自民党の二階俊博幹事長は29日、東京都内で開かれた石原派(近未来政治研究会、12人)の政治資金パーティーであいさつし、安倍晋三首相が夏の参院選の前に衆院を解散して衆参同日選を断行するとの臆測が広がっていることについて「そんなことはだれもいっていない。マスコミがつくっているだけだ」と述べた。 二階氏は「注目する紙面を書かないと、新聞だって売れない。だから、はっとするようなことを書いている」と指摘。参院選については「勝ち抜かなければ政権が認められたことにはならない。大変な試練で、これを乗り越えなければ政治は進まない」と強調した。