政府は4日、北朝鮮が同日午前7時22分ごろ、弾道ミサイル1発を同国内陸部から東方向に発射したと発表した。ミサイルは青森県上空を通過し、同44分ごろ、岩手県釜石市の東約3200キロの太平洋に落下した。落下地点は日本の排他的経済水域(EEZ)外だった。北朝鮮ミサイルの日本上空通過は2017年9月以来で、約5年ぶり7回目。飛行距離は約4600キロで過去最長だった。 韓国軍合同参謀本部によると、発射地点は北部・慈江道(チャガンド)の舞坪里(ムピョンリ)付近。日本政府によると、最高高度は約1000キロだった。船舶や航空機などへの被害は確認されていない。