政治家引退を表明し、8日に最後の定例会見に臨んだ橋下徹・大阪維新の会代表。あらゆる方面で激しい論戦を展開してきた橋下節は、この日も止まることはなく、およそ2時間半にわたって、しゃべり続けた。 党内部で期待する復帰に含みを持たせ、引退後については「名誉毀損の弁護士になろうか。徹底的にメディアを訴える」と不敵な笑みを浮かべ、何かと確執のあった報道機関に逆襲も宣言した。 「私人になるから自由。何も約束はしない」。会見では含みを持たせたが、当面は本来の弁護士業に従事するとされる橋下氏。 今後について問われるとすかさず噛みついた。「メディアに泣かされている人もいますから」と軽く切り出した橋下氏。今までは有権者の利益を図るために尽くしてきたと胸を張り「今後は日本の民主主義のルールの中で裁判所を使い個人の利益、権利を守っていく仕事に集中したい」と宣言した。 ただ、本業のセールスも欠かさず、「メディア側が