タグ

ブックマーク / science.srad.jp (6)

  • 感情と感覚の関係性は世界共通 | スラド サイエンス

    感情には身体的感覚が伴い、それは文化を超えて共通しているらしいことが明らかになった(ScienceDaily)。 フィンランドのアールト大学ではフィンランド、スウェーデンおよび台湾の700人を対象に感情の身体的感覚を調査したとのこと。実験では被験者に怒りや恐怖、喜びなどの感情を呼び起こし、コンピュータ上の人型モデルにその感情によって活発化もしくは活動低下を感じた部位を記録させていったとのこと。 その結果、人がよく感じる感情はそれぞれに異なる身体的感覚を伴うことが明らかになったとのこと。例えば怒りは頭や胸、また腕に活発な感覚を覚え、喜びは全身に活発な感覚があり、悲しみは頭や胸が活発になるが四肢の活動は低下するなど、身体的感覚は感情の重要な特徴の一つであることが分かったという。また、この感覚は西欧および東アジアにおいて共通することが分かったという。 この研究は感情の働きおよびその身体的基盤を理

  • Intel、ホーキング博士の意思伝達装置の改良を試みる | スラド サイエンス

    スティーヴン・ホーキング博士は筋萎縮性側索硬化症のため自分で身体を動かすことが困難であり、そのため意思伝達装置を用いて他人とのコミュニケーションを取っている。頬の動きを読み取るこの装置を使っての発話ペースは1分間につき1語にまで落ちて来ているとのことだが、Intelがこれを5〜10語/分にまで向上させる新たなシステムを開発しているという(Scientific American、家/.)。 博士は頬の他にも口や眉毛を動かす事ができるとのことで、新システムはこれを読み取ることができるものになるようだ。入力方法が増えれば、例えばモールス信号を扱えるようになるかもしれず、それだけでスピードが格段に向上するはずとのこと。他にも顔認識ソフトウェアを採用したインターフェイスや、予測辞書の改良も検討されているという。 Intelは1990年代から博士のコミュニケーションエイドに技術提供しているとのこと。

  • 数学者が導出した「クトゥルフ的な非ユークリッド幾何学」があまりにもいあいあすぎる | スラド サイエンス

    ニュー・ブランズウィック大の数学者、Benjamin K. Tippett氏が、クトゥルフ世界の見識を深めるような蠱惑的すぎてどんな顔をすればいいか分からない論文を出しています。というか、論文のファイル名からしてあまりにも冒涜的すぎるのですが。 歪んだ双曲的な時空をユークリッド空間の中に、シャボン玉のような感じで接続した世界はまるで、死せる神の眠る深海の巨大都市について、恐るべきなほど一貫した理解を押しつけてくるのです(論文を紹介している記事、 家/.)。 論文によれば、「我々は、異常な時空のゆがみを生成するために必要な物質の種類を算出した。残念ながら、それはまさに非物理的で、人類の得た科学的経験から全くかけ離れた性質を持つ。そのような物質について熟知すれば、ワープドライブも四次元ポケットも、その他宇宙を越える航法を簡単に実現する異常な幾何学的性質も実現出来てしまうだろう」とのこと。 ど

  • 脳は他者への共感と分析的思考を両立できない | スラド

    「共感」に使われる脳の神経回路網が活発になるときは、「分析的思考」に使われる神経回路網が抑圧される、ということがケース・ウェスタン・リザーブ大学の研究で明らかになったそうだ(EurekAlert!、家/.)。 脳には社会的/道徳的/感情的に他者と繋がるときに使われるネットワークと、論理的/数学的/科学的思考に使われるネットワークがあるという。脳が休息状態にあるときはこれらのネットワークが交互に使われるが、どちらかの機能を要するタスクを行う場合、もう片方のネットワークが抑圧されることが示されたという。 実験では45名の健康な学生に「他者の気持ちを考えさせる問題」と「物理学を要する問題」を提示し、脳の活動をMRIで解析した。問題はそれぞれ文章問題およびビデオ問題で20問ずつ出されたとのことだが、問題の形式に関わらず片方の機能が活動している際はもう一方は抑圧されていることが明らかになったという

    shimomurayoshiko
    shimomurayoshiko 2012/11/09
    “非常に理知的な人でも詐欺に引っかかってしまう場合があるのはこの構造のため”
  • 米作家ニール・スティーヴンスン氏、悲観的な未来像が科学技術の進歩に影響することを憂慮 | スラド サイエンス

    MITで行われた公開インタビューで米SF作家のニール・スティーヴンスン氏は、最近のSF作品で描かれる悲観的な未来像が技術者や科学者の想像力を失わせることへの憂慮を語った(Technology Reviewの記事、 家/.)。 スティーヴンスン氏は自身を「楽観主義者に代わろうとしている悲観主義者」と表現し、反理想郷的な流行に乗った作品を過去に執筆したことを認めたうえで、「未来の描写がすべて恐ろしいものであれば、未来を作ろうとする意欲が失われる」と述べたという。技術的に実現可能な明るい未来像を描いたSF作品集を作ることで状況を改善するため、スティーヴンスン氏は「Hieroglyph project」を昨年立ち上げた。自身も実際の技術的構想に基づき、単段式宇宙輸送機(SSTO)を軌道に打ち上げる20キロメートルの高層タワーをテーマにした作品を寄稿している。また、現在の技術で実現可能なSF的計画

  • パンパンの膀胱は判断力を向上させるという研究結果 | スラド サイエンス

    膀胱をコントロールすることは、自身をコントロールすることに他ならないのかもしれない。Psychological Scienceに掲載された研究結果によると、トイレを我慢しているときの方が判断力が向上するそうだ(ScienceDaily、家/.)。 この研究では被験者に750ccの水を飲ませ、それが膀胱に達すると考えられる40分後に被験者に8つの質問に対し判断を下させたとのこと。各質問は直近に小さな報酬を得るか、もう少し待ってより大きな報酬を手にするかを選ぶ内容であった。 その結果、トイレを我慢している被験者の方が後により大きな報酬を得ることを選択する傾向があったとのこと。生理的欲求を我慢している状況には別の事柄に対し自制心を保つのは難しいと思われていたが、結果はその逆となったそうだ。 今後人生の重大な決断は、トイレを我慢した上で行うのが良いかもしれない。

    shimomurayoshiko
    shimomurayoshiko 2011/03/04
    id:neko-luna俺頻尿だけど勘よく外すid:yoshikogahaku縁起悪いから勘弁してください
  • 1