物などの全く類縁関係のない生命体から大量のDNAを獲得していることを解明したとする研究結果が発表された。これらの「外来」遺伝子は、クマムシが極めて過酷な環境で生き延びる助けになっているという。 緩歩(かんぽ)動物とも呼ばれるクマムシは、世界中に生息し、体長は通常0.5ミリほどで、8の脚でゆっくり不器用に歩く。環境適応力が非常に高く、極端な温度下でも生存可能だ。マイナス80度の冷凍庫に10年間入れられた後でも、解凍から20分

    クマムシに大量の外来DNA、驚異の耐久性獲得の一助に?
    myrmecoleon
    myrmecoleon 2015/11/26
    「クマムシのゲノム(全遺伝情報)を解読…全体の6分の1近くに相当する17.5%が異種生命体に由来」ほぼ2割が外来とか……クマムシがDNAを取り込んで進化する超生物である可能性が
  • ウナギ研究の異端児 市場に出回るウナギの正体を暴く (Wedge) - Yahoo!ニュース

    7月に入り、美味しそうなウナギの蒲焼きのポスターやのぼりを目にすることが増えた今日このごろ。土用の丑の日を迎える24日前後には、「ひとつ鰻重でも」と考えている読者も多いことだろう。 鵜呑みにしてはいけない 「ウナギ豊漁」報道  だがウナギといえば、一方で資源の枯渇が叫ばれ、この1、2年ではさらに、中国産ウナギ蒲焼き商品の多くに絶滅危惧種に指定されているヨーロッパ種のウナギが使われていたといった報道も。店頭の蒲焼き商品に対して、産地だけでなく品種を自主的に開示するスーパーも出始めるなど、にわかに販売側の変化も出始めている。 こうした変化の影に一人の男がいる。市販のウナギの蒲焼きを片っ端からDNA検査し、結果を公表している北里大学海洋生命科学部の吉永龍起准教授だ。ウナギ研究者の中でも「異端児」の彼がなぜ蒲焼きの調査をしようと思ったのか。続ける理由とは。丑の日を前に話を聞いた。 Q:いつから

    ウナギ研究の異端児 市場に出回るウナギの正体を暴く (Wedge) - Yahoo!ニュース
  • 理研、誤ったマウスを提供 41機関、研究に支障も (朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

    理化学研究所が国内外の研究機関の注文に応じて実験用マウスを提供している事業で、誤ったマウスが繰り返し提供されていたことがわかった。41機関に注文とは異なる計178匹の遺伝子組み換えマウスが提供され、なかには実験データが使えず、研究に支障が出たケースもあった。 正しい遺伝子組み換えマウスの提供は、iPS細胞などの再生医療研究を支える基盤となっており、ミスは研究の信頼性を損なう事態につながりかねない。 誤ったマウスを提供していたのは、理化学研究所バイオリソースセンター(茨城県つくば市)。約6900種類の組み換えマウスを管理・販売する国内最大の実験用マウス提供機関だ。センターは多様な組み換えマウスを開発者から預かって管理。研究機関はセンターが管理するマウスのカタログから実験に適したマウスを選び、繁殖用の種マウスとして数匹購入し、繁殖させて実験に用いる。

    理研、誤ったマウスを提供 41機関、研究に支障も (朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
    myrmecoleon
    myrmecoleon 2014/06/22
    うひゃ。見つかったのはSTAPと関係あったりするのかな。
  • 自分の精子とすり替えか、不妊治療技術者に疑惑 米

    (CNN) 米ユタ大学の関連施設で不妊治療にかかわっていた医療技術者が、患者の精子を自分のものとすり替えていた疑いが浮上し、大学側が調査に乗り出した。 1990年代にこの施設で不妊治療を受けた夫婦は、娘の実の父が夫ではなく、この技術者だったことを知らされた。 精子をすり替えた疑いが持たれているのは、同大学の研究所や関連施設RMTIで精子サンプルの準備を担当していた故トム・リパート氏。がCNN系列局のKUTVに語ったところでは、2人の間には子どもがいなかったにもかかわらず、リパート氏は、自分には子どもがいると話していたという。同氏は肝硬変のため49歳で死亡した。 ユタ大学は専門家でつくる調査委員会を設置するとともに、この施設で不妊治療を受けたほかの患者に被害が及んでいる可能性もあるとみて、問い合わせを受け付けるホットラインを設置。希望する患者は父親を確認するための検査を受けられると発表した

    自分の精子とすり替えか、不妊治療技術者に疑惑 米
  • 恐怖の記憶、精子で子孫に「継承」 米研究チーム発表:朝日新聞デジタル

    【吉田晋】身の危険を感じると、その「記憶」は精子を介して子孫に伝えられる――。マウスを使った実験で、個体の経験が遺伝的に後の世代に引き継がれる現象が明らかになった。米国の研究チームが科学誌ネイチャー・ニューロサイエンス電子版に発表した。 実験は、オスのマウスの脚に電気ショックを与えながらサクラの花に似た匂いをかがせ、この匂いを恐れるように訓練。その後、メスとつがいにして、生まれてきた子どもに様々な匂いをかがせた。 すると、父親が恐怖を感じたサクラの匂いのときだけ、強くおびえるしぐさをみせた。孫の世代でも、同様の反応が得られた。 父マウスと子孫の精子のDNAを調べると、嗅覚(きゅうかく)を制御する遺伝子に変化の跡があり、脳の嗅覚神経細胞の集まりが大きく発達していた。これらの変化が親の「教育」によるものでないことを確かめるため、父マウスから精子を採り、人工授精で子を育ててその脳を調べると、同様

    myrmecoleon
    myrmecoleon 2013/12/05
    獲得形質の遺伝か…… 限定的とはいえ,精子のDNAに変化を与える作用が確認されるとは。
  • アメリカ人男性から未知のタイプのY染色体発見→Y染色体アダムの年代が塗り変わる - Not so open-minded that our brains drop out.

    いわゆる"Y染色体アダム"に関する興味深い論文*1が発表された。この研究結果が直接的に示したのは、Y染色体アダムはこれまでの研究の推定よりも、かなり昔の人物だっただろうということだ。それ自体は予てからこの問題に関心をもっていた人でなければ、どうということは無いように聞こえるかもしれない。私が個人的に面白いと感じたのは、むしろこの発見の経緯とこの結果が示唆する人類の起源についての興味深い仮説の方だ。 "Y染色体アダム"とは誰か この話を格的に始めるとなかなか題に入れない。ここでは簡単な説明に留めることにしよう。詳細で厳密な説明は、例えばリチャード・ドーキンス著の『祖先の物語』の上巻で確認してほしい。 祖先の物語 ~ドーキンスの生命史~ 上 作者: リチャード・ドーキンス,垂水雄二出版社/メーカー: 小学館発売日: 2006/08/31メディア: 単行購入: 1人 クリック: 45回この

    アメリカ人男性から未知のタイプのY染色体発見→Y染色体アダムの年代が塗り変わる - Not so open-minded that our brains drop out.
    myrmecoleon
    myrmecoleon 2013/03/15
    「この新たな推定値が興味深いのは、この年代が現生人類の歴史よりも古いということだ。」
  • 小さなミジンコの小さなゲノムにたくさんの遺伝子 | 5号館を出て

    これが世界中にいるミジンコ(Daphnia pulex)です。当研究室のN木さんが、ポプラ並木の横の池から取ってきて、今でも継代飼育されているものです。 先週のサイエンス誌に発表されたこのミジンコのゲノム解読論文では、わずか200メガ塩基対しかないゲノムサイズの中になんと31000ほどもの遺伝子があるという驚きの発表がありました。ヒトのゲノムサイズは3ギガ(3000メガ)塩基対(合ってるかな?)もあるにもかかわらず、その遺伝子は23000くらいと見積もられていますので、ジャンクDNAだらけと言われるヒトのゲノムに比べると、ミジンコのゲノムは「遺伝子だらけ」ということになります。 これがサイエンスに載った論文の冒頭ですが、実際にミジンコの遺伝子解析には、ここに挙がっている著者だけではなくおよそ450名の科学者が協力したということです。 この論文の中に載っている遺伝子の数を比べた棒グラフです。

    小さなミジンコの小さなゲノムにたくさんの遺伝子 | 5号館を出て
  • ミジンコ遺伝子3万1千個、人間を大きくしのぐ : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    【ワシントン=山田哲朗】湖水などにすむミジンコが約3万1000個もの遺伝子を持つことが分かり、米インディアナ大を中心とする国際チームが4日付の米科学誌サイエンスで発表する。 人間の遺伝子は約2万3000個に過ぎず、ミジンコの遺伝子はこれまでゲノム(全遺伝情報)が解読された動物の中で最多となる。研究チームは、甲殻類では初めてミジンコのゲノムを解析した。ゲノムのサイズは人間の7%程度にもかかわらず、たんぱく質を作り出す遺伝子はぎっしりと詰まっていた。 ミジンコは、有性生殖と、自分のコピーを作る単為生殖を使い分けたり、魚など捕者が出す化学物質を探知して防御のトゲを増やしたりして、環境に適応する。遺伝子の多さはこうした適応能力に一役買っている可能性があるという。

    myrmecoleon
    myrmecoleon 2011/02/05
    ミジンコでさえ3万の遺伝子があるのにお前らときたら。
  • 肉のうま味が分からない?=「主食は竹」の一因か−パンダのゲノム解析・中国など(時事通信) - Yahoo!ニュース

    肉のうま味が分からない?=「主は竹」の一因か−パンダのゲノム解析・中国など 12月14日3時4分配信 時事通信 ジャイアントパンダの全遺伝情報(ゲノム)を昨年10月に解読した中国・北京ゲノム研究所などの国際研究チームは14日、詳しく解析した成果を英科学誌ネイチャー電子版に発表した。肉が多いクマ科ながら、主に竹をべるのは、肉のうま味を感じる機能を失っている可能性が浮上。草の牛や馬と同様に、腸内の微生物群の助けを借りて竹の物繊維を消化しているとみられることが分かった。 ジャイアントパンダは、野生では中国の四川省などの山だけに生息し、2006年に発表されたふんに含まれる遺伝情報の調査結果では、2500〜3000頭しか残っていない。ゲノム解析では、遺伝的な多様性が、勢力の回復が不可能なほど低下してはいないことも分かり、絶滅を防ぐ努力が期待される。 解読対象は四川省・成都パンダ繁殖研究

    myrmecoleon
    myrmecoleon 2009/12/14
    分かるようにしたらパンダが人を襲い出すのだろうか。
  • 暗闇50年、ハエ「進化」…1400世代飼育 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    ショウジョウバエを50年以上、約1400世代にわたって真っ暗な中で飼い続けると、姿や生殖行動などに変化が起きることが、京都大の研究でわかった。 生物の進化の謎を実験によって解き明かす初の成果として注目を集めそうだ。横浜市で開かれる日分子生物学会で9日発表する。 1954年、理学部動物学教室の森主一(しゅいち)教授(2007年2月死去)が、暗室でハエの飼育を開始。以来、歴代の教員や学生らが、遺伝学の実験用に代々育ててきた。 暗室のハエは、においを感じる全身の感覚毛が約10%伸びて、嗅覚(きゅうかく)が発達。互いをフェロモンの違いで察知して繁殖し、通常のハエとは一緒に飼ってもほとんど交尾しなくなっていた。 全遺伝情報を解読した結果、嗅覚やフェロモンに関する遺伝子など、約40万か所でDNA配列の変異が見つかった。視覚にかかわる遺伝子の一部も変異していたが、光には敏感に反応するので視覚はあるらし

    myrmecoleon
    myrmecoleon 2009/12/08
    「嗅覚が発達。互いをフェロモンの違いで察知して繁殖し、通常のハエとは一緒に飼ってもほとんど交尾しなくなっていた」偶発的に品種改良されてしまったハエ。
  • 生命進化の理由の1つは、遺伝物質にDNAを選択した結果と判明 | 理化学研究所

    生命進化の理由の1つは、遺伝物質にDNAを選択した結果と判明 -RNAから始まった原始生命が、進化の過程で「DNA」を選択した謎を解く- ポイント 相同組み換え反応の中間体で、普遍的なDNAの引き伸ばし構造を発見 引き伸ばし構造は、RNAでは取れず、DNA固有の構造に依存 父母由来のDNAを混ぜ合わせる遺伝的組み換えはDNAだから起こる 要旨 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、環境の変化に適応しながら生命が進化した理由の1つに、遺伝的多様性を獲得するための遺伝物質として、RNAではなくDNAを選択した結果であることを明らかにしました。理研基幹研究所生体超分子構造・機能研究協力グループ(柴田武彦グループヘッド)の増田ときは元ジュニアリサーチアソシエイト(JRA※1)、美川務専任研究員らによる成果です。 高等真核生物は、卵や精子などの配偶子を形成する際に、父方由来、母方由来のDNA

    myrmecoleon
    myrmecoleon 2009/09/29
    「父母由来のDNAを混ぜ合わせる遺伝的組み換えはDNAだから起こる」ほー。
  • asahi.com(朝日新聞社):うまくて強いイネ開発 「まずい」遺伝子を特定、排除 - 食と料理

    同じ田に植えられたコシヒカリ(左側)と中部125号。コシヒカリはいもち病にかかり、葉が変色した=愛知県提供  愛知県と独立行政法人農業生物資源研究所などは20日、いもち病に強く、コシヒカリ並みに「うまい」米が実るイネの新品種「中部125号」を開発したと発表した。病気への抵抗性が高い遺伝子と味を損なう遺伝子を特定し、両方の性質を持った品種とコシヒカリを掛け合わせ、「まずい」遺伝子を持たない個体だけを栽培して品種化した。「世界初の成果」といい、米国の科学雑誌「サイエンス」21日号で公開する。  愛知県農業総合試験場などによると、これまでの品種改良では、いもち病に強い性質を持つ陸稲と水稲をかけ合わせてきたが、味が悪くなるため、実用的な品種開発は難しかった。  今回は、日を含む国際研究チームが解明したイネの遺伝子情報を参考に、遺伝子に目印をつける「DNAマーカー」という手法を用いて交配を繰り

  • iPS作製効率10〜100倍、がん抑制遺伝子制御で…山中教授ら成功 : ニュース・研究 : 大学新時代 : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    がんの発生を抑えるp53という遺伝子の働きを弱めiPS細胞(新型万能細胞)の作製効率を大幅に高めることに、京都大の山中伸弥教授のチームが成功した。米ソーク研究所は、やはりp53を抑えることで、より安全な手法でiPS細胞を作製するなど、同様の研究を、4チームが10日付の英科学誌ネイチャーに同時発表した。p53を制御する手法が、再生医療実用化に向けた大きな一歩となりそうだ。 p53は紫外線や発がん物質などによって細胞のDNAがダメージを受けると、傷ついた場所を修復したり、細胞を「自殺」させたりしてがんの発生を抑える。 山中教授らはiPS細胞を作る際、がん遺伝子を含む四つの遺伝子を入れると、p53の働きが活発になることから、p53がじゃましていると考えた。p53を欠損させたマウスや、働きを弱めた人の細胞では、iPS細胞の作製効率が10〜100倍高まることを確かめた。マウスでは、難しかった血液中の

    myrmecoleon
    myrmecoleon 2009/08/10
    Advance Onlineにはまだ載ってないかな。
  • HIVゲノム:「2次元配列」ではなく「3次元構造」を解析(画像) | WIRED VISION

    前の記事 Twitter上で機器をつぶやかせる方法 謎の米軍施設『HAARP』:訪問レポート画像ギャラリー 次の記事 HIVゲノム:「2次元配列」ではなく「3次元構造」を解析(画像) 2009年8月 7日 Brandon Keim Image:Nature 上の画像は、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)におけるRNA(リボ核酸)の配置の大まかな見取り図だ。ノースカロライナ大学の研究チームが作成したこの図は、HIVのはたらきを解明する上で重要なのが、このウイルスのゲノムの「配列」ではなく「構造」であることを裏付ける、新たな証拠をもたらすものだ。 ノースカロライナ大学の研究チームは、HIVゲノムの形状と配置を突き止めるために、ゲノムの各部に結びついている化合物を利用した。このような形態論的リバース・エンジニアリングが必要だったのは、通常の原子レベルの解析を行なう顕微鏡では、HIVを捉えきれないから