韓国・仁川で行われたアジア大会でカメラを盗んだとされ、選手登録停止処分を受けた競泳の冨田尚弥選手(25)の弁明会見が6日、行われた。 カメラは40代の見知らぬ男によってカバンに入れられたというのが大まかな主張。だが、ゴミだと思ったというカメラを自分の部屋まで持って行き、自分のトランクの中に置いていた点や、冨田選手がカメラをカバンに入れているという監視カメラの映像をJOC関係者が確認したという証言など不利な状況証拠は多く、それに対する冨田選手側の反証はことごとく頼りない感じ。韓国で再捜査を希望するというが、大丈夫かいなというのが率直な印象だ。 実は冨田選手、会見前にも一部報道機関に対し身の潔白を主張していて、その記事を読んだ時点では「ひょっとするとえん罪かも」という考えが浮かんだ。昨年韓国の捜査当局によって詐欺の濡れ衣を着せられたという、大阪の会社社長の話を思い出したからだ。構図が似ていたし