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不倫と病に関するNettouochiのブックマーク (2)

  • 家族って何だろ

    母親から電話が来た。ガンかもしれないそうだ。今は検査中だが、もし陽性だったとしても治療はしないと決めたらしい。 傘を忘れて雨に打たれながら家に帰るとき、色々と思い出したので書く。 物心ついたころ、両親の仲は悪かった。 私は一人っ子で、父親は公務員、母親は専業主婦だった。 父親の仕事は激務で、帰宅するのは大抵深夜だったと記憶している。 帰宅するときは大抵酔っ払っていて、ベルトを抜いて母親を叩くこともあった。 そのせいか、母親は私によくあたった。寒いベランダや風呂場にはしょっちゅう閉じ込められたし、 包丁を持って追いかけ回されたこともある。 「私が成長したら離婚する」が母親の口癖だった。 子供心ながらに両親が別れるのは嫌だったので、私は母親に擦り寄った。 小学生の頃、母親と連れだって知らないおじさんの家に何度も泊まったことがある。 今から思えば、あれは不倫だったのだろう。 おじさんの名前を家で

  • 不倫して癌になって野垂れ死んだ女の話

    自由奔放に生きた人生だった。 そこそこ綺麗だった。スタイルも悪くない。 頭もいい。ただし、人の意見はきかない。 看護婦として生きた。 結婚し、子供ももうけた。 でも面倒は見なかった。 ほぼ育児放棄である。 旦那もどうでもよかった。 気が付いたら介護やなにやらやってる病院の理事長と、 良い仲になった。 毎週ゴルフにいった。 その後に何をしたのかは気持ち悪いからしらない。 好き勝手生きたので子供は離れていった。 旦那も見捨てた。 で離婚された。 でも別に理事長は離婚はしない。 それどころか息子は立派に医者になり、病院長になった。 そのうち癌になった。 看護士なのに癌になった。 皮肉なもんだ。 進行のきわめて速い大腸がんで、あっという間に脳まで達した。 入院したら、理事長がしょっちゅうお見舞いに来て周囲はドン引きした。 ホスピスに入る。 でも結局追い出された。 介護を見はなされたような人が行き着

    不倫して癌になって野垂れ死んだ女の話
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