ちゃんと女になりたい
（長い追記とお礼I II III） わたしは二十代後半になる女だが、恋人ができたことがない。 自分には恋愛感情を関係として発展させる才能がない。と、思っていた。 最近は、できたことがないのではなく、作る努力をしてこなかったのだと感じている。 学生の頃、お洒落や化粧、恋愛に一生懸命だった周囲は別世界の人のようだった。 そういうことに興味を傾けずとも自分は充実していると思っていたし、実際、好きな音楽や本だとか、趣味に没頭する時間が好きだった。 とはいえ、恋愛をしていなかったわけでもない。 人並みに誰かを好きになることはあった。 同級生たちと違ったのは、相手が手の届かない大人ばかりだったということだ。 成就するはずもない相手だという希望の無さに一種の安心感を覚えて、好き勝手に思いを募らせていた。 年上に惹かれるのは完全に好みの問題だが、恋愛に対する能動性を放棄し続けてきた要因にはこうした好みも含
恋愛不要論
心底、人生にとってこれほど不要なものはないのではないか、と思える。 僕は童貞卒業は遅かった方だが、現在まで配偶者を含めて、6人ほどの恋愛相手がいた。 でも、正直言えば、めんどくさくて仕方がなかった。 そりゃ、楽しい思い出のいくつかはあるし、後悔はしていないが、別にいなくても良かった、と振り返ってそう思う。 一人だけ例外的なのはいるけども（配偶者ではない）、今は友達づきあいしてて、その方がはるかに楽で全然楽しい。 会えないからと言って悩む必要もなく、相手に誰か他に好きな人ができようと全然いい。 不倫してた時期もあるけど、本気不倫（結婚は目論まないが感情は入ってる、みたいなの）を経験してその思いは確信的なものとなった。 相手を独占しようとしたり、何事においても一番でないとダメとか、相手の気持ちを常に推し量らなければならないとか、めんどくさいことこの上ないし、疲れるし、酷い時は仕事にさえ差し支え
私はいつ、不平等条約を結んだのか
彼氏は派遣社員、借金あり。ギャンブル好き。煙草を吸う。性病を持っている。 一生懸命仲良く生きてきたつもりだけどふと我にかえって こんなクズみたいなステータスの男とよく付き合っていたと思うし そんなクズみたいな男にしか相手にされない自分が情けないと思う。 なのに。 同僚女は結婚してて、旦那が家を立ててそこに同僚夫婦と、同僚女の実母が住んでいる。 旦那は仕事後直帰して、家事もやる。金もある。 そんな旦那がいるのに、同僚女は不倫を繰り返している。 クズステータスの男としか付き合えない私と いい旦那がいるのに不倫しているクズな同僚女。 なんか本当に不平等。 いつも、そんな旦那欲しいって思う。 私なら不倫もしないのにな。 不倫するならクズステータスの男もらってくれや。
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