ハフポスト日本版 編集長, HuffPost Japan EIC yuriko.izutani@huffpost.jp Twitter:@IzutaniYuriko
ハフポスト日本版ニュースエディター。 関心分野は医療、介護、性について、選択的夫婦別姓、動物など。あとアニメとマンガが好き。
映画『レ・ミゼラブル』が描く、マイノリティー同士の衝突 「フランスは多様性を活かしきれていないところがある」
「メディアが取り上げて、『男女平等が当たり前だよね』と言い始めたのは、ここ10年くらいじゃないかな。それもインターネットメディアが増えたからじゃないかな」
「あなた、どこの国の人?」 上野の東京都美術館、東京藝大の卒業制作展。ラッパー、着ぐるみ作家として活動する田村なみちえさんと記者が話をしていると、ある中年男性が割り込んできた。その人差し指は彼女に向けられている。 「うーん…日本…ですかね…。初対面で誰にでもそうやって聞くんですか?」 初対面、それも第一声で相手に国籍を聞くこと。その不躾さをやんわりと指摘した彼女に、男性は一方的にまくし立てた。 「外国に行ったら、国を聞かれるのなんて当たり前でしょう!自分の国に誇りを持てばいいじゃないか!」 小声で何かをブツブツと呟き、彼女の作品の前から立ち去っていった男性。 その後も、他の学生に話しかけ「出身を聞いただけで、バカにされたと思って怒ったんだ、あの人は」と、苦情を訴えるように話す声も聞こえてきた。 「勝手に、私が自分の国を恥じていることになっていましたね…。昨日もああいう人が来たんですよ。私が
2016年に東大生5人が起こした強制わいせつ事件をモチーフにした小説『彼女は頭が悪いから』(姫野カオルコ/文藝春秋)は、実に473ページにも及ぶ長編作品だ。 一人の女子大学生に大量の酒を飲ませ、マンションの一室に連れ込んで暴行を加えたこの事件は、2003年に集団強姦事件を起こした早稲田大学のサークル「スーパーフリー」を想起させるものでもあったし、また同時期に慶應大学や千葉大医学部の学生が相次いで同様の事件を起こしたこともあって、当時大きな話題となった。 どれも「酒を飲ませて暴行を加える」という点では共通している。しかし、他の事件がセックスを目的としていたのに対し、東大生の起こした一件で性行為そのものは行われていない。彼らがしたこと、それは「女子大学生を集団でいたぶり、おもちゃのように扱って盛り上がる」という行為だった。
派遣型マッサージ店の女性従業員に性的暴行を加えたとして、強制性交等罪で起訴された俳優・新井浩文被告人(40)の裁判が、東京地裁で開かれている。 9月26日の第二回公判では、新井被告人に対する被告人質問が行われる。 有名俳優の事件とあって世間の注目度が高いが、この裁判は、性犯罪を司法がどう取り扱うのか、その変化を捉える重要な事例になるだろう。 性犯罪被害者側の弁護士として活動しているらめーん(@shouwarame)さんはそう指摘する。 ―――――― 新井被告人が起訴されている強制性交等罪の証人尋問が終わった。この事件は、被告人が有名俳優であったことで世間の注目を浴びている。 しかし、性犯罪被害者側の弁護士として10年以上仕事をしてきた私も、ネットニュースでこの裁判の内容を知って、目玉が飛び出した。それは、この事件が従来、検察官が起訴することさえ難しかったパターンだったからだ。 この裁判の内
「女子生徒は必ずスカートをはかなければならない」とする校則の変更を3人の女子生徒が求めた裁判の判決が3月28日、アメリカ・ノースカロライナ州の連邦地裁であった。
「女性ファッション誌の編集部であれば、性別関係なく女性のおしゃれ心を理解できることが必要ですし、少年マンガであれば少年の心がわかることが大切でしょう」
みなさんは「レペゼン地球」を知っているだろうか? 10代20代に絶大なるファンを持つ音楽グループ。リーダーのDJ社長は、夢の独白で一躍有名になった。
国際芸術祭『あいちトリエンナーレ2019』の企画展「表現の不自由展・その後」が中止となり、文化庁が『あいちトリエンナーレ』に対して採択を決めていた補助金を全額不交付にすると発表した問題。
「クイーン」のフレディ・マーキュリーそっくりの人物が、『美少女戦士セーラームーン』に登場するセーラーマーキュリーのコスプレを披露。世界中で話題になっている。 ネット上では「マーキュリーにもほどがある」「美中年戦士セーラー・フレディ・マーキュリーだ」「もし存命ならこのコスプレしてたかな?」などと話題になっている。
おそらく10%への増税を決めたのは、人参の皮まで食べきる必要がなく、家計を気にしながらスーパーで買い物をする経験など一度もしたことがない人たちだ。
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