JR九州が筑豊線・若松(北九州市)―直方駅(直方市)間の13駅のうち7駅について、来年3月のダイヤ改正に合わせて無人化するよう検討していることが分かった。ホームのカメラ監視やインターホンによる案内などで遠隔管理する「スマートサポートステーション」を導入する計画という。 同社によると、無人化の対象は若松、奥洞海、二島、本城(いずれも北九州市)、中間(中間市)、鞍手(鞍手町)、新入(直方市)の各駅。遠隔管理は、中間駅に配置するオペレーターが行う。若松―直方間は既に4駅が無人化しており、計画通りになれば、13駅のうち折尾、直方を除く11駅が無人駅になる。 北九州市都市交通政策課によると、同社から6月に提案があった。市は「安全性や利便性が損なわれる」として、有人駅として維持するよう求めたという。 同社は香椎線でスマートサポートステーションを導入しており、「24時間態勢で遠隔管理するので、従来の無人