私が米国に拠点を置きながら日本のスポーツ関連組織のお客様に対してコンサルテーションをさせていただくようになって10年以上が経ちました。この間、お客様の様々な悩みを共有させていただきながら、その解決のヒントとなるような優良事例(ベストプラクティス)を米国で模索し、そのエッセンスを収集・体系化してお客様にご提供するというプロセスを繰り返してきました。 お客様の抱える悩みは多岐にわたります。チケットやスポンサーシップ販売といった事業系領域から、国際戦略、広報、社会貢献活動。最近では昨年3月11日に発生した東日本大震災への対応や、ソーシャルメディアを活用したファン育成など様々です。 情報収集に当たっては、米国スポーツ界の球団・リーグ経営者やプロジェクト担当者と会ってお話をうかがうことも多く、この10年間で面会した方々は恐らく1000人を超えると思います。 日米スポーツビジネスの本質的な違い その中