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ブックマーク / sumita-m.hatenadiary.com (69)

  • 独裁制のリスク - Living, Loving, Thinking, Again

    「山太郎と×××新選組の最大の問題点は、党が独裁制で運営されているために党に「集合知」が有効に作用せず、支持者の集団が「衆愚」と化してしまうところにある。」https://kojitaken.hatenablog.com/entry/2022/05/22/081543 曰く、 山太郎*1と×××新選組の最大の問題点は、党が独裁制で運営されているために党に「集合知」が有効に作用せず、支持者の集団が「衆愚」と化してしまうところにある。独裁者である山太郎が間違ってしまった時に、それを修正するチェック機能が党に備わっていないのだ。 他の政党を見ても、民主集中制の共産党や実質的に宗教団体に支配されている公明党はもちろん、寡頭制の維新、今世紀に入ってから党執行部の権力ばかりが肥大してしまった自民党や旧民主系諸政党など、「集合知」の効力を低下させる悪しき流れにどの政党も支配されているが、×××新選

    独裁制のリスク - Living, Loving, Thinking, Again
  • 「よせき」(メモ) - Living, Loving, Thinking, Again

    加藤勝信*1が「寄席」を「よせき」と念んだ件についてのメモ。 四家正紀氏のツィート; 久しぶりに激怒しました。 加藤勝信内閣官房長官。 はっきりと「よせき」と発音しております。https://t.co/gEddXdDyj9#落語 #加藤勝信 #ヨセキ— 四家正紀(shike) (@shike) 2021年4月29日 私は加藤祐子さん*2のツィートで知ったのだが、削除されてしまっている。 立川談四楼師匠*3曰く、テレ東の篠原・官邸キャップが落語好きの閣僚に寄席の無観客について訊ねた。小泉進次郎氏は続行に理解は示したものの「要請には従って欲しい」とたちまち政治家に戻り、加藤官房長官は、寄席をヨセキと言った段階でメッキが剥げた。でも2度目の要請にスパッと従った各席亭の引き際は見事だったねえ。— 立川談四楼 (@Dgoutokuji) 2021年4月29日 このネタはTwitter圏に止まっており

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  • いせやいなりに - Living, Loving, Thinking, Again

    吉井理記「それホンモノ? 「良き伝統」の正体」http://mainichi.jp/articles/20160125/dde/012/040/002000c 曰く、 中国の旧正月・春節(今年は2月8日)が近い。流行語にもなった中国人観光客の「爆買い」だが、彼らのマナーはどうだろう。 「(ホテルで)酔って従業員に絡む人も」「寝間着にスリッパでロビーをウロウロする人は少なくなったが、じゅうたんにツバを吐いたりたばこを捨てて焦がしたり」「ひどいのはロビーのイスで足を開いて高イビキ」…… 中国人は、礼儀正しさを伝統とする日人とは違うなあ……と、あえてそう思い込んでしまう書き方をしたが、実は全て日人がやらかしたこと。東京五輪の年、1964年3月19日付毎日新聞の東京都内版が報じた日人のマナーの悪さを嘆くホテル側の声の一部である。前年7月1日付では「汚れ放題東京の顔 銀座の歩道はゴミの山」との

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  • 〈娘の運動〉ではなかった? - Living, Loving, Thinking, Again

    http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20150326/1427349424に対して、 nessko*1 2015/03/26 20:21 1960-70頃は、ウーマンリブという言い方がありましたよね。和製英語だそうですが。 子供だったので記憶はうろんで、後でで読んで知ったのですが、ウーマンリブと言っていた頃は大衆運動だったのでは。フェミニズム、という呼び方が出てきたのが、大学でその大衆運動を学問の研究対象にする人が出て来てからじゃなかったでしょうか。 大学の事情がよくわからないので、私個人の印象になりますが。 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20150326/1427349424#c1427368863 というコメント。 まあ和製英語でしょうね。ただし、women's libという英語の言い方は存在します*2。元々複数形だったのが日

    〈娘の運動〉ではなかった? - Living, Loving, Thinking, Again
    nagaichi
    nagaichi 2015/04/06
    「日本語版Wikipediaには『ウーマン・リブ』と『ウーマンリブ運動』という項目がある。」「勿論『フェミニズム』という項目もある。Wikipediaの錯綜ぶりに嵌ってかなり頭がこんががってしまったのだ。」
  • 西安に温州 - Living, Loving, Thinking, Again

    Reuters “Chinese university bans Christmas” http://www.theguardian.com/world/2014/dec/25/chinese-university-bans-christmas 具有中国特色的聖誕節*1も変容の兆しがあるようだ。 西安にある西北大学現代学院*2は学生のクリスマス・イヴの活動を禁止した。学生は強制的に儒教に関するプロパガンダ映画を観ざるを得なかった*3。また、浙江省温州市では、市教育局が市内の学校と幼稚園でクリスマス活動をすることを禁じた*4。 中国のオフィシャルなメディアはまるごと肯定的というか賞賛的に伝えているのではなく、冷ややかに半ば批判的に伝えてはいる。しかし、数年前だったら、〈毛左〉のネット書き込みにしか登場しなかったような排外主義的な物言いが政府や党といったオフィシャルな言説にも登場するようになっ

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  • 現在の「網野善彦」(メモ) - Living, Loving, Thinking, Again

    桜井英治、清水克行「中世史の魅力と可能性」『図書』784、2014、pp.12-19 少しメモ。 清水 安倍首相が、日史を高校でも必修化すべきだ、日人としてのアイデンティティ、歴史文化に対する教養を備えるためにも日史をもっと学習するべきだと言っていますね*1。ところが、中世史からはそこで期待されているようなものが生まれてこないんですよね。むしろ日人のアイデンティティを揺るがすような、近代とか国家とか自明視してきたものを覆すのが中世史ですから。今こういう時代だからこそ、むしろ中世史って大事じゃないかと思うし、非近代的な要素を拾い出してくる作業は、これからもっと必要になる気がしています。 桜井 中世って今の政治家からすると日史の邪魔な部分なんでしょうね。 清水 道徳でも過去の歴史上の人物を教えろと言いますが、そういう中に一人も中世の人物が入っていないのは痛快です。時の政府に都合のい

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  • 毛毛倫敦 - Living, Loving, Thinking, Again

    承前*1 英国では毛沢東主義者が再び注目されている。 Lucy Townsend “How common were Maoist groups in 1970s Britain?” http://www.bbc.co.uk/news/magazine-25110548 Aravindan Balakrishnanが率いていたWorkers' Institute of Marxism-Leninism-Mao Zedong Thoughtのメンバーは25人だった。 The group was not unusual. There were about 20 Maoist groups active in the UK in the 1970s, says Michel Hockx*2, director of the SOAS China Institute at SOAS, Univers

    毛毛倫敦 - Living, Loving, Thinking, Again
    nagaichi
    nagaichi 2013/11/29
    今さら「農村から都市を包囲する」こともできまいにな。
  • 曹操遺伝子 - Living, Loving, Thinking, Again

    承前*1 韓暁蓉、程蘇紅「復旦100%確定曹操家族DNA」『東方早報』2013年11月12日 2009年12月に河南省安陽で曹操の墓と推定される古墳が発見されたが*2、上海の復旦大学では曹操一族のDNA分析を進めてきた。全中国の「曹」姓、「夏侯」姓、「操」姓の男性の血液サンプルを収集する一方で、歴史学者の韓昇氏は285の「曹姓家譜」を調査し、信憑性の高い8つの家譜(宗族)を抽出した。DNA分析の結果、8つのうち6宗族からは曹操の同時代に被る1800〜2000年前に発生したとされる同一のY染色体の突然変異(SNP)が発見された。さらに家譜には曹操の末裔であるという記載はないが同一のSNPを共有する3宗族が発見され、確認された曹操の末裔は9宗族になる。安徽省績渓、安徽省舒城、安徽省亳州、江蘇省海門、広東省徐聞、江蘇省塩城、山東省乳山、遼寧省東港、遼寧省鉄嶺。 安徽省亳州は曹操の故郷で、曹操の祖

    曹操遺伝子 - Living, Loving, Thinking, Again
    nagaichi
    nagaichi 2013/11/13
    復旦大のY染色体曹操の話。以前、西高穴村墓墓主の男性人骨についてはDNA分析が不可能と言っていたし、 http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0115&f=national_0115_001.shtml 肝腎なところが押さえられない分析もねえ。
  • インターネット/黒船/天皇(桝山寛) - Living, Loving, Thinking, Again

    デジタル・ジェネレーション―パソコン新世代・文化の誕生 (時代を読むシリーズ) 作者: アクロス編集室出版社/メーカー: PARCO出版発売日: 1996/04メディア: 単行この商品を含むブログ (1件) を見る 桝山寛、宮台真司*1「デジタル世代はどこにいくのか」(in アクロス編集室編『デジタル・ジェネレーション パソコン新世代・文化の誕生』パルコ出版、1996、pp.156-177)から、桝山寛氏の発言; 私が日のインターネット状況を考えるときに、ある意味で一番気になっているのは天皇制との関係なんです。インターネットが情報化時代の黒船であるというメタファーがありますね。そのメタファー自体はわかりやすいからまぁいいとして、一方、明治維新のときに、黒船に対して日という共同体を安定させるために用いたシステムが天皇制だったわけで、今度のそれは何になるのだろうという視点ですね。インター

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  • 谷川健一 - Living, Loving, Thinking, Again

    民俗学者の谷川健一氏*1が亡くなる。享年92歳。 『読売』の記事; 民俗学者・文化功労者の谷川健一さんが死去 民俗学者で文化功労者の谷川健一(たにがわ・けんいち)さんが24日、死去した。92歳だった。 熊県生まれ。東大文学部卒。平凡社で「日残酷物語」シリーズ*2を担当、ベストセラーに。雑誌「太陽」創刊時の編集長となったが、結核のため退社、在野の民俗学者となった。 柳田国男や折口信夫らの民俗学を発展させ、沖縄など南島の民俗に日の古層を探るなど、豊富なフィールドワークに支えられた「谷川民俗学」を打ち立てた。1978年に「地名を守る会」を結成、81年に日地名研究所(川崎市)を設立し、所長として歴史的な地名の保存運動にも尽力した。 87〜96年、近畿大教授。91年の「南島文学発生論」で芸術選奨文部大臣賞。92年に南方熊楠賞。2007年、文化功労者。短歌もたしなみ、01年、「海霊・水の女」で

  • じゃんけんぽん - Living, Loving, Thinking, Again

    http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20121016/1350386096に対して、 osaan*1 2012/10/17 14:18 ちょっとインドネシアのジャンケンを思い出しました。インドネシアでは象が人に勝ち、人が蟻に勝ち、蟻が象に勝ちます。蟻が象の耳から入って刺し殺してしまうのだとか。 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20121016/1350386096#c1350451121 じゃんけんということで; http://weibo.com/1766865877/z1kCV15Cc 因みに中国では紙ではなくて布。 *1:http://d.hatena.ne.jp/osaan/

    じゃんけんぽん - Living, Loving, Thinking, Again
    nagaichi
    nagaichi 2012/10/25
    蒋、毛、鄧!
  • 共済会或いは美生会 - Living, Loving, Thinking, Again

    どの国の、どの言語のテクストにせよ、例えばフリーメイソン*1関係の語彙が出てきたら、そのトンデモ度を警戒し、眉に唾をつける準備をしなければならない。また私たちは、フリーメイソンの陰謀を云々する人が同時に「小沢信者」や「反米保守」である確率が高いということを経験的に知っている。さてfreemasonだが、中国語では「共済会」或いは音訳して「美生会」という*2。そして、最近「共済会」陰謀理論と「毛左」との親和性が高いことに気づいた。 何新『統治世界:神秘共済会掲秘』というが2011年に刊行されている*3。検索をかけてみると、中国における「共済会」関係の言説の大多数にはこの「何新」という人名が絡んでいることがわかる。何新というのは中国の知識人の中でも最も謎めいた経歴を持つ人物のひとりで*4、1980年代は中国の古代神話に関するを刊行していたが、天安門事件後に李鵬取り巻きの文化人、新たな体制派

    共済会或いは美生会 - Living, Loving, Thinking, Again
    nagaichi
    nagaichi 2012/10/14
    へえ、気にしたことがなかった。「共济会,字面之意为"自由石匠"(Free-Mason),全称为"Free and Accepted Masons"」
  • 重慶事件、汪暉など(メモ) - Living, Loving, Thinking, Again

    承前*1 所謂重慶事件政治思想的な側面に関してメモ。 石井知章「重慶事件における新左派の役割と政治改革のゆくえ(上)」http://chikyuza.net/n/archives/23836 「重慶事件における新左派の役割と政治改革のゆくえ(下)」http://chikyuza.net/n/archives/23856 中国における「新自由主義者」と「新左派」の密かな補完関係。汪暉*2、特にその「去政治化」論に対する批判。石井氏によれば、重慶事件が突きつけているのは、毛沢東(文革)への回帰か1980年代の胡耀邦/趙紫陽ラインへの回帰かということになるだろうか。これは思想史的な課題としての1980年代啓蒙運動(思想解放運動)の再評価ということに呼応するか。 ところで、重慶事件を巡る思想界の動きに関して、「重慶模式」をプッシュしていた楊帆(中国政法大学教授、経済学)の言説をマークしておく;

    重慶事件、汪暉など(メモ) - Living, Loving, Thinking, Again
  • ゾンビ或いは「僵屍」の系譜(メモ) - Living, Loving, Thinking, Again

    言軽「”臉人”與僵屍想象」『東方早報』2012年6月12日 米国フロリダ州*1でbath saltsなるドラッグ*2を服用した男が或るホームレスの男性の顔に齧り付いて警察に射殺された事件を踏まえて*3、ゾンビ或いは僵屍の系譜について語られている。 ゾンビに類するような話は古代から存在しているが、西洋において「僵屍文化」が「蔚為大観的文化現象」になったのは所謂「啓蒙時代」の後である。ドラキュラとフランケンシュタインという「両位現代魔鬼神話的黒暗双星」が誕生したのは1816年6月。どうして「理性」を「強調」した「啓蒙時代」の後にゾンビが「風靡」するようになったのか。それは「理性」の「強調」の効果というか「反面」としての「理性喪失」への恐怖を体現しているという。ドラキュラは「迷信和直覚」を表象しておりフランケンシュタインは「科学和邏輯」を表象しているが、後者の場合、「対科学神話的奚落和嘲諷」で

  • 神話と伝説など - Living, Loving, Thinking, Again

    「古代人は神話を信じたか」http://d.hatena.ne.jp/t-hirosaka/20120125/1327506442 広坂さん曰く、 古代ギリシアの神話・伝説は、ソクラテスやプラトンが活躍した古代ギリシアから見れば時間的にも空間的にも遠く離れた異教の地に生まれ育った私などはついつい「ギリシア神話」として一括りにしてしまいがちだが、古代ギリシア人、少なくともソクラテスやプラトンたちにはその内容によって重要度に差があったのではないか。北風の神ボレアスがオレイテュイアという娘をさらっていったという伝説やヒポケンタウロス、キマイラ、ゴルゴ、ベガソスといった「妖怪めいたやからども」や「怪物たち」は、合理的解釈もできるがいちいちつきあうほどのものでもない。対するに、デルポイやドドネで巫女の口を借りて神託を下すアポロンやゼウスへの信仰はそれらとは別のものである、というような。これについて、

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  • 「文字」の権能その他 - Living, Loving, Thinking, Again

    アフリカ (地域からの世界史) 作者: 川田順造出版社/メーカー: 朝日新聞発売日: 1993/09メディア: 単行 クリック: 8回この商品を含むブログ (1件) を見る 家に放置されていた川田順造先生の『地域からの世界史5 アフリカ』を夢中になって読んでしまう。川田先生の専門というか主要なフィールドが「モシ族」であるせいか、記述が西アフリカ或いは中央アフリカは詳しいものの、南アフリカは相対的に薄いのではないかという感じもしたが、とにかく面白かった。例えば、西アフリカや中央アフリカにおける王国や帝国の興亡の記述とかは手に汗握らせる。 ここでは、I章「アフリカの黎明」でなされている「文字」についての省察をメモしておく。 ある社会が文字をもっているかどうかは、「文明」と「未開」を分けるもっとも重要な基準とされてきた。文字をもつ社会でも、文字を知っている者は、古代エジプトの初期(スクリブ)か

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  • ベートーヴェンとか白紙答案とか - Living, Loving, Thinking, Again

    私が小学生の頃、1971年4月まで家で朝日新聞をとっていたが、同年5月から毎日新聞に切り替えた。だから、朝日、毎日のどちらに載っていた記事なのか記憶がさだかではないが、たぶん毎日だったと思う。中国でベートーベンの「第九」が「ブルジョア芸術」だとして批判されたという記事が出ていたのだった。 この件は、もうネットで検索しても当ダイアリーや『きまぐれな日々』に過去に書いた私の記事が引っかかるだけで、いつ、どの新聞に掲載された記事かも正確に知ることは未だにできずにいる。朝日にせよ毎日にせよ東京と大阪で紙面が違い、私が子供の頃に読んだのは大阪社版だから、最悪縮刷版にも載っていない可能性がある。 http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20111210/1323451546 文化大革命とベートーヴェンの話はたしか、立ち読みの『週刊朝日』で読んだ気がする。何故憶えているのかとい

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  • 秦檜座れず - Living, Loving, Thinking, Again

    龔菲「江寧博物館秦檜坐像已撤展」『東方早報』2011年12月21日 今年9月にオープンした「江寧博物館」で(江寧人である)秦檜の坐像を展示していたところ、12月18日に岳飛の子孫で「岳飛後人聯誼会」の岳軍副会長が江西省九江から南京に乗り込んできて、秦檜の坐像を壊すよう要求した。博物館側はこれは「平反」(名誉恢復)を意味するものではないと弁明したが、結局坐像は博物館の倉庫に「永久」に封じ込められることになってしまった。岳軍は博物館の説明で秦檜を「名相」・「権臣」と形容していることにもクレームを付けている。秦檜は江寧の生まれで、2006年11月には江寧の清修村で秦檜の息子秦熺とそのたちの墓が発見されている。 ところで、2005年に金鋒という上海のアーティストが「我們跪了492年、我們想站来歇歇了」と題した秦檜夫婦の立像を制作したが、このときも岳軍副会長は作品を破壊することを要求し、作品が展示

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  • 早川語録 - Living, Loving, Thinking, Again

    承前*1 「早川由紀夫教授ツイートの 問題について/Skeptic's Wiki」http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/df8585e06195e80d2a8a93b1197265a4 See also http://skepticswiki-jp.org/wiki.cgi?page=%C1%E1%C0%EE%CD%B3%B5%AA%C9%D7%A1%A1%A1%CA%C5%EC%C6%FC%CB%DC%C2%E7%BF%CC%BA%D2%A1%CB まさに〈早川語録〉。赤いポケット・ブックになるのだろうか。 ざっと目を通してみて、古寺多見氏の 一連の早川のTweetについて、早川が当に主張したいことは、放射性物質の拡散を止めろということであり、それ自体は正論だとする反論がある。しかし、それなら福島の農家に対する非難を強調することは逆効果であり、早川

    早川語録 - Living, Loving, Thinking, Again
    nagaichi
    nagaichi 2011/12/15
    「私たちにとっての生きられた世界(土地、家等々)は無機質な数値に還元して透明化できるものではなく、(個人史、家族史、社会史が錯綜した)歴史性の澱、即ち意味及び意味可能体が沈澱し・こびりついている」
  • 反米? - Living, Loving, Thinking, Again

    内田樹*1「アンケートの続き」http://blog.tatsuru.com/2011/10/23_1031.php これは「格差と若者の非活動性について」*2の続き。先ず続きの方から言及する、というか疑問を提起したい。 曰く、 戦後日で大きな社会運動が起きたのはすべて「反米ナショナリズム」の運動としてです。 外形的には「左翼」主導の運動でしたので、質は見えにくいですが、そうなのです。 内灘闘争以来の反基地運動、60年70年の二次にわたる安保闘争、佐世保羽田に始まるベトナム反戦戦争などなど・・・巨大な動員をもたらした社会的な異議申し立ての運動はすべて質的には反米闘争(すなわち「日の主権回復闘争」)として行われました。 日人が「社会正義」を要求して運動を起こすとき、それはつねに「反米ナショナリズム」とセットになっているというのが私たちがとりあえず戦後史から学ぶことのできる「パターン