私がアニメというモノを好きになるきっかけとなった作品のひとつが、『機動警察パトレイバー』でした。夜にWowowかなんかで放送されていた新OVAシリーズを偶然みて、すごく興味を持ったんですよね。 そのとき見たのは「VS」という話だったんですけど、OPとかを見るとロボットアニメのはずなのにロボットがまったく活躍する気配がない。それどころか、温泉旅館みたいなところで隊員達が酒飲んで大騒ぎするだけで1話が終わってしまう。それを見て、「こんなのアリなのか」とよくわからん衝撃を受けてしまったんですね。 んで、その後初期OVAシリーズやテレビシリーズも存在するコトを知り、それを順に見るようになって。もちろん、多くの話ではちゃんとロボット(この作品では「レイバー」と呼称される)が出てくるんですけど、この作品のキモはレイバーの活躍そのものではなくて、もし現実の東京に二足歩行する人型巨大ロボットが存在する余地