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書評に関するNettouochiのブックマーク (38)

  • [感想]テッド・チャン「あなたの人生の物語」その4(完)

    地獄とは神の不在なりまーた欧米のカミサマ論かと思ったけど、具体的に記述されてて事前知識とかなくてもするする読めた 登場人物も少なくてわかりやすくてよかった 解説見たらテッド・チャンは宗教的背景もってないらしい だからこういう噛み砕いた書き方ができたんだな これしかり他の話しかり、作中のトンデモを当然のものとして説明するのがうまいなあ 最後どうオチをつけてくるかと思ってたけど、なるほど、と思った 面白さはそこそこだけどちょっとひっぱりすぎた感もあって、長すぎる気もした。 顔の美醜について --- ドキュメンタリー一応一番気になってた話 何度もホッテントリで見かけてたから 相貌失認っていう人の顔が覚えられない障害あるけど、美醜失認っていう美醜がわからなくなる・気にしなくなるように脳をいじる技術が当たり前に存在する世界での、いろんな立場の人や社会の動きを、ドキュメンタリー風にパッチワークしたもの

    [感想]テッド・チャン「あなたの人生の物語」その4(完)
    Nettouochi
    Nettouochi 2017/08/05
    京都の彼に「顔の美醜について --- ドキュメンタリー」読んで感想書いてもらいたい
  • 椎名波「わたしたちのひりだす快楽」感想

    ○はじめに 全編レズスカの成年漫画。 天才としか言いようがないので、全人類が読むべき。 ○二人のヘンタイのその後 露出排便。 あっけらかんと「何いってんのあんたはいつも山盛りでしょ」とか言っちゃうのが、椎名流なので、 この飄々としたノリを楽しもうというはずみになる、理想的な巻頭。 ○二人のヘンタイ 露出排便レズセ。 露出や塗りなども素晴らしいクオリティ。 けどそれ以上に、一般人OLにトイレを譲ってもらい、そのトイレでレズスカをするのだが、 この一般人OLの「えっ二人で? えっ?」のセリフと顔が素晴らしい。 かの、やまじゅんのゲイ漫画くそみそテクニックの終わりぎわに出てくるオッさんと比較すれば、もはや椎名波が天才以外の何者でもないことがわかってもらえるだろう。 ○夜の出会い 公園の公衆便所でスカトロレズセ。 初対面同士のOLが一つの和式トイレを二人で使う、というシチュエーションがもう完璧。

    椎名波「わたしたちのひりだす快楽」感想
  • [感想]川端志季「宇宙を駆けるよだか」

    町田くんについて調べてたら同時になんかの賞?とったかなんかでインタビューに載ってて興味持って読んでみた ブスの陰謀でブスとかわいこちゃんの中身がいれかわってかわいこちゃんが戻るために奔走する話 結論としてはブスでも心の持ちようだネ ってことでなんかすっきりしない もやもやが残る かわいこちゃんやイケメンどもがすげーまっすぐで正論吐くようなメンタルに育つことができたのは容姿に恵まれてたからであって、最初からブスだったらそうはなれねーだろっていう 卑屈すぎるブスが自分とダブってつらすぎる 結局ブスにとってはほぼ元ザヤ、数ミリマシになったくらいで結局まだこれからの未来お先真っ暗なのは変わらない 一番は心の持ちよう心の持ちようってああうるさいうるさいうるさい ブスって時点でとんでもないマイナススタートだっていうきつさをまったくわかってない とってつけたようなハッピーエンドを取り繕ってさっさと話を片

    [感想]川端志季「宇宙を駆けるよだか」
    Nettouochi
    Nettouochi 2016/09/12
    読んだ。増田と同じくハッピーエンドと思えなかった。京都の彼にも読んで感想書いてもらいたい
  • [感想]小野不由美「華胥の夢(十二国記)」

    短編集 やっぱり短編だと面白かった 長編疲れしてたんだろうなー でも次タイのギョウソウ関連の話でたら多分また長編だろうし・・・ まあそれは久しぶりの長編だからいっか 冬栄タイキが漣におつかいに出される おつかい先の漣で、王を選んだら自分の役割おしまいなんじゃ・・・と思ってた不安を払拭する話 それとレンリンとレンオウの話 やっぱりレンリンのおねーさんキャラ頑張れ頑張れキャラ感すごい ますます好きになった こんな王様だったらそりゃレンリンも迷宮の岸でああ言うわなあという レンリンとレンオウの関係もすごく好き レンの王宮で働きたいなあ 乗月風の万里を別の人物(簒奪者ゲッケイ)視点から どういう心情だったか、どうそれを乗り越えるかを丁寧に描く 短編でちょうどよい展開と濃さで読んでて心地よかった 書簡陽子と楽俊の手紙のやりとり お互いに思うところはあるけどがんばってます的な 威張らない楽俊の痛快して

    [感想]小野不由美「華胥の夢(十二国記)」
  • [エロ漫画感想] Girls forM vol.12

  • [読んだ]

    海を見る人を読んだ。世界のありようを計算で提示可能なハードSFは自分にはちょっと難しかった。技術面からアプローチした作品ならまだ想像しやすいんだけど。 そんなわけだから、時計の中のレンズはよくわかんなかった。天獄と地国に隠されたオチも解説読むまで考えもしなかった。 解説読んでからもほーんって感じで、いままでやったことのない読書スタイルだったから新鮮だった。文章を読み、ストーリーを追うだけじゃなく、考証することも読書の楽しみなんだと思う。 一方で、独裁者の掟とキャッシュは叙述トリックがあったり探偵が出てきたりと、短編ミステリとして親しみやすく面白かった。 時計の中のレンズは世界観の構築が一番の優先事項な上に複雑で、なおかつ微妙な結末を迎えたもんだから、上記二編は素直に良い進められた。 内容に関して言えば、表題作の海を見る人と門も良かった。特に海を見る人は間幕のやりとりを読むと味わい深くなる。

    [読んだ]
  • [感想]秋山瑞人「EGコンバット」2巻

    1巻はただのプロローグだった ぶっちゃけ新シリーズの場合って1巻でそれなりにまとまって終わるから2巻は必然的に失速するのが普通だと思うけど、こいつあ違う 1巻の面白さの天井を突き抜けて屋上まで飛び出ちゃう感じ なかなかないよここまでのもんは ふとマブラヴオルタのラストの突入でみんなが死んでくとこがダブった 閉鎖空間ってのも似てるし あ、別にパクリだとかなんとか言うつもりはないけど あと今回1巻から久しぶりに読むにあたって、アマルスのビジュアルを勘違いしてたことに初めて気づいた なんとなくぱにぽにの先生みたいなロリイメージだったんだよなー 全然ちゃうかった むしろ真逆 閑話休題 あえて苦言を呈するなら、最後の最後がちょっと急ぎ足で尺足らずに感じられたくらいかなあ エピローグが薄かった 帰ってきたあとの5人+一人の絡みももっと見たかった カデナはほんといい子 2巻こんなに面白かったかーと改めて

    [感想]秋山瑞人「EGコンバット」2巻
  • [感想]田島列島「子供はわかってあげない」

    水泳部の女子と書道部の男子のボーイミーツガールとちょこっとミステリ 絵柄とか間とかセンスとか、つばな、道満晴明、石黒正数が好きな人間ならたぶん好きになる作風 個人的にはギャグのセンスがすごく好きだった 恋愛部分の描写が薄い気がしたけど、まあこんなもんなのかな・・ 実際人を好きになるのなんて、大した理由や動機付けなんていらないんだろうな・・・ 面白いけど自分のことを顧みるとどうしようもなくムカつしてしまうタイプの恋愛描写だった ただ「兄貴」の存在というかキャラ設定の意味があまりなかった 最初のびっくりだけでそれ以降とくに大きな意味を持つこともなく たぶん時間がたったときに、ふと読み返したくなるタイプの漫画だわこれは んで、面白かったってことは、心に静かにしまっておきたい 他人にぎゃーぎゃーと面白さを喧伝するような漫画でもない 密かに心の棚に入れておくタイプの漫画 タイトルの意味はよくわかん

    [感想]田島列島「子供はわかってあげない」
  • 「君と会えたから・・・」読了

    Nettouochi
    Nettouochi 2016/03/14
    君と会えたから・・・ | 喜多川 泰 http://www.amazon.co.jp/dp/4887594801
  • [感想]日暮キノコ「喰う寝るふたり住むふたり」全5巻

    ★★★★☆ あらすじ10年同棲しててそろそろ30だけど籍は入れてないカップルの日常。 感想登場人物とまったく同じ年だからってのもあるけど、めっちゃ感情移入して読めてじんわり面白かった。 自分自身は同棲したことがあるどころか童貞なんだけど。 このマンガの面白いところは、一つの出来事をカップルのそれぞれの視点から描いてるところ。 一つの話の中でそれぞれの視点があるんじゃなくて、1話まるごと男視点か女視点かで分かれてる。 おまけマンガによれば、連載時は一回あたりの原稿が、男視点と女視点と2話分でめっちゃ大変だったらしい。 でもそれがすごくいい。 掘り下げもできてるし、味わい深さがより増してる。 回想シーンのバランスもすごく絶妙で、登場人物も多彩。 それぞれがいろんな思惑を抱えてるのをいろいろ垣間見ることができてすごく面白い。 いい意味で神視点になってる気分になれる。 終わり方もまあこうなるよねっ

    [感想]日暮キノコ「喰う寝るふたり住むふたり」全5巻
  • [感想]山崎紗也夏「サイレーン」全7巻

    ★★☆☆☆ あらすじサイコパスでシリアルキラーの整形美人殺人鬼を、 警察官のカップルが追う。 感想前半と、その場その場の盛り上がりはそれなりだったのに、後半とラストでの息切れと失速感が半端無かった。 浦沢直樹のMONSTERの劣化版って感じ。 ラストだけで言うなら寄生獣っぽくもあった。 こんだけひっぱっといてこんなオチかっていうガッカリ感が大きすぎた。 いつの間にか実写ドラマにもなってたらしいけど。 まあディテールANAだらけだし、細かいこと気にせずに読める分、気楽に読めるっちゃ読めるわな。 demo設定とか説明多すぎるのも嫌だけど、こうも穴だらけなのもなあ・・・ なんか角川ホラー文庫のB級サスペンス・スリラーって感じだった。 だいぶ前に途中まで読んでて気になってて今回改めて最初から最後まで読み通したけど、気になってたところで忘れてたほうがよかったなあ・・・

    [感想]山崎紗也夏「サイレーン」全7巻
  • 久しぶりの読書「都市と星」

    「都市と星」は1956年にアーサー・C・クラークによって書かれた作品で、生や死までもが都市に管理される未来を描いている。ここで言う死は都市に回収されることであり、回収された人は赤子に作り変えられて都市から産まれてくることになる。 面白いのが、生まれた赤子が成長すると、前世、つまり回収される前の人の記憶がよみがえることである。そのため死はこの世界で恐れられるものではない。その代わり、人々は都市の外を異常なまでに恐れる。都市の加護が及ばないからか。 しかし、主人公は特殊な存在である。前世の記憶がないのだ。つまり、都市ができてから初めて産まれたのである。そして、彼には都市の外への恐怖がない。主人公は外の世界に興味を抱くようになる。 特筆すべきはその未来観であり、今読んでもはっきりと「未来」を感じる設定になっている。これが1956年に書かれたとは到底思えない。 これ以上はネタバレになるので書かない

    久しぶりの読書「都市と星」
  • ちばてつや賞 夏の悪友

    http://b.hatena.ne.jp/entry/www.moae.jp/comic/chibasho_natsunoakuyu 上記はブコメ。 個人的にはカタルシスのない読後感とやらが逆に物足りなかった。 人間の中にある憤怒やるかたない思いを消化せずにすっ飛ばして、着地は友情エンド。 いくつかのエンドの種類として、復讐エンドとして仮定した場合、片方が獄中に入るホーリーランド系、 両方が追われるロードムービー系、両方不幸になるデスゲーム系などがあって、たしかに見慣れた構成になってしまう。 ただなぜそれらが出尽くしたかというと、今作のラストは来やっちゃいけないラストだから。 やっちゃいけないラストをわざわざ持ってくる人が今までいなかったというだけで。 実際最後はふわっとした着地になってしまい、どこにも突き抜けていない。 いじめエピソードが強烈なのに、共闘する目標という点だけで引っ張っ

    Nettouochi
    Nettouochi 2016/02/01
    作者はそれを必要だったと考えており、復讐エンドだと話の焦点がそっちになってしまう。増田の求めるものと作者の描きたいものが違って、どっちが優劣て話じゃないと思う
  • [感想]手塚治虫「三者三様(ブラックジャックより)」

    ★★★☆☆ 前置き4巻10話。 あらすじ高校受験に失敗して自殺しようとしていた少年が、日雇いのオッサンに助けられる。 オッサンがガス管爆発事故に巻き込まれる。 BJが手術することになり、医者志望の少年は見学させてもらう。 言葉通り生きるか死ぬかという瀬戸際を垣間見たことで、 簡単に死ぬなどと言っていた自分がバカだったと、少年は悟る。 感想袖すり合うも他生の縁ッて感じ。 これは初めて見たと思う。 シンプルだけどキャラの心情に動きがあって、BJにも見せ場があって、なんか好き。 ピノコor印象に残ったセリフなど生きるか 死ぬか? バカ そんなことばは オイソレと使う もんじゃねえよ 医者になる だけが人生じゃ ねえんだぜ あんた… 人間 どん底に なったって 生きられるんだ あの 歩いてる 連中を 見な あん中の 何人が 一流校を 出たと 思う 出ちまえァ 一流だろうが 三流だろうが 見わけ つ

    [感想]手塚治虫「三者三様(ブラックジャックより)」
  • [感想]手塚治虫「鳥たちと野郎ども(ブラックジャックより)」

    ★★☆☆☆ 前置き4巻9話。 あらすじ南イタリアの広大な干潟に建つ一軒家に、銃槍がもとで瀕死の子どもがいた。 干潟の一部が治療代だという父親に、いったんは手術を断ろうとしたBJだったが、 おびただしい数の鳥たちが、BJが帰るのを邪魔するので、仕方なく手術することにした。 父親によると、子どもは干潟に住む鳥と非常に仲がよいのだという。 また、干潟に石油があることが判明したため、地上げ屋から圧力をかけられており、それが子どもが撃たれた理由であることも判明。 手術後、入院させるために子どもを町へ連れだそうとすると、ちょうど地上げ屋がやってきて、父親を銃殺。 続けて鳥たちがいる場所が子どもがいる場所だとわかった地上げ屋が狙ってくるが、子どもが鳥たちに、自分たちを助けてほしい・ついてきてはダメだと言うと、 鳥たちが別の方向へ地上げ屋を連れていき、BJと子どもは無事町へ向かう。 感想これはなんとなく覚

    [感想]手塚治虫「鳥たちと野郎ども(ブラックジャックより)」
  • [感想]手塚治虫「死への一時間(ブラックジャックより)」

    ★★★★★ 前置き5巻2話。 あらすじNYにてBJとキリコが出会う。 キリコは、心臓がだんだん静かになって一時間で死に至らしめる薬を買うために来たとBJに話す。 それを聞いたある子どもがキリコのカバンを盗み、勘違いから薬を母親に飲ませてしまう。 BJとキリコは奔走し、薬の開発者から対策を聞き、ギリギリで手術して母親を助けることに成功する。 感想ニヤニヤさせられた話だった。 ライバルが手を組むってシチュ自体燃えるのに、それがBJとキリコなら燃えないはずがない。 キリコの新たな一面を垣間見ることができてすごく満足度が高い。 必死になって母親を救おうとするキリコがなんかおかしかった。 個性強すぎだろマジで。 キリコだって好きで無闇矢鱈と安楽死させて回ってるわけじゃないんだよな。 形は違えども、患者を救いたいっていう根っこのところではBJと同じなんだ。 短い中にぎゅっと面白さがつまってるように感じ

    [感想]手塚治虫「死への一時間(ブラックジャックより)」
  • [海][作品分析]相澤亮『雪女』(バレあり)

    作品URL http://mavo.takekuma.jp/title.php?title=22 全体 構造的に言えば、ひょんなことから出会ってしまった男と女が再会し、お互いの立場が判明して別れるという体裁。雪女をモチーフにしているものの実際には北朝鮮の話であり、北朝鮮工作員の女が夫に自衛官を迎えて生活した結果、結局夫の暴露により愛が破られてしまう。バレありとしたもののラフカディオ・ハーンそのままであり、この話の肝要が表面上のプロットにないことは明白である。 絵面のしっとりとした静けさ(作者は編集から止められても薄墨を捨てきれなかったという)、展開の無理のなさやそこはかとなく寂しい匂いを感じさせる小さな幸せなど、十分に引き込まれる様に神経を行き渡らせている。しかし良さを引き立てているのはやはり比喩だ。この話は母の歌う童謡がテーマとなっており、そこを読み飛ばしてしまうとラストの意味が全くわか

  • [感想]手塚治虫「盗難(ブラックジャックより)」

    ★★☆☆☆ 前置き4巻7話。 ※4巻6話は「えらばれたマスク」。 あらすじある奥さんの義手と義足が入ったトランクが盗まれる。 奥さんは探さなくていいと言うが、夫は奥さんに内緒でもう一度別のものを作ってほしいとBJに依頼する。 BJは断るが、最終的にはトランクと義手、義足を見つけ出す。 実は奥さんは、義手と義足を作ってくれてリハビリにもつきあってくれたBJに想いを寄せており、 こっそりトランクの中にBJの写真を入れていて、それが夫にバレると困ると考えていたのだった。 BJは写真を破り捨て、想いには応えずに去る。 感想奥さんかわいすぎ。とても人とは思えない。 BJが親身になって奥さんに付き合ってリハビリとかやってあげた理由は、 自分が子どものとき苦労した経験と奥さんのしんどい状況がダブったのと、 奥さんの手足があまりにもきれいだったことだって書いてあったけど、 なんかちょっとらしくないっつー

    [感想]手塚治虫「盗難(ブラックジャックより)」
  • [感想]手塚治虫「座頭医師(ブラックジャックより)」

    ★☆☆☆☆ 前置き4巻3話。 あらすじ無料で病人を治してまわっている、盲目のはり師がいた。 あるとき、不安神経症のためにハリに拒否反応を起こすBJの患者に対してハリを打ち、けいれんを起こしてしまう。 BJに借りができたと考えたはり師は、 借りを返すべく、BJのからだの中で弱い腸に効くハリを打って去る。 感想その子を殺すな!の超能力医者と全体的にカブってるなあ・・・ ほぼ無敵の能力者相手に、ちょっとしたほころびで勝つみたいな構図。 テーマも、人間だけが手術とかするのおかしくね?っていう、すでに何回か出てきたもんだからとくに新鮮味もなし。 尖端恐怖症的なオチはもうかなりの苦し紛れにしか見えなかった。 もっとハリじゃできないものもあるっていう展開が見たかった。 ピノコor印象に残ったセリフなど手術だの 薬だのに たよんなさんな くだらねえこった… 人間のからだ なんてものは もともと切ったり す

    [感想]手塚治虫「座頭医師(ブラックジャックより)」
  • [感想]手塚治虫「ふたりの黒い医者(ブラックジャックより)」

    ★★★★★ 前置き4巻1話。 あらすじ金次第でいのちを助けるBJと、金次第で安楽死をとげさせるドクターキリコ。 二人が偶然同じ患者を相手にすることになった。 患者自身は、我が子にこれ以上負担をかけたくないとの思いから安楽死を望むが、 子どもは、母親を助けて欲しいとの思いからBJになけなしの貯金で手術を依頼する。 BJが手術をし、一度は患者は助かるが、手術後間もなく交通事故で親子ともども死亡。 哄笑するキリコの後ろ姿に、BJは「それでも私は自分が生きるために人をなおすんだ」と叫ぶ。 感想キリコキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! いやーオラすげーわくわくしたぞ! 最後のオチがまた憎い!単純に勧善懲悪?にしないどころか、 安楽死側にも道理があるというありがちなオチを避けて、 結局すべてが無に帰してしまったというどうしようもなく救いがたいオチ!!!! こういうのもなかなかクルね!!! ポーカーフェ

    [感想]手塚治虫「ふたりの黒い医者(ブラックジャックより)」