「シッコシッコさん、どうするの」 「昨日のライン作業で泳いだ目を静めなければならずとりあえず今日は木曜日だと思い込むことにする」 「流木男か」 「うまいこというね」
「このままでは年が越せず内心もクソみたいなことをグダグダ考えている増田の嫌われ者であるシッコシッコさんおつかれさま」 「さま」「ふゆ」「季節を失った」
「シッコシッコさんは今年の年収100万円未満だよ」 「だよ」「・・・・」
「年末を前に通勤苦で仕事をやめた、言いたいこともいえないシッコシッコさんおはようさん」 「さん」 「これからどうするの」 「会社の電話番号を着信拒否する」 「そうじゃなくてなんというか生活の糧はどうするの」 「糧!まあその慮りがスムーズなところを探すしかないでしょう」
「夕方(といっても季節柄もう日は暮れている)の大江戸線の階段とエスカレーターを二段飛ばしで駆け上り、帰りの駅構内にいる時間を2時間に短縮した、今日の朝方も後者乗車客のための入り口付近のへんてこサンドイッチマンで割りを食ってふてくされて3つ電車を逃し10分遅刻した矢先で10年選手の同僚にオマエハエライノカとつっかかられてH村から来てるんですよ6時前には家を出てるんですH中野から市営地下鉄メトロが混んでて乗れないんですよ、じゃあみんなはどうして間に合ってるのと10年選手、知らないですよ近いんでしょ・・・・等々朝から帰りまで激怒モードだったシッコシッコさんこんばんは」 「んは」「もうだめだ大江戸線は地獄電車だ」「大江戸線の乗車駅区間をなるべく減らす路線に変更する」 「それがいいよ」 「あと4日の辛抱だそれで大江戸線とはさよならだ」 「さよならだ」
「シッコシッコさん、『許されない』って表現おかしいと思わない?」 「おかしいってか主体が曖昧だね。そういう表現こそテロっぽい。逆に『許された』としても、、、、まあ世はことほどさように宗教的であるのだから真理は不可触的な知を運ばねばならない宿命でもあるんじゃないですかね」 「おかしいねえ」 「うん」「、、、、」「まあきわめて単純にするとA「許す」B「許さない」関係が念頭にありそれをC「許されない許されるAB」で見る視点が生じると」「まあこういう場合Cをコスイとでも言っておきましょうか」 「湖水?映るんです?あなたの落としたのは金の斧ですか銀の斧ですか?」 「僕が湖に落としたのは嘆きですよ」 「あかんシッコシッコさんと話すと余計こんがらがるよ」
「シッコシッコさん今日の晩飯は」 「納豆豆腐インスタントラーメン具なしそしてこれから納豆ご飯」 「地味だ!」 「いやマメ科の植物の花は結構鮮やかですよ何言ってんですか」 「あ、あかん感想に絡まってきた」
「鼻息でスマホが曇ることに微々たる喜びを感じカチドキ駅の通勤アワーの兵隊のようなスーツの群れというなのコンシャスネスに悪魔以外の何も感じられず都営地下鉄大江戸線でサリンを撒けばいいんだと口走りそうになりオウム真理教へのふとした理解に達してみたり満員電車の入り口付近で駅ごとに降車乗車キャクのために乗り降りするのにも隙間がなくなりそのリンボーダンス的な遊戯にも飽きてふてくされたり分かりやすい4次請負労働がテキトーな夜間新規教育の関係者の事務的かつ含みのあるやり取りで3次請負記入となりキッチュでシミュラークルで何もないモダンな形式をとりとめのない破壊衝動をぼんやりと感じながら帰ってきたシッコシッコさんお疲れさまー」 「、、、、、、」「うん」
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