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近世とジェンダーと江戸に関するnagaichiのブックマーク (3)

  • 「大吉原展」が炎上。遊廓はこれまでどのように「展示」されてきたのか? 博物館や遺構の事例に見る享楽的言説と、抜け落ちる遊女の「痛み」(文:渡辺豪)

    相次ぐ「大吉原展」への批判ここ数日、「大吉原展 江戸アメイヂング」(以下、展)がSNSを賑わせている。展は、かつて江戸/東京にあった公娼街・吉原遊廓を取り上げたもので、今年3月から東京・上野の東京藝術大学大学美術館で開催される美術展である。展公式サイトのステートメントには「『江戸吉原』の約250年にわたる文化・芸術を美術を通して検証(改行)仕掛けられた虚構の世界を約250件の作品で紹介する」とある。 マンガ家・瀧波ユカリ氏のX(旧Twitter)では、前述のステートメントに続く序文を指して、「ここで女性たちが何をさせられていたかがこれでもかとぼやかされた序文と概要。遊園地みたい。」と非難するコメントをポスト。ここを起点にSNS上での意見対立を生んでいたようだ。 筆者の私は遊廓を専門に扱う書店・カストリ書房を経営しているが、同店は吉原遊廓が戦後に何度か看板を掛け替えて現在は吉原ソープ街

    「大吉原展」が炎上。遊廓はこれまでどのように「展示」されてきたのか? 博物館や遺構の事例に見る享楽的言説と、抜け落ちる遊女の「痛み」(文:渡辺豪)
  • 江戸時代の日本人男性の「若い子大好き」っぷりについて

    遊女は貧困家庭から10歳未満で売られてきて「禿(かむろ)」として教育を施される。 15歳に新造出しでお披露目を受けて振り袖新造になり、17歳には客を取り始める。 27歳で年季明け(高齢により引退)となるが、多くは27歳になるのを待たずに性病などで死んだ。 才気も美貌も凡庸なままに死んだ者>美貌を強みに金持ちに水揚げされた者>才気を強みに遣手婆になる者 まあとにかく死ぬ者が多かった。 「陰間」と呼ばれる売春少年は、もっと客を取り始めるのが早かった。 少年が男性客に身体を売れるのは12歳~18歳くらいまで。 少年は、遊女よりもかなり早くから性的サービスを客に提供し始めた。 (12歳で売春し始める少年と、17歳で売春し始める少女、この年齢での5年が大きいことを考えると結構な差だ) 第二次性徴が来ると、ひげ抜きをしたりお化粧をしたりして、中性的な幼い見た目をなるべく長続きさせようとした。 当時の陰

    江戸時代の日本人男性の「若い子大好き」っぷりについて
    nagaichi
    nagaichi 2022/05/06
    そこでジャニーズに飛ぶのがアレだが、顕名では書けない味なのかもしれないな。
  • 江戸時代は「性」に「おおらか」だったのか? 『性からよむ江戸時代』 | BOOKウォッチ

    評価が高いだと聞いていたが、実際に読んでみてその通りだと思った。書『性からよむ江戸時代――生活の現場から』 (岩波新書)は、江戸時代の庶民層の生活に、「性」という切り口から迫ったものだ。まじめな研究書だが、かなり「ディープ」な内容。時代は異なるが、今の私たちが読んでも身につまされる話がいろいろ出てくる。 庶民の記録から性風俗まで 書が扱っているのは18世紀後半から19世前半の江戸時代、今からざっと200年ほど前の日の生々しい姿だ。 生まれた子が当に自分の子かどうか、と裁判で争う夫。難産に立ち合った医者のリアルタイムの診療記録。ごく普通の町人が記す遊女の姿......。あまり知られていない史料なども探し出し、丹念に読み込んで、江戸時代の女と男の性の日常や「家」意識、藩や幕府の政策などに迫る。普通の庶民レベルから、いわゆる遊女に至るまで珍しい話が次々と登場する。全体は以下の構成。

    江戸時代は「性」に「おおらか」だったのか? 『性からよむ江戸時代』 | BOOKウォッチ
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