この春に頻発していた“痴漢を疑われて線路に飛び降り逃走”事案。痴漢冤罪と絡めて報じることへの不可解を記事にしたが、このうちのひとりが、東京都の迷惑防止条例違反で逮捕起訴されていた。今回はそれをリポートしたい。法廷では、冤罪ではなく実際に痴漢行為に及んでいたこと、過去にも同様の行為に及んでいたことが明らかになった。 * * * 4月25日に痴漢であるとして女性と口論になり、板橋駅で線路に飛び降り逃走した福島覚被告(41)は、男に取り押さえられそうになった際、コートを脱ぎ捨てているが、その中に預金通帳などが残されていた。(http://digital.asahi.com/articles/ASK4T35CZK4TUTIL00B.html) 6月8日10時から東京地裁512号法廷(林直弘裁判官)にて開かれた初公判。罪名は「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反」、いわゆる
帰宅中の女性の体を触るなどしたとして、警視庁は6日、東京都新宿区山吹町、電通の社員高橋知也容疑者(29)を強制わいせつ容疑で逮捕し、発表した。「身に覚えがない」と述べ、容疑を否認しているという。 大塚署によると、高橋容疑者は4月27日午前0時すぎ、東京都文京区の路上で、帰宅中の20代女性をビルの陰に連れ込み、「連絡先を教えないと帰さない」と迫って女性の胸や下半身を触った疑いがある。 「教えるからやめて」と女性が連絡先を伝えると、その場から立ち去り、その後、高橋容疑者から女性のLINEに「ごめんね」などとメッセージが届いたという。
ツイッターで知り合った兵庫県加古川市の高校2年生の少女(16)を3日間、連れ回したとして、兵庫県警は31日、栃木県下野市柴、自称アルバイトで元中学校教諭の江畑祐司容疑者(50)を未成年者誘拐容疑で逮捕したと発表した。江畑容疑者は容疑を認め、「慰めてあげるから迎えに行くと(LINEで)誘い、ホテルに連れて行った」と供述しているという。少女は無事保護された。 加古川署によると、江畑容疑者は28日午前8時ごろ、少女をJR京都駅(京都市)に誘い出し、30日午後7時ごろにかけ京都市や横浜市、栃木県小山市などを連れ回した疑いがある。家族から行方不明の届けを受けて捜査していた兵庫県警は防犯カメラの映像やツイッターの情報などから江畑容疑者を特定。応援要請を受けた栃木県警の捜査員が小山市内のビジネスホテルの客室にいた2人を発見した。2人は昨年末ごろからツイッターやLINEでやりとりするようになったという。
安倍首相の御用ジャーナリストである山口敬之氏からレイプされたという被害女性・詩織さん(苗字はご家族の意向で非公開)が会見を開いて大きな話題になっているが、この事件は、ジャーナリストによる卑劣なレイプ事件という問題、そして官邸が山口氏の逮捕を握り潰した可能性がある重大疑惑だ。 現に、詩織さんが会見で語ったように、山口氏には準強姦罪容疑で逮捕状まで発布されていたが、逮捕寸前になぜか捜査打ち切りになっている。しかも、当時の捜査員は「警察のトップの方からストップがかかった」と話していたといい、実際「週刊新潮」(新潮社)の取材によって、捜査打ち切りを指揮したのが当時の警視庁刑事部長であり、“菅官房長官の片腕”として有名な警察官僚・中村格氏であることが判明。さらに「週刊新潮」第二弾の記事では、山口氏の“誤爆メール”によって、山口氏が首相官邸、内閣情報調査室の北村滋内閣情報官に事後対応について直接相談ま
テレビに多数出演する著名ジャーナリスト・山口敬之氏にレイプされたと主張する女性・詩織さん(28)が5月29日、山口氏が不起訴となったことを受け、検察審査会に不服申立をしたと発表した。詩織さんは弁護士を伴い、東京・霞が関の司法クラブで記者会見した。 配布された資料などによると、詩織さんは2015年3月、当時TBSワシントン支局長だった山口氏に就職相談をしたところ、食事に誘われた。そして4月3日午後8時ごろ、都内の串焼き屋に入り、午後9時20分ごろ寿司屋に移ったが、そこで食事をしているところで記憶を失った。そして、痛みで目覚めた際、レイプされていることに気付いたという。 時折涙ぐみながら、詩織さんは語った。 「私の意識が戻ったのは翌朝の午前5時ごろ。ホテルのベッドの上でした。私は裸にされており、山口氏が仰向けの私の上に跨っている状態でした。詳細については差し控えますが、はっきり言えることは、私
新日鉄住金ソリューションズ(東京都)で契約社員として働いていた30代女性が、セクハラで休職に追い込まれ、さらに雇い止めにされたと訴え、雇い止めの無効や慰謝料など約1100万円を求める裁判を5月25日、東京地裁に起こした。女性と代理人弁護士らが記者会見した。 会見した女性は、管理職男性X氏(40代)からSNSで「恋は始まってるね!」「僕に触られて嫌じゃなかった?」「こんどエロ勝負しましょう」「エロ対決をいつかすること、も入れていい?」などとメッセージを送られたと主張。会社にセクハラだと訴えたが、「大人の男女のやりとりだ」などと相手にしてもらえなかったと話した。 「今度エロ勝負しましょう」訴状などによると、女性の主張は次のようなものだ。なお、フェイスブックやLINEでのやり取りは、記録として残っているという。 女性は、2013年3月から派遣社員として働いていたが、2014年6月に契約社員になっ
下北沢の編集プロダクション。2008年創業から主にWeb媒体の記事制作を行う。 http://www.p-labo.biz/ News&Analysis 刻々と動く、国内外の経済動向・業界情報・政治や時事など、注目のテーマを徹底取材し、独自に分析。内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コーナー。 バックナンバー一覧 性犯罪に関する刑法は、改正されれば、明治以来110年ぶりとなる。大きな改正点は、これまで女性のみに限定されてきた「強姦」にあたる行為の被害者に男性も含まれるようになること、被害者の告訴がなくても立件可能となること(非親告罪化)など。しかし、3月7日に閣議決定された改正案は、まだ今国会で審議入りさえもしていない状況だ。通常国会の会期である6月18日までに改正案を通すことができるのか。改正を求めてきた市民団体は「もうこれ以上待つことはできない」と訴えている。(取材
出会い系サイトで知り合った女子中学生をホテルに連れ込んで暴行したなどとして、大阪府警は20日、同府寝屋川市立点野(しめの)小学校教諭、小川剛史容疑者(42)=同市上神田2丁目=を強姦(ごうかん)とわいせつ略取、監禁の疑いで逮捕し、発表した。容疑を否認しているという。 高槻署によると、小川容疑者は昨年3月16日午後、府内に住む中学校の女子生徒(当時)を脅迫して車に乗せ、車内に監禁。府内のホテルに連れ込み、暴行した疑いがある。女子生徒は約1時間後に車から路上に降ろされ、通行人に助けを求めたという。小川容疑者は当時、同市の別の小学校の教諭だった。2人に面識はなく、インターネットの出会い系サイトを通じて知り合ったという。 寝屋川市教育委員会の若林勲・学務課長は「事実であれば教育者として許し難い行為。事実確認ができれば、厳正に対処する」とコメントした。
本日、新橋駅で痴漢が線路に逃げた為、大幅な遅延が起き、後輩の乗る電車も影響を受けたそうだが、周囲のサラリーマンが「痴漢かよ、ふざけんなアホ」と怒る一方、OLや女子学生は「遅刻したらどうすんだ、尻触られたぐらいで騒ぐなブス」などと叫んでいたそうである。女の方が女に厳しい様である
昨日発売の「週刊新潮」(新潮社)がトップで報じた、元TBS記者でジャーナリストである山口敬之氏の「準強姦疑惑」が大きな話題を呼んでいるが、早速、本人がFacebookに反論を投稿した。 しかし、その内容はまったく反論になっていないものだった。山口氏は、〈私は法に触れる事は一切していない〉〈当局の厳正な調査の結果、違法な行為がなかったという最終的な結論が出ている〉〈この過程において、私は逮捕も起訴もされていない。(今回に限らず、私は今まで一度も逮捕や起訴をされたことはありません)〉と記事の内容に抗言している。 だが、被害者の女性も「週刊新潮」も山口氏が逮捕も起訴もされていないことは明言しており、明らかな準強姦行為があったにもかかわらず、その処分がおかしい、と声を上げているのだ。 また、今回、告発した被害者女性は山口氏と会食の際に「デートレイプドラッグ」を使用されたのではないかということや、暴
「私たちは110年待ちました。もうこれ以上待つことはできません」。性犯罪被害の当事者・支援者らでつくる4つの市民団体が4月27日、東京・霞が関の司法記者クラブで会見を開き、性犯罪に関する刑法改正案の今国会での成立を訴えた。 現行刑法は、明治40年(1907年)に成立し、翌年に施行された。今国会には改正案が提出されており、成立すれば110年ぶりの大幅改正となる。具体的な内容は、(1)強姦罪などの法定刑の下限引き上げ、(2)強姦罪などを非親告罪化にする、など性犯罪の厳罰化だ。しかし、共謀罪法案の審議が先に行われることになったため、今国会中の成立が危ぶまれている。 会見に出席した、性犯罪と刑法を考える当事者の会の山本潤代表(43)は、「私たちをこれ以上、待たせないでほしい」と強調した。山本代表自身も、13歳のときから約7年間にわたり、実の父親から性的虐待を受けてきたという。 刑法改正案には、親な
そういうことだったのか。 千葉大医学部5年の男3人による集団レイプ事件。千葉県警は事件に関する情報を一切発表していないが、レイプ犯3人はやはりというか、超がつく進学校の出身だった。 関係者によると、3人のうち2人は都内と神奈川のトップクラスの進学校出身で、医学部体育会のラグビー部に所属。もう1人も長野県内有数の進学校を出て、スキー部で活動しているという。中でもラグビー部のAは、とんでもない家柄だった。 「Aの曽祖父は最高裁判事、弁護士会会長を務め、高祖父は衆院議員、司法次官を歴任するなど、華々しい経歴の持ち主です。Aの父親は弁護士として上場企業の社外監査役をこなし、実兄も2014年に弁護士として父親が代表の事務所に入所しています。高祖父から5代続く弁護士一家で、親戚にも著名な法律家や大学教授がゾロゾロいる。法曹界きっての名家といわれています」(法曹関係者)
女性に集団で性的暴行をしたとして、千葉県警捜査1課が21日、千葉大医学部の男子学生3人を集団強姦(ごうかん)容疑で逮捕したことが捜査関係者への取材で分かった。 関係者によると、男子学生はいずれも20代で、千葉県内で女子大生に3人で性的暴行をした疑いが持たれている。男子学生らが酒に酔っていた可能性があり、県警は当時の状況を詳しく調べる方針だ。 慶応大では9月、未成年者への飲酒をあおるなどの行為があったとして学生団体「広告学研究会」が大学側から解散を命じられた。この問題を巡っては研究会メンバーから飲酒させられ集団で性的暴行を受けたとして、10代の女子学生が神奈川県警に相談し、同県警が捜査を進めている。 また、今月21日には近畿大の学生(22)らが20代女性に飲食店で大量にシャンパンを飲ませて意識不明の状態に陥らせ、わいせつな行為をしたとして準強制わいせつ容疑で大阪府警に逮捕された。【金森
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