一般に、ダガーと言えば両刃のナイフのことを指す。 が、ややこしいことに両刃ではないダガーも存在する。 そして両刃であってもダガーと呼ばれないナイフも存在する。 このためダガーナイフの規制が問題になるとき、気になるのは「ではどこまでが法規制される形状なのか」ということだ。 どうしてそんな問題を気にするのか、一般の人にもわかるように解説してみよう。 ダガー (dagger) まず、ダガー全般について話をしよう。 現代では一般に両刃のナイフのうち、左右対称のデザインのものがダガーだとみなされる。 しかし歴史的には片刃のダガーというのはしばしば存在している。 ダガーの古い辞書的な意味は「刺突のための鋭い切先をもつナイフ」となっており、要するに刺すためのナイフは全てダガーと呼ばれてもおかしくないわけだ。 最も、両刃ではないダガーはマイナーなので、single edged daggerのように形容され