今年1年間を振り返ってみて、やはり一番大きく達成感があるのは修士研究をまとめた論文『創発的コラボレーションを促すワークショップデザイン』が日本教育工学雑誌に掲載されたことです。pdfデータは本ポートフォリオサイトのRESEARCHページにアップロードしているので、ご興味があれば是非ご覧下さい(pdfのアイコンをクリックするとダウンロードすることが出来ます)。 本論文は、とにかく「ワークショップを実践されている方々に、現場で役立てて欲しい」という想いで書きました。詳細は本文を読んで頂ければと思いますが、僕はもともと「ワークショップのグループワークは思ったよりもうまくいっていない場合が多い」という問題意識を持っていました。グループで自由に話し合って作品をつくる過程は楽しい時間ではありますが、よくよく見てみると声の大きな人のアイデアがそのまま通ってしまっていたり、意見がすりあわせられなくて妥協し