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クルドに関するnagaichiのブックマーク (88)

  • トルコ、米軍のマンビジ撤退を要求 米はクルド人部隊への武器供与停止を表明

    シリア北部マンビジ郊外を走行する米軍装甲車の車列(2017年3月5日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO/DELIL SOULEIMAN 【1月28日 AFP】隣国シリアで軍事作戦を実施しているトルコは27日、クルド人が支配するシリア北部マンビジ(Manbij)に展開している米軍部隊の撤退を強く求めた。 作戦が2週目に入り、空爆や砲撃が新たに行われる中、トルコのメブリュト・チャブシオール(Mevlut Cavusoglu)外相は「(米軍は)マンビジからの即時撤退が必要だ」と強調した。 トルコ軍は今月20日、テロ集団と見なしているシリアのクルド人組織「民主統一党(PYD)」傘下の民兵部隊「クルド人民防衛部隊(YPG)」をシリア北西部アフリン(Afrin)から排除する「オリーブの枝」作戦を開始。シリア反体制派武装組織を支援する形で地上部隊を投入し、空爆を行っている。 トルコのトルコのレジ

    トルコ、米軍のマンビジ撤退を要求 米はクルド人部隊への武器供与停止を表明
  • トルコ軍、シリアのクルド民兵支配地域で空爆と地上作戦開始

    シリア北部アフリンにいる民兵組織「クルド人民防衛部隊(YPG)」を攻撃する、トルコの支援を受けたシリア反体制派組織「自由シリア軍(FSA)」(2018年1月20日撮影)。(c)AFP PHOTO / Nazeer al-Khatib 【1月21日 AFP】(更新)トルコは20日、米軍が支援するシリア北部のクルド人民兵組織「クルド人民防衛部隊(YPG)」の排除に向けた空爆と地上作戦を開始した。 作戦はYPGとイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」を標的として、グリニッジ標準時同日午後2時(日時間午後11時)に始まった。作戦名は「オリーブの枝」とされている。 トルコの半国営アナトリア(Anadolu)通信の報道によると、トルコの空爆と砲撃の標的は、アレッポの北方に位置し、YPGが掌握するミナク(Minnigh)空軍基地など108か所におよび、クルド人戦闘員側に死者または負傷者が発生した。

    トルコ軍、シリアのクルド民兵支配地域で空爆と地上作戦開始
  • トルコ軍、シリアのクルド組織を砲撃 地上侵攻の開始示唆

    シリア北部アフリンのクルド人居住地で、ミサイルで破壊された建物を見つめる子どもたち(2018年1月18日撮影)。(c)AFP PHOTO / ABDULMONAM EASSA 【1月20日 AFP】トルコは19日、シリア北部の町アフリン(Afrin)に対する新たな砲撃を開始した。米軍が支援する民兵組織「クルド人民防衛部隊(YPG)」の排除が狙い。トルコ政府はYPGを「テロ組織」とみなしており、同組織に対し格的な攻撃を行うと公言している。 米軍主導の有志連合軍は今月15日、YPGの支配下にあるシリア北部地域で3万人規模の国境警備部隊の訓練を実施していると表明。これを受け、トルコ政府はアフリンを含む同地域の町を攻撃すると繰り返し警告していた。 トルコの半国営アナトリア(Anadolu)通信は、トルコ軍が「テロの回廊」が形成されることを防ぐため、アフリンでYPGに対し複数の砲撃を実施したと報じ

    トルコ軍、シリアのクルド組織を砲撃 地上侵攻の開始示唆
  • 住民投票で独立が遠のいたクルドの根深過ぎる問題

    <クルド自治政府が中央政府を敵に回し油田も失ったのは、以前からの「内ゲバ」と統治能力不足が原因> イラクのクルド人自治区で9月に独立の是非を問う住民投票が行われ、既に悪化していたクルドの状況は最悪になった。イラク中央政府に対して影響力と自治権を拡大するどころか、国際社会に背を向けられ、イラクと周辺国を敵に回し、経済危機と社会の亀裂を深刻化させた。 領土と資源も見る間に失っていった。イラク政府軍は10月半ば、係争地だった北部の油田地帯キルクークを掌握。10月末にはペシュメルガ(クルド人民兵組織)を交渉で撤退させ、トルコとの国境検問所も制圧した。 クルド自治政府は今や政治的にも経済的にも追い込まれている。自治政府は住民投票の結果を「凍結」することを提案したものの、イラク側は完全無効化を要求した。クルド自治政府のバルザニ議長は、11月1日をもって辞任に追い込まれた。 だが住民投票は現在の危機のき

    住民投票で独立が遠のいたクルドの根深過ぎる問題
    nagaichi
    nagaichi 2017/11/12
    独立をめざしている時期に政治統合が進まず、むしろ逆行するように分断が進むのは痛いな。ただかつて独立の道を進んだ国々も良条件ばかりだったところは少ないので。
  • 国際社会が使い捨てたクルド人と英雄バルザニ

    アメリカとともにサダム・フセインの圧政と戦いISISも撃退したが、独立しようとしたら攻め込まれた。勇敢だがまたも悲劇に終わったクルド人の英雄の物語> イラク北部のクルド自治政府がイラクからの独立の是非を問う住民投票を9月25日に実施して以降、ISIS(自称イスラム国)を掃討した後クルド人が実効支配していた地域にイラク軍が進攻するなど、大きな混乱が続いた。ここ1カ月余りで、最も大きな代償を払うことになったのは、自治政府の事実上の大統領、マスード・バルザニ議長(71)だ。 バルザニは10月29日、議会に書簡を送り、議長職を退任する意思を伝えた。2005年に就任し、2015年の任期満了後もISIS掃討を理由に議長職にとどまっていた。 バルザニが率いるクルド民主党(KDP)によれば、バルザニは書簡で、「11月1日以降、議長職を続投することを拒否する」と表明した。 バルザニは「ペシュメルガ(イラク

    国際社会が使い捨てたクルド人と英雄バルザニ
  • クルド自治政府、住民投票結果を凍結 イラク政府との対話を提案

    10月25日、イラク北部のクルド自治政府(KRG)は、イラク政府軍との衝突を終結させるため、9月25日に実施したイラクからの独立の賛否を問う住民投票の結果を保留するとし、イラク政府との対話による解決を目指す方針を示した。写真はクルドの旗を持つ男性。イラク北部の都市アルビールで4日撮影(2017年 ロイター/AZAD LASHKARI) [カイロ/バグダッド 25日 ロイター] - イラク北部のクルド自治政府(KRG)は25日、イラク政府軍との衝突を終結させるため、9月25日に実施したイラクからの独立の賛否を問う住民投票の結果を保留するとし、イラク政府との対話による解決を目指す方針を示した。 KRGは声明で「KRGとイラク政府との衝突は双方に勝利をもたらすものではなく、国全体の破滅につながる」と指摘。イラク政府や国際世論に対し、即時停戦、住民投票結果の凍結、イラク連邦政府との開かれた対話の開

    クルド自治政府、住民投票結果を凍結 イラク政府との対話を提案
  • イラク軍、クルド軍事組織と交戦 北部進軍で

    アルビル(CNN) クルディスタン地域政府と帰属を争う北部の油田地帯キルクーク州へのイラク軍の進軍で同軍の統合作戦司令部は20日、キルクーク市北部からアルトゥンクプリ町への進攻で地域政府の軍事組織「ペシュメルガ」と交戦したと発表した。 衝突はイラク軍が同町で法秩序の維持を図る作戦で起きた。20日時点で戦闘は続いているともした。死傷者数の詳細は伝えられていない。地域政府は米国が過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」掃討のためにイラク軍に供与した装甲車両10台と戦車2両を破壊したと述べた。イラク軍にはイスラム教シーア派の民兵組織も加わっている。 交戦の目撃者はCNNに、ペシュメルガは軽重機関銃や迫撃砲などで応戦していると証言した。ペシュメルガの司令官はクルド人とイラク政府の戦争の開始と形容し、「我々はイランの統治は受けたくない」ともCNNに述べた。イラクのシーア派民兵組織の一部はイラ

    イラク軍、クルド軍事組織と交戦 北部進軍で
  • ラッカ奪還戦、数千人の部隊を率いたクルド女性司令官

    シリア・ラッカの広場で「シリア民主軍(SDF)」の旗を振るロジダ・フェラト司令官(2017年10月17日撮影)。(c)AFP/BULENT KILIC 【10月19日 AFP】シリアのラッカ(Raqa)奪還を祝う姿を捉えた写真が話題となったロジダ・フェラト(Rojda Felat)氏は、単なるイメージキャラクターではない。イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」に対する決定的な勝利を手にした数千人規模の部隊を指揮した女性司令官だ。 ISが人々を「公開処刑」していた場所として知られていた環状交差点に、4か月に及ぶ戦闘でラッカを奪還したクルド人とアラブ人の合同部隊「シリア民主軍(SDF)」の黄色い旗を立てるフェラト司令官の写真は17日、世界中を駆け巡った。 フェラト司令官が所属するクルド民兵組織「クルド人民防衛部隊(YPG)」はSDFを構成する主力部隊だ。マルクス主義に触発され、男女平等の推進

    ラッカ奪還戦、数千人の部隊を率いたクルド女性司令官
    nagaichi
    nagaichi 2017/10/19
    欧米の支援と連年の戦闘でクルディスタンは軍事的実力も強化されつつあり。キルクークの撤退すら中長期的にはクルドの自立への道を舗装するものに見えるわ。
  • イラク軍、クルド人勢力支配地の奪還作戦を開始

    イラクのハッバス村近郊で、ハウィジャとキルクークを結ぶ道路を進むイラク軍の車両(2017年10月7日撮影、資料写真)。(c)AFP/Marwan IBRAHIM 【10月13日 AFP】(更新)イラク軍は13日、油田地帯として知られ、帰属をめぐって中央政府とクルド自治政府が対立するキルクーク(Kirkuk)州にあるクルド人勢力の軍事拠点の奪還を目指す作戦を開始した。 匿名でAFPの電話取材に応じたイラク軍司令官は「2014年6月に奪われた軍事拠点を奪還するため、イラク軍部隊が前進を開始した」と語った。 2014年、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が、イラクの首都バグダッド(Baghdad)の北方および西方一帯に進攻。イラク軍部隊の多くが総崩れとなる中、クルド人治安部隊ペシュメルガ(Peshmerga)が割り込む形で軍事拠点を築いていた。 一方、クルド人部隊の幹部も、イラク軍の進軍に

    イラク軍、クルド人勢力支配地の奪還作戦を開始
  • 約2000年の月日を経て、アレクサンダー大王時代の失われた都市をついに発見 : カラパイア

    アルゲアデス朝のマケドニア王、アレクサンドロス3世はアレクサンダー大王として知られている。 アレクサンダー大王の時代のものと考えられる古代都市が、砂に埋もれて忘れ去られた2000年の月日を経て発見されたそうだ。

    約2000年の月日を経て、アレクサンダー大王時代の失われた都市をついに発見 : カラパイア
  • クルド民族運動指導者タラバーニの死

    <クルド人の民族運動を長らくひきいてきた愛国連盟のタラバーニ氏が死去した。クルドの二大政党は歴史的に、アメリカやイラク政府との駆け引きのために対立と共闘を繰り返してきた> 10月3日、イラクのクルド民族運動を長く牽引してきたジャラール・タラバーニ氏が逝去した。83歳。十年前に心臓を患って以降治療が続けられてきたが、5年前に脳卒中を起こしてからは、いつまで持つかと言われてきた。 イラク戦争後、新たに制定された憲法のもとで初めてイラクの大統領となったのが、タラバーニだった。同じクルド民族運動の雄、マスウード・バルザーニ率いるクルディスタン民主党(KDP)と並んで、クルド政界を二分してきたクルディスタン愛国連盟(PUK)の創立者であり、死ぬまで指導的地位にいた。それゆえに、欧米の追悼の記事には「イラク統一に欠かせない政治家」、「中央政府とクルドの仲介役として惜しまれる死」といった表現が並ぶ。 ク

    クルド民族運動指導者タラバーニの死
  • イラクのクルド自治区、外国人が続々脱出 国際線禁止受け

    【9月29日 AFP】イラクからの独立の賛否を問う独立投票を強行したクルド自治区に住む外国人の間で、域外に退去する動きが広がっている。投票を受けてイラク政府が自治区の中心都市アルビル(Arbil)などに乗り入れる国際線の運航を全面禁止し、域内に取り残される恐れが出ているためだ。地元では影響を懸念する声が上がっている。 「来週渡航の予定だったんですが、今日の便に変えました。ご存じの通り、全ての便が来週から運航停止になるからです」。自治区で国際NGOの物資輸送の調整に当たっている南スーダン出身のハイダル・アフマド(Khider Ahmad)さんは、アルビルの空港でそう説明した。 背中にかばんをしょってスーツケースを引きながら出発便への搭乗を待っていたアフマドさんは「ここで身動きできなくなるのは避けたい」と話す。 クルド自治政府は25日、イラク政府などの反対を押し切って住民投票を実施。結果は独立

    イラクのクルド自治区、外国人が続々脱出 国際線禁止受け
  • クルド住民投票 独立賛成9割 中央政府は対抗措置 | NHKニュース

    イラクからの独立の賛否を問うクルド自治政府の住民投票で、開票結果が発表され、独立賛成が9割を占めました。しかしイラクの中央政府は、結果を認めない姿勢で対抗措置を次々に打ち出しており、対立が地域の混乱につながらないか懸念されています。 しかしイラクの中央政府は、結果を認めない姿勢を崩していないうえ、イラク議会は27日、投票は憲法違反だとして、中央政府に対し新たな対抗措置を取るよう求める決議を採択しました。 具体的には、投票を実施したクルド自治政府のバルザニ議長を含む幹部らを訴追することや、周辺国から自治区への輸入を止めること、それに自治区の中心都市アルビルに領事館などを置いている各国に働きかけ、外交団を引き揚げさせることなどを求めています。 また中央政府がすでに発表した対抗措置の中で、クルド側が29日までに国際空港の管轄権を引き渡さなければ、国際線の運航を禁止するとしていることを受けて、中東

    クルド住民投票 独立賛成9割 中央政府は対抗措置 | NHKニュース
    nagaichi
    nagaichi 2017/09/28
    安彦良和のコメントを取ってくる報道機関はないものか。
  • クルド住民投票、イラク首相「暴力招けば軍事介入も」:朝日新聞デジタル

    イラクのアバディ首相は16日、同国北部のクルディスタン地域政府(KRG)が25日に予定している独立を問う住民投票について、「投票が暴力を招く事態になれば軍事的に介入する用意がある」と、AP通信のインタビューで述べた。住民投票を延期しないとするKRG側との駆け引きが続いているとみられる。 住民投票がイラク政府とKRGが支配領域を争っているキルクーク周辺などでも実施されることを念頭に置いた発言で、アバディ氏は「クルド人やアラブ人、トルクメン人、その他の少数民族が暴力に脅かされた場合、彼らを保護するために(軍事力を)行使する」と述べた。キルクークの地方議会は住民投票参加を議決したが、同地のアラブ人やトルクメン人は反発しており、住民投票は深刻な民族対立につながる可能性がある。 キルクーク中心部では16日、車爆弾が爆発し、1人が死亡、10人以上が負傷する事件が起きた。犯行声明などは出ていない。 アバ

    クルド住民投票、イラク首相「暴力招けば軍事介入も」:朝日新聞デジタル
  • シリアのクルド人勢力 初の議会選挙実施へ | NHKニュース

    内戦が続くシリアで北部の広い地域を支配しているクルド人勢力が来年1月、初めての議会選挙を行う方針を示し、過激派組織IS=イスラミックステートとの戦いを有利に進めていることを背景に、実効支配を固める狙いがあると見られます。 地元メディアによりますと、クルド人勢力の代表らが28日に会合を開き、ことし11月に支配地域の町や村ごとの議会選挙を行ったうえで、来年1月には地域全体の議会選挙を実施する方針を示したということです。 クルド人勢力は、アメリカ主導の有志連合が進める過激派組織ISとの戦いで地上部隊の主力を担い、戦況を有利に進めていることから議会選挙を通じて実効支配を固める狙いがあると見られます。 シリアのアサド政権は当初、自治宣言に対して不快感を示していましたが、その後、ISに対する軍事作戦上のクルド人の必要性を認めるなど態度を軟化させ、反応が注目されます。 一方、隣国のトルコは自国のクルド人

    シリアのクルド人勢力 初の議会選挙実施へ | NHKニュース
  • クルド・国なき民族のいま――シリア北部は「民主連邦」の実験場/勝又郁子 - SYNODOS

    シリーズ「クルド人の風景」では、日で報道が少ないクルド地域について、毎月専門家がやさしく解説していきます。(協力:クルド問題研究会) オスマン帝国の末期とその後の中東では、「民族」が大きなテーマとなった。新たな国が名乗りをあげていくなかで、その潮流に乗り遅れたのがクルドだ。理由は多々あげられる。帝国の辺境にあって民族主義が遅れてやってきたこと、アラブ、トルコ、ペルシャという中東の三大民族がせめぎ合う狭間にクルディスタンが存在する不運、クルド同士で繰り返す覇権争いの愚。 さらに、いったん引かれた国境を変えることは安定した秩序を乱すから、国際社会がこれを応援することはない。ましてやクルドを内包する国が自国の領土をクルドに差しだすはずがない。ところが、1世紀にわたってクルディスタンの内部に縦横に引かれていた堅固な国境が、揺らぎはじめた。 クルドとクルドを内包する主要国(トルコ、イラク、イラン、

    クルド・国なき民族のいま――シリア北部は「民主連邦」の実験場/勝又郁子 - SYNODOS
    nagaichi
    nagaichi 2017/07/20
    「宗教、民族、性、そのほかいかなる差異も差別されない。小さなコミュニティが主体となり、地区や町を形成し、ボトムアップ方式で連邦を形成していく」「国境は『あってもいいが、重要な意味はなくなる』」
  • 「クルド人国家」に立ちはだかる無数の壁

    <イラクのモスルをISISから奪還した今こそ、イラク北部のクルド自治区の独立のチャンス。だが今のままでは新たな殺し合いが起こるかもしれない。クルド人のせいではなく、自治政府のバルザニ議長が指導者にふさわしくないからだ> イラクのクルド自治政府で事実上の大統領を務めるマンスール・バルザニ議長は、6月28日付けの米紙ワシントン・ポストに、「イラクのクルド人が独立について選択する時が来た」という見出しの論説を寄稿した。 その中でバルザニは、「イラクのクルド人が自治権を行使することは誰の脅威にもならないし、不安定な地域の安定化につながる」としたうえで、次のように結んだ。 イラクにクルド人を押し込む1世紀にわたるやり方は、クルド人にとってもイラク人にとっても得策でなかったと認める時だ。アメリカと国際社会はクルド人の民主的な決定を尊重すべきだ。長い目で見ればそのほうがイラクとクルド自治区の双方にとって

    「クルド人国家」に立ちはだかる無数の壁
  • 中東の窓 : トルコのクルド地域に対する攻撃?

    トルコのクルド地域に対する攻撃? 2017年07月09日 15:31 トルコクルド al arabiya netは、トルコのエルドアン大統領がG20に際しての8日の記者会見で、トルコとの国境に面したafrin地区(シリアの北西部にあるYPGの支配するクルドの飛び地)からの攻撃に対して、トルコはこれに攻撃を加えることを躊躇しないと語ったと報じています。 このafrin 地区と国境を挟んだトルコは、最近銃砲撃の応酬が増えているとのことで、トルコの地元紙は、トルコ軍の相当規模の部隊が進攻の準備をしていると報じている由。 エルドアン大統領は、トルコとしてはこの地域からトルコ領内への脅威が続く限り、これを見過ごすことはなく、自衛の権利を適当なときに適当な形で行使すると声明した由。 https://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/syria/2017/07/08

  • ラッカ奪還作戦、IS撤退後の支配は誰の手に?

    シリア北部ラッカのメシュレブ地区で建物から立ち上る煙(2017年6月7日撮影)。(c)AFP/DELIL SOULEIMAN 【6月9日 AFP】イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が首都と称するシリアのラッカ(Raqa)を奪還するために、米国が支援するクルド人とアラブ人の合同部隊「シリア民主軍(SDF)」が攻勢を強めている。 ラッカをISから奪取すれば、問題は一つ解決するかもしれない。だが、また別の問題を生むだろう。この都市はシリアのバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権とその北側のライバルであるトルコ政府も狙う戦略的要所だ。ISを追放した後、誰がラッカを支配するのだろうか。 ■ラッカには今、誰が住んでいるのか? トルコとの国境から80キロに位置するラッカの人口は約30万人とされる。うち約8万人は、シリア内戦勃発後に、国内の他の地域から逃げてきた人々だ。 フランス

    ラッカ奪還作戦、IS撤退後の支配は誰の手に?
  • イラクのクルド系メディア女性記者、モスルで死亡

    イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」からの奪還に向けてイラク北部のモスルに進攻するイラク治安部隊(2017年2月24日撮影)。(c)AFP/AHMAD AL-RUBAYE 【2月26日 AFP】イラク治安部隊がイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」からの奪還作戦を進めている北部モスル(Mosul)で25日、道路脇に仕掛けられていた爆弾が爆発し、取材活動中だったクルド系メディア、ルダウ(Rudaw)の女性記者1人が死亡した。 ルダウの関係者がAFPに語ったところによると、死亡したのはイラン出身の元難民シファ・ガルディ(Shifa Gardi)記者(30)。同行していたカメラマンも負傷したという。 治安部隊は24日、昨年10月17日の作戦開始以降初めてモスル西部に進攻した。作戦の初期には独立系衛星テレビ局アルスマリア(Al Sumaria)の若手記者が死亡しており、ガルディ記者はモスルで

    イラクのクルド系メディア女性記者、モスルで死亡