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ブックマーク / www.christiantoday.co.jp (6)

  • 初期教会にも高位の女性存在か、1600年前のモザイク製碑文に記述

    イスラエル北部のガリラヤ湖西部で、初期の教会において女性が重要な役割を果たしていたことを示す1600年前のモザイク製の碑文が発見された。碑文は教会の会堂建設のために献金した人の名を記したもので、その中に女性の名前もあったという。初期の教会における女性の役割については神学的な議論もあり、碑文の発見はそうした議論に一定の影響を与える可能性もある。 イスラエルのオンライン新聞「タイムズ・オブ・イスラエル」(英語)によると、発見されたモザイク製の碑文はギリシャ語の5世紀ごろのもので、そこには会堂建設の献金者の1人として「ソーサン(Sausann)」(へブライ名でショシャナ=Shoshana)という女性の名が記されていた。 同紙は「家父長制社会では珍しく、献金者のソーサンという女性の名が、配偶者や男性の保護者とは別に単独で記されている。このソーサンという名前は、恐らくイエスの女性従者スザンナ(Sus

    初期教会にも高位の女性存在か、1600年前のモザイク製碑文に記述
  • 皆川達夫さんが語る隠れキリシタンの祈り「オラショ」 400年の時を超えて伝わる異国のグレゴリオ聖歌

    中世・ルネサンス音楽研究の第一人者で立教大学名誉教授の皆川達夫さん(90)が11日、「かくれキリシタンの祈りの歌」と題した公開講演会(主催:立教大学キリスト教学会、文学部キリスト教学科、キリスト教学研究科)に登壇。キリスト教と音楽、そして隠れキリシタンに歌い継がれてきた「オラショ」について、集まった140人余りの聴講者を前に講演した。 「キリスト教と音楽のつながりは深い。教会には常に音楽があり、また音楽歴史を語るとき、キリスト教は切っても切れない存在だ」と皆川さんは言う。「例えば、バッハやシューベルト、モーツァルトも優れた宗教音楽を残している。それはなぜか」。そう問い掛け、キリスト教会において音楽が重視されてきた背景をひもといた。 多くの宗教は、見えない神を何とか視覚的に捉えようと、仏像や仏画などを作る。また、海や山、木などに神が宿っているとして、それを拝むことによって神の存在を確かめる

    皆川達夫さんが語る隠れキリシタンの祈り「オラショ」 400年の時を超えて伝わる異国のグレゴリオ聖歌
  • モルモン教、創始者がモルモン書翻訳に使用した「聖見者の石」の写真公開

    末日聖徒イエス・キリスト教会(通称:モルモン教)は、発行する国際機関紙『リアホナ』の10月号で、創始者のジョセフ・スミス(1805〜44)が天使から受け取った金版を『モルモン書』(モルモン教における「イエス・キリストのもう一つの証し」が記された聖典)として翻訳する際に使用した「聖見者の石」の写真を公開した。この石は、翻訳が終わった1830年春に、モルモン書の筆記者の一人であったオリバー・カウドリに渡され、ユタ州ソルトレイクシティに都市を開拓したブリガム・ヤングなど複数人の手を経て、代々モルモン教の指導者によって所有されてきたとされている。一般に写真が公開されるのは、これが初めてのことだ。 石は卵型でチョコレート色をしている。聖見者とは、 世の人々から隠されたことを、霊の目で見るのを神に許された人のことで、過去、現在、未来の出来事を理解できるとされている。啓示者、預言者、先見者と同義語であり

    モルモン教、創始者がモルモン書翻訳に使用した「聖見者の石」の写真公開
  • キリスト教とヤジディ教の女性奴隷、5千円で売られる イスラム国の文書で明らかに

    キリスト教とヤジディ教の女性奴隷が27ポンド(約5千円)で売られていることが、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」による文書で明らかになった。 イラクニュースによると、この文書は女性と子どもたちの取り引き価格のガイドラインで、このガイドラインに違反する者は誰でも処刑されるとある。 「女性と戦利品を売る市場の著しい縮小はムジャヒディン(ジハードを遂行する者の意)の財政とイスラム国の収益に悪影響を与えている」とも書かれており、トルコまたはシリアのような外国の出身でない限り、買い手が3人以上の奴隷を購入することを禁じている。 40歳から50歳のヤジディ教徒かキリスト教の女性は5万ディナールまたは27ポンド(約5千円)で売られると価格表は示し、10歳から20歳の少女は80ポンド(約1万4千円)、1歳から9歳の女児は100ポンド(約1万8千円)以上で売られ、年齢が若くなるにつれ奴隷の価格も増す。

    キリスト教とヤジディ教の女性奴隷、5千円で売られる イスラム国の文書で明らかに
  • 戦争に行くという意味 後藤健二

    死にたかった、どうせ死ぬなら戦場で死のうと思った-イスラム教スンニ派の過激派組織イスラム国に、戦闘員として参加しようとした大学生の言葉です。戦場で戦うということは自分が死ぬ可能性があると同時に、見ず知らずの相手の命を奪う可能性も持ちあわせています。自分は孤独に包まれて死んでも良いと思っていても、相手には愛する家族もいて死にたいなどとこれっぽっちも思っていないかも知れないのです。 「見えない一線」 同じ戦争の渦中に暮らしながら、戦闘の最前線で戦う兵士と成り行きを見守るしかない一般市民との間には「見えない一線」というものがあります。戦場を訪れるジャーナリストはそこを行き来します。 イラク戦争を取材していたある日、米軍が武装勢力に襲撃された現場に遭遇しました。私はそれまで、この戦争の結末がどうなるのか、一般市民の側から取材して見ていましたが、この時、私は「見えない一線」をまたいで戦闘の最前線“W

    戦争に行くという意味 後藤健二
  • 悲しみのマリア、イエズス会宣教師が描かれた南蛮屏風にキリシタン文化への思いをはせる 大阪中津「南蛮文化館」

    大阪・梅田駅から阪急で1駅、阪急中津駅から徒歩3分の線路沿いに小さな私設の博物館がある。「南蛮文化館」だ。1968年に地元に住む北村芳郎氏が設立した、日と欧州の交流に影響を与えた南蛮美術品を収集し展示する私設の美術館だ。毎年5月と11月の2カ月間だけ開館している。今年の秋のオープンに合わせて訪ねた。 2階建ての館内を、館長で学芸員の矢野孝子さん自らが案内してくれた。まず最初に目に飛び込んでくるのは、「南蛮屏風」(重要文化財)。縦1.6mで6枚の屏風が2つ、計12枚にわたって、日を訪れた南蛮船や南蛮商人、イエズス会の宣教師、南蛮寺(教会堂)の様子が、紙金地着彩という技法で描かれている。落款がないが、作者は織田信長や豊臣秀吉に仕えた狩野派の絵師・狩野永徳の子・光信の一門の作と考えられているという。 当時の街の様子や服装、風俗が細密に描かれ、さらに南蛮寺の中で、聖書の教えを説き、祈りをささ

    悲しみのマリア、イエズス会宣教師が描かれた南蛮屏風にキリシタン文化への思いをはせる 大阪中津「南蛮文化館」
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