タグ

松尾貴史放送タレントに関するvox_populiのブックマーク (89)

  • 松尾貴史のちょっと違和感:吉野家元役員の暴言 現場が必死に積み上げてきたものを… | 毎日新聞

    牛丼チェーン大手の吉野家の企画部長を務める常務取締役(当時。この件で解任された)が、早稲田大での社会人向け講座に講師として招かれ「生娘をシャブ漬け戦略」と表現した。「田舎から出てきた右も左もわからない若い女の子を生娘のうちに牛丼中毒にする。男に高い飯をおごってもらえるようになれば絶対にべない」などと発言したらしい。それも「不適切な言い回しで不愉快な思いをされた方がいたら申し訳ないが」と前置きまでしていたという。 客にも、全国で働く現場の皆さんに対しても、CMキャラクターとして起用しているタレントの顔にも、泥を塗りまくるような意識と発言だ。

    松尾貴史のちょっと違和感:吉野家元役員の暴言 現場が必死に積み上げてきたものを… | 毎日新聞
    vox_populi
    vox_populi 2022/04/24
    「数年前、吉野家傘下の「はなまるうどん」で、「女子ぶっかけ」「男子おいなりさんセット」「かまたま」というキャンペーンを張って、疑問が寄せられ、期間途中で表現を改定していたことも思い出す」。ひでえ会社。
  • コラム「松尾貴史のちょっと違和感」休載で抱く喪失感 | メディア万華鏡 | 山田道子 | 毎日新聞「経済プレミア」

    なんか変! ない! 毎週日曜日の毎日新聞は真っ先に、別刷り「日曜くらぶ」2ページのコラム「松尾貴史のちょっと違和感」を目指す。ところが12月19日の日曜日、ページをめくるも見当たらず、喪失感を抱いた。 松尾さんは肺塞栓(そくせん)症のために緊急入院。出演中の二兎社公演「鷗外の怪談」で文豪、森鷗外役を演じていたが、12月の地方公演は中止となり、「日曜くらぶ」のコラムは休載となったのだ。 松尾さんのコラムは日政治や社会に切り込むものが多く、日曜日に留飲を下げた読者は多いのではないか。個人的には8月29日の「国会議員の世襲」を取り上げたものが痛快だった。 「その家に生まれた子どもが、安定した生活で『腹がすいて困窮した』などという経験もなく育ち、世の中をどうしようという志が生まれるのか疑問だ。(略)メディアも『サラブレッド』などと持ち上げるのを見ると、単なるちょうちん広報のようで、その報道機関

    コラム「松尾貴史のちょっと違和感」休載で抱く喪失感 | メディア万華鏡 | 山田道子 | 毎日新聞「経済プレミア」
    vox_populi
    vox_populi 2021/12/30
    「松尾さんは肺塞栓症のために緊急入院。出演中の二兎社公演「鷗外の怪談」で文豪、森鷗外役を演じていたが、12月の地方公演は中止となり「日曜くらぶ」のコラムは休載となった」。最近見ていなかったが、休載とは。
  • 松尾貴史のちょっと違和感:結婚は当事者次第 勝手な予想や臆測やめて | 毎日新聞

    秋篠宮家を補佐する宮内庁の加地隆治(かちたかはる)・皇嗣職大夫(こうししょくだいぶ)が記者会見で、長女眞子さまが「複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)」の状態にあることを公表し、「お支えが十分であったのかと申し訳なく思う」と語った。眞子さまを診察した医師によると、週刊誌報道やインターネットの書き込みでの誹謗(ひぼう)中傷も原因になっているそうだ。 この時期の病気の発表について「国民のせいだと言うのか」「結婚反対を封じるためだろう」などという卑劣なコメントも多く見られる。公表しなければ後で明らかになった時に非公表を責めるだろうし、上皇后美智子さまや皇后雅子さまが、ご病気の時にも公表してきたではないか。

    松尾貴史のちょっと違和感:結婚は当事者次第 勝手な予想や臆測やめて | 毎日新聞
    vox_populi
    vox_populi 2021/10/10
    この結婚問題に対する最も心安らかな態度とは、関心を持たないこと。当方は関連記事を1本たりともまじめに読み通したことがない。なぜなら、関心がないから。
  • 松尾貴史のちょっと違和感:国会議員の「世襲」 富の固定化、権力の寡占 国にダメージ | 毎日新聞

    時期が迫りつつある衆院選に、世襲候補が続々と名乗りを上げている。公党の重職にある後期高齢者も、息子に選挙地盤を継がせようとする動きを見せている。この政治家の世襲という「家業」形式に、日人はあまりにも寛容でありすぎないだろうか。 地元の強固な支持基盤や、ブランド、もちろん資金調達のツテなど、親からそっくり受け継ぐような候補者に、「社会はこのままではいけない」と問題意識を持つ立場の候補者がどうあがいても対抗できる可能性は低すぎる。公平な選挙であるべきだという前提があれば、有り得ない話ではないのか。 最近では、落語界にも2世、3世の噺家(はなしか)が増えてきた。もともと世襲制の芸能ではないけれど、昔は継いでもうまみのない職業だった。上方落語が衰退した時期に、親の思いを継いでその世界に苦しい生活覚悟で飛び込んだ6代目笑福亭松鶴や3代目桂春団治という人たちもいたが、今では名跡を継ぐ子どもは花形扱い

    松尾貴史のちょっと違和感:国会議員の「世襲」 富の固定化、権力の寡占 国にダメージ | 毎日新聞
  • 松尾貴史のちょっと違和感:選挙のたびに思う低投票率 「この人が少しマシ」で1票を | 毎日新聞

    4日の日曜日、東京都議選の投開票が行われ、自民党と公明党は合わせて過半数の議席を獲得できなかった。自民は「50議席は取れるのではないか」などと楽観していたがはるかに及ばず、結果は惨敗と言えるだろう。地域政党「都民ファーストの会」が議席を減らした分から、以前奪われた議席を少し返してもらっただけ、という感じか。都民フについては、先日、東京五輪の中止を求める陳情に反対したことで「どこが都民ファーストなのか」という印象が鮮明に残っている。 一方、与党内では、4カ月先までには必ずある衆院選を、菅義偉首相の「顔」で戦えるのかという不安は増大しているだろう。菅氏には「新型コロナウイルスのワクチン接種で与党の勢いを挽回」というもくろみも少しはあったのだろうけれども、想定外のワクチン不足によって接種の予約が停止となり、国民の混乱を招いてしまっている。

    松尾貴史のちょっと違和感:選挙のたびに思う低投票率 「この人が少しマシ」で1票を | 毎日新聞
  • 松尾貴史のちょっと違和感:五輪・海外選手に不公平な制約 日本のメダル素直に誇れるのか | 毎日新聞

    いくら何でも、いくら菅政権でも、東京オリンピックは中止にするだろうと思っていたのだが、やはりまともではなかったようだ。どうあっても、国民の健康と生命を危機にさらしても、人材派遣会社や広告代理店の利益を優先したいのか。「開催か、中止か」の議論が、いつのまにか「観客ありか、無観客か」というテーマにすり替えられ、それがまた「1万人か、半分か」という話にずらされ、多くのマスコミも批判することなくその線に乗って報道し続けている。 東京オリンピックの選手村がマスコミに公開されたが「ビレッジプラザ」というメインの施設には、金の装飾トイレなるものが設置されたと話題だ。そのトイレの洗面台は装飾にしか気が向かなかったのか、蛇口は自動や足踏み式ではなくプッシュ式の手動だ。センサーのついた非接触の蛇口は、今時大量生産されているから単価も抑えられているだろうけれども、金の装飾は特注なのでたいそうお高いのではないか。

    松尾貴史のちょっと違和感:五輪・海外選手に不公平な制約 日本のメダル素直に誇れるのか | 毎日新聞
  • 松尾貴史のちょっと違和感:最悪の印象の五輪 負荷かかる医療にさらなる重圧 | 毎日新聞

    私は物心がついた頃に前回の東京オリンピックの盛り上がりを経験した。ずっと五輪は無条件に素晴らしいもので、その後の成長に従って「神聖なものだ」という意識も加わり、開催できることは名誉であり、そこで活躍する人たちは英雄のようにあがめられるという価値観を皮膚感覚で培ってきたように思う。 その輝ける五輪が、私の中では人生でこれほどまでに落ちるかというほど、最悪の印象になっている。もちろん、五輪に向けて、純粋な気持ちで鍛錬を続ける選手たちの印象が悪くなるようなことはないけれども、五輪に群がる金まみれ、欲まみれの薄汚い人たちの手によって、もはや五輪というイベントの印象は最悪だ。 当然のように、中止を求める多くの署名が集まり、陳情がなされ、東京都議会文教委員会では、共産党立憲民主党が五輪中止について賛成するも、自民党、公明党、都民ファーストの会の反対で陳情は不採択となった。都民の多くが五輪の開催に反対

    松尾貴史のちょっと違和感:最悪の印象の五輪 負荷かかる医療にさらなる重圧 | 毎日新聞
  • 松尾貴史のちょっと違和感:大手化粧品会社会長の差別発言 利用者は考え支持しているのか | 毎日新聞

    もう鬼籍に入られた落語家の、おそらく昭和のエピソード、あるいは冗談として語られるもので「私が嫌いなものは差別です。差別と黒人が大嫌いです」という毒のある小噺(こばなし)がある。オリジン(原点)はひょっとすると、アメリカのスタンダップ・コミックあたりか。当時はこういう「ねた」も許容される雰囲気があったが、今どきは公の場所で使える冗談ではなくなったかもしれない。今ではネット上の匿名の投稿で、名残を見せる程度になったのではないか。「黒人」の部分を、差別されることが多い別の集団に置き換えて喜んでいる者もいるようだ。 大手化粧品会社「DHC」の吉田嘉明会長が、自社の公式サイトに「似非(えせ)日人はいりません。母国に帰っていただきましょう」「(ある会社は)社員のほとんどがコリアン系」「(競合他社の)CMに起用されているタレントはどういうわけかほぼ全員がコリアン系の日人」など、差別的な表現を繰り返し

    松尾貴史のちょっと違和感:大手化粧品会社会長の差別発言 利用者は考え支持しているのか | 毎日新聞
  • 松尾貴史のちょっと違和感:維新幹事長が「立憲民主は必要ない」発言 民主主義の否定だ | 毎日新聞

    この先、日国憲法が今の政権に都合よく改悪されてしまう可能性も大きくはらんでいるであろう国民投票法改正案の修正を提案して、それを与党にのませたという名目のもと、立憲民主党が賛成にまわってしまったことで、改正案は今国会会期末までに成立する見通しだ。 その件に絡めて、日維新の会の馬場伸幸幹事長が、立憲民主党のことを「日には必要のない政党」と言ってしまった。それも、雑談やオフレコの類いではなく、公の記者会見で言ってしまったのだ。政治家である以前に、社会人としてもどうかと思うような暴言ではないか。いわゆる公党の重職にある者が、特定の政党の存在を「不要だ」と公言したのだ。こういう人物こそ、この職にとどめている段階で、維新がどういう組織かということが推して知れよう。 しかし「日には必要ない」という表現になったのは、まさか自分が日そのものだと思ってはいないだろうから(可能性はあるが)、「自分たち

    松尾貴史のちょっと違和感:維新幹事長が「立憲民主は必要ない」発言 民主主義の否定だ | 毎日新聞
  • 松尾貴史のちょっと違和感:携帯のイヤホン通話まるで「独り言」 片方だけ聞かされるイライラ | 毎日新聞

    道を歩いていると、後ろから来た自転車に乗った男から「何でだよ!」と言われた。「ちげえよ、うんぬん」と続いたようだが、その頃には離れてしまって聞こえなかった。言われたのは私ではなく、携帯電話のイヤホンで通話している相手だったのだが、後ろからの至近距離だったので、自分が言われたと錯覚してしまったのだ。 最近、街中でこの手の「独り言」が急増している。もちろん通話相手がいるから独り言ではないのだけれども、誰はばかることなく「私たちの話をお聴き」というふうで、ばか笑いをしたり悪口らしきことを話したりしている。 電車の中などで「他人の迷惑になるので」携帯電話の通話は禁止されているが、乗客同士の通常の会話はとがめられることがない。それは、通常の会話は聞こえてきても余計なストレスがかからないからだ。携帯電話での会話は、周囲の人には通話相手の声が聞こえないので、そこが心理的に悪いストレスがかかるのだという。

    松尾貴史のちょっと違和感:携帯のイヤホン通話まるで「独り言」 片方だけ聞かされるイライラ | 毎日新聞
    vox_populi
    vox_populi 2021/05/09
    「この1年ほど「歩きたい、歩きたい」「食べ切れるかな」「胃が小さくなったなあ」とつぶやいている。そのおかげか、がんばること無しに体重を10キロ減らすことができた」。耳寄りな話。なお、桂枝雀師匠の絵は秀逸。
  • 松尾貴史のちょっと違和感:参院広島再選挙・野田氏の投開票日投稿 「秘書がやった」ではすまない | 毎日新聞

    参院長野選挙区の補選で立憲民主党の羽田次郎氏、衆院北海道2区の補選では立憲民主党の松木謙公氏、参院広島選挙区の再選挙でも立憲民主党、国民民主党、社民党など野党推薦の諸派新人、宮口治子氏が当選した。 テレビや新聞では「自民、3選挙全敗」という見出しが多く躍っていたが、「野党全勝」ではなく、自民党側の立場から見た言い方になっていることに違和感を覚えた。もちろん、政権運営が厳しくなるなどの2次情報をニュアンスに盛り込んでいるのだろうけれど、選挙結果の伝え方として奇妙に感じてしまうのだ。 長野選挙区の補選は、当選した羽田次郎氏の兄、雄一郎氏が新型コロナウイルスに感染し、治療が間に合わず無念の死を遂げたことで、弔い合戦の色合いが濃かったとも言われる。コロナ対策に後手後手で迷走する菅政権への批判が形になった結果かもしれない。

    松尾貴史のちょっと違和感:参院広島再選挙・野田氏の投開票日投稿 「秘書がやった」ではすまない | 毎日新聞
  • 松尾貴史のちょっと違和感:自民検討「こども庁」 新たな税金の無駄遣い装置か | 毎日新聞

    なんとしても東京五輪・パラリンピックを開催したいという気持ちはわかるが、衆院の代表質問に登壇した自民党の二階俊博幹事長が「オリパラの成功が、世界中のアスリートの支援につながり、それを見て、次の時代に挑もうとする世界中の子どもたちの笑顔と希望につながると確信している」と言っていたが、なぜここで「子ども」を持ち出したのか一瞬戸惑った。ひょっとすると、これから「子ども」をキーワードにして何かを企てているのだろうかとも。 自民党が「こども庁」を創設したいそうで、そのための議論を始めるのだという。子育て政策などに「省庁横断で取り組む組織」と位置付けるそうだが、「省・庁」横断で取り組むのに新たな「庁」を作るのだそうだ。「子ども」と言えば反対が出にくい、反発を招きにくいというもくろみなのだろうけれど、これは役所の数を増やせば解決するのだろうか。縦割りの弊害などそれこそ何十年も前からわかっていただろうに、

    松尾貴史のちょっと違和感:自民検討「こども庁」 新たな税金の無駄遣い装置か | 毎日新聞
    vox_populi
    vox_populi 2021/04/11
    今回に限らず、二階俊博は語る言葉が極めて雑。雑な言葉は雑な思考の反映であり、微妙な利害調整が必要とされる国政には雑な思考は全く不適。さっさと政界から引退しろ。
  • 松尾貴史のちょっと違和感:「小泉八雲朗読」観覧に思う 私たちの想像力減退に不安 | 毎日新聞

    4年前に他界した父の故郷でもある島根県を訪れた。私は無宗教だが、山陰地方は八百万(やおよろず)というか、森羅万象に霊性のようなものが宿っているという世界観に親和性があるように感じる。小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)や水木しげるさんのような神秘の大家を輩出していることにも通じているのかもしれない。 折しも、30年近く前に直径25・2センチの大型隕石(いんせき)が落下した松江市美保関町にあるメテオプラザで、開館25周年記念事業のイベント「小泉八雲朗読のしらべ 転生」を観覧することができた。俳優の佐野史郎さんの朗読と、世界的なギタリスト、山恭司さんの演奏、そして八雲のひ孫、小泉凡さんによる解説講演のコラボレーションで、2007年から継続的に、島根県のみならず、国内の多くの場所や、八雲の母の故郷ギリシャ、父の故郷アイルランド、作家としてのベースを築いたアメリカなどで、多数公演を行っているらしい。

    松尾貴史のちょっと違和感:「小泉八雲朗読」観覧に思う 私たちの想像力減退に不安 | 毎日新聞
    vox_populi
    vox_populi 2021/04/11
    「イベント「小泉八雲朗読のしらべ 転生」を観覧」「俳優の佐野史郎さんの朗読、世界的なギタリスト山本恭司さんの演奏、八雲のひ孫小泉凡さんによる解説講演」「「6席」の口演が佐野さん1人による」。
  • 松尾貴史のちょっと違和感:河井夫妻公選法違反 「他山の石」ではない事件 | 毎日新聞

    「解散風」が吹いているという。新型コロナウイルスの緊急事態宣言の解除も衆院解散・総選挙から逆算しての発表だとか、「人類が新型コロナに打ち勝った証しとしてのオリンピック」が現実的にできないだろうという読みからなのか。そもそも、誰が解散風を吹かせたがっているのかすらわからない。 野党共闘など今の状態では到底無理だということが見透かされているので、衆院の解散権を持っている者としては、今のうちにやってしまえという気になるのだろう。任期を消化してしまうと、自分は引きずり下ろされるという心配もあるだろうから、さもありなんな話だ。 菅義偉氏は、最近になって「貧困家庭の子どもに5万円を給付する」と言い出した。「自助、自助、自助」のこの人の口からこんな案が出ることが「選挙が近い」と思わせるに十分な根拠になる。

    松尾貴史のちょっと違和感:河井夫妻公選法違反 「他山の石」ではない事件 | 毎日新聞
    vox_populi
    vox_populi 2021/03/28
    「河井夫妻の事件に関与している自民党の二階俊博幹事長は「他山の石」と意味不明な内容のコメントをしていた」「自分の山から出た悪質な「石」の責任が問われているのに、まるで関係がないかのような言い方」。
  • 松尾貴史のちょっと違和感:総務省接待問題 「意見交換」「顔つなぎ」通用しない | 毎日新聞

    歴代の総務相や総務省の官僚たちへの「接待づけ」が表沙汰になってきたが、国会での武田良太総務相の答弁拒否はあまりにもひどい。自らがどういう疑念を抱かれているのか認識していないはずがないが、「事前通告がない」という呪文を唱えればすべてかわせるとでも思っているのだろうか。「国民の疑念を招くようなことはしていない」とも言うが、疑念を抱くのは国民の側であって、大臣自身が決めることではない。野田聖子元総務相も、「プライベートな会合」「仕事の話はほとんど(!)していない」などと言っている。しかし、自分がなぜ接待を受けているのか、その時点で認識できないような無能だとでも言いたいのだろうか。「会費はあとで返金した」と言うが、どんな不正でも「返金」すれば帳消しになると思う尊大さはどこからくるのか。 官僚については、1人1万円を超える利害関係者との会は、たとえ割り勘でも事前に届け出が必要、という規定がある。最

    松尾貴史のちょっと違和感:総務省接待問題 「意見交換」「顔つなぎ」通用しない | 毎日新聞
    vox_populi
    vox_populi 2021/03/24
    「「もり」「かけ」「桜餅」「親子丼」と、「特例」の仲良し優遇政治が安倍晋三政権から続いているが、こんなことをしているうちに日本はどんどん衰退していく」。「親子丼」と言うために「桜餅」と。見事な似顔絵。
  • 松尾貴史のちょっと違和感:愛知知事リコール署名不正 河村市長の責任いかに | 毎日新聞

    愛知県の大村秀章知事に対するリコール(解職請求)署名不正事件は、無残な格好の悪さをさらしている。署名活動で不正を行うという、民主主義そのものに対するイメージダウンに、まれに見る「貢献」をした。 紛れもないこの運動の中心人物の一人、河村たかし名古屋市長は、今後の身の振り方について、「今出馬を断念したら、不正署名運動に関与したと認めることになるから」という理由で来期に向けて市長選に出馬する意向だと一部で報じられた。しかし、「自分は関与していない」という、保身の状況証拠づくりのために再出馬するのは、政治のあからさまな私物化ではにゃあか。おりしも市民団体が、河村市長に対して政治的及び道義的責任を問い、辞任を求める決議を出した。 河村市長は、あれほど率先して運動を引っ張ってきたにもかかわらず、「私は中心人物ではない」と距離感のある言い訳をしている。「愛知100万人リコールの会」のチラシに会長の高須克

    松尾貴史のちょっと違和感:愛知知事リコール署名不正 河村市長の責任いかに | 毎日新聞
    vox_populi
    vox_populi 2021/03/24
    松尾氏のこのコラム掲載の時点ではまだわかっていないが、その後河村たかしは臆面もなく名古屋市長選への出馬を決定。有力な対抗馬がいないため、今のところ再選の可能性は濃厚。それでも無論市民の見識が問われる。
  • 松尾貴史のちょっと違和感:アクセント位置の変化 「赤とんぼ」「ワカメ」…時代とともに | 毎日新聞

    私が子供の頃、NHKのアナウンサーは赤とんぼのことを、カタカナ部分にアクセントを置くとすれば「アかとんぼ」と、頭の文字を高く発音する、いわゆる頭高型で読んだり話したりしていた。今ではその言い方をする人は少数派、というよりもほぼいなくなったのではないだろうか。 童謡の「赤とんぼ」は、作曲者の山田耕筰が、共通語の発音に合わせて「夕焼あけ、小焼けえの、アかとんぼー」という旋律にしたのだという説を子供の頃に聞いたことがあるが、そのときに「なるほど」と思ったのは、頭高型の「アかとんぼ」が耳になじんでいたからだろう。 余談だが、大正時代に三木露風が作詞をした時には「夕焼け、小焼けの、山の空、負われて見たのは、まぼろしか」という歌詞で始まり、4番に「夕焼け、小焼けの、赤とんぼ、とまつてゐるよ、竿(さお)の先」があり、後に1番に赤とんぼが登場するように改訂されたのだという。どちらにせよ、ここも音階は同じな

    松尾貴史のちょっと違和感:アクセント位置の変化 「赤とんぼ」「ワカメ」…時代とともに | 毎日新聞
    vox_populi
    vox_populi 2021/03/24
    「大正時代に三木露風が作詞をした時には「夕焼け、小焼けの、山の空」という歌詞で始まり、4番に「夕焼け、小焼けの、赤とんぼ」があり、後に1番に赤とんぼが登場するように改訂されたのだという」。知らなかった。
  • 松尾貴史のちょっと違和感:「普通においしい」まん延 垣間見える傲慢さ | 毎日新聞

    「普通においしかったです」という表現がまん延している。もうすでに定着している感じもあるけれど、ここでいう「普通に」は、なぜ付けられているのだろうか。感覚として、ここ20年ほどで広がった感じがあるが、なぜ素直に「おいしかった」ではいけないのだろうか。 最近も「鬼滅の刃」のキャラクターの名が付いた期間限定販売のおにぎりを買った人が、その味の感想を「普通においしいのですよ、うれしい」とSNSに投稿していたのを見た。「普通」が「うれしい」につながることにも違和を感じる。 この言い方は、使う状況によって意味のばらつきはあるだろうけれども、恐らくは「おいしいとは思わず大した期待もなくべてみたけれど、案外おいしい」というような意味だと思う。だが、前提となる期待度が低いということは確かで、その意味では自分の評価基準をクリアしているという傲慢さが垣間見える。「こんな毒々しい色合いなのにべてみたら普通にお

    松尾貴史のちょっと違和感:「普通においしい」まん延 垣間見える傲慢さ | 毎日新聞
  • 松尾貴史のちょっと違和感:コロナ対策?お店精算時のトレー 何の効果があるのか | 毎日新聞

    最近、コンビニエンスストアで買い物をすると、精算の時に紙幣、硬貨をプラスチックのトレーに置くように促される。お釣りも、例えば硬貨が1枚2枚であっても、そして受け取るために手のひらを差し出していても、たいていトレーに載せてカウンターに置かれる。コンビニ以外の業態でも、この形式をとる店舗が増えているように感じる。 感染症の拡大防止が目的なのだろうか。しかし、何か効果があるのだろうか。東京でも関西でもそうなっているので、一部のチェーンでは全国的にマニュアル化されているのだろうと思うが、なぜなのかが分かりにくい。手渡しでは直接手が接触することになるから、それを避けるという意味があるのかもしれないけれども、トレーに載せることで解消されるというふうには想像しがたい。

    松尾貴史のちょっと違和感:コロナ対策?お店精算時のトレー 何の効果があるのか | 毎日新聞
  • 松尾貴史のちょっと違和感:森会長女性蔑視発言 矮小化する人たちの感覚とは | 毎日新聞

    先般の、森喜朗東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長の発した「女性の理事を増やしたくない」「発言時間を規制したい」旨の失言、というよりも「テレビがあるからやりにくいが」などと述べてから発しているので、確信的な差別発言なのだが、この件が収束するどころか、人とその周辺が火に油を「効率よく」注いで収拾がつかなくなっているようだ。この欄をお読みいただく頃には辞めているであろうという希望的観測があるが(2月9日に執筆)、はたしてどうなっているだろう。 しかし、オリンピックの基精神すら理解していない、そしてそれとは相いれない考えを持っている人物が組織のトップであることを自ら浮かび上がらせた。ある世論調査ではこの発言が「問題である」と、91%の人が思っているという結果が出て、この数字を裏返すとこの人物が首相だったときの終盤の内閣支持率に近いことでため息が出るが、そのまわりには、慰留したり擁護

    松尾貴史のちょっと違和感:森会長女性蔑視発言 矮小化する人たちの感覚とは | 毎日新聞