「イレブン」から「ちちんぷいぷい」まで 関西放送作家界の重鎮・疋田哲夫氏が語る 「夜はクネクネ」「鶴瓶上岡パペポTV」「ちちんぷいぷい」など人気番組の構成に携わった関西放送作家界の重鎮、疋田哲夫さん(66)へのインタビュー。第2回は「アナウンサーと制作は放送局の宝」とし、両者を特別職・専門職としての優遇を訴える。(構成・豊田昌継) ミヤネ、ヤマヒロがフリーになった理由 僕が長年携わったMBSの情報バラエティー「ちちんぷいぷい」は元関西テレビアナウンサーの山本浩之君がMCとして頑張っています。彼に限らず、これまで在阪局出身のアナウンサーが相次いでフリーになっています。 そんな中で最も成功したといえるのが、元ABCの宮根誠司君ではないでしょうか。なぜフリーの道を選ぶのか。ヤマヒロ君は「ラジオをやりたい」と言っていましたが、やっぱり「金=待遇」でしょう。 ワイド番組などの司会で世間的に認知度、知