JR九州は24日、2016年10月に投入した非電化区間を走る蓄電池電車「DENCHA(デンチャ)」が、鉄道友の会が優れた車両に贈る「ブルーリボン賞」を受賞したと発表した。従来のディーゼルから蓄電池に置き換わり、エンジンの騒音や振動がなくなったこと
JR九州は24日、2016年10月に投入した非電化区間を走る蓄電池電車「DENCHA(デンチャ)」が、鉄道友の会が優れた車両に贈る「ブルーリボン賞」を受賞したと発表した。従来のディーゼルから蓄電池に置き換わり、エンジンの騒音や振動がなくなったこと
「鉄道友の会」が選ぶ2017年「ブルーリボン賞」に、JR九州の819系交流架線式蓄電池電車「DENCHA」が選ばれました。 電化・非電化の両方を走る「DENCHA」 2017年5月24日(水)、「鉄道友の会」が「ブルーリボン賞」と「ローレル賞」を発表。2017年の「ブルーリボン賞」には、JR九州の819系交流架線式蓄電池電車「DENCHA」が選ばれました。 この車両は、国鉄時代から使われている老朽化したディーゼルカーの置き換えを目的に導入されました。線路の上に電線が張ってある電化区間では、従来の電車と同じように電線から取った電気の力で走り、あわせて走行中や停車中に電気を蓄電池に充電します。 線路の上に電線がなく電車が走れない非電化区間では、パンタグラフ(電車の屋根にある電線から電気を取る装置)を下げて、蓄電池の電力で走ります。またブレーキ時に、進もうとするエネルギーを車両のモーターに戻して
JR九州に、普通の電車が走れない場所でも走行可能な「DENCHA」が今秋、登場します。 一般的な電車が走れない場所でも JR九州が2016年1月29日(金)、導入予定の蓄電池を使って走る電車について、そのデザインなどを発表しました。 819系という車両形式で、愛称は「DENCHA」。「Dual ENergy CHArge train」が由来です。すでに九州各地で普通列車などとして走行している817系電車をベースに、開発されました。 JR九州が導入する819系架線式蓄電池電車「DENCHA」。搭載する蓄電池の電力でも走行できる(画像出典:JR九州)。 この電車の特徴は、一般的な電車が走行できない場所でも走行可能なことです。 一般的な電車は、線路上空にある架線からパンタグラフを使って車両に取り入れた電気で、モーターを駆動させることで走ります。 そのため架線がない区間では通常、電車は走ることがで
JR九州は1月29日、非電化区間における次世代車両として開発を進めている架線式蓄電池電車「819系 DENCHA」の車両デザインを発表しました。2016年秋の営業運転に向けて、4月から試験運転を開始する予定です。 非電化区間の次世代車両「819系 DENCHA」 現在JR九州は、電化されていない区間(非電化区間)がある路線において、熱機関を動力とする気動車を走らせています。これに替わる次世代車両として開発しているのが「DENCHA」(DUAL ENERGY CHARGE TRAIN)。交流電化区間では架線からの交流電力で走行しますが、非電化区間ではパンタグラフを下げ、蓄電池からのみの電力で走る車両です。気動車に比べて二酸化炭素の排出や騒音を低減でき、ブレーキ時の回生エネルギーから充電できるなど、環境性能の良さで注目を集めています。 架線式蓄電池電車の仕組み 車両デザインは、「DENCHA」
JR九州は11月27日、筑豊本線若松(北九州市若松区)~折尾(八幡西区)間に「架線式蓄電池電車」を14両(2両編成7本)導入すると発表した。2016年秋からの営業運転開始を目指す。 同社は非電化区間を走行する気動車に代わる次世代車両として、蓄電池で駆動する車両の開発を進めてきたが、このほど量産車の製作に着手することを決定。2016年秋に2両(2両編成1本)を先行投入し、翌2017年春には12両(2両編成6本)を導入する計画だ。 JR九州の蓄電池電車は、電化区間では架線から供給される交流電力で走行。さらに走行・停車中に架線からの交流電力を変換して蓄電池に充電する。一方、非電化区間では集電装置(パンタグラフ)を下げ、蓄電池の電力で走行。ブレーキ時にモーターを発電機として作動させることで発生する電力(回生電力)も蓄電池に充電する。設計最高速度は120km/hで、蓄電池は高電圧・大容量のリチウムイ
北九州市八幡西区と直方市を結ぶ「筑豊電鉄」は、高齢者などに配慮した新たな車両を導入します。 これまで西鉄から譲り受けた路面電車の車両を活用してきた筑豊電鉄としては、初めての新型車両導入です。 ●走行する「5000形」 「ファーン」 これが、筑豊電鉄が新たに導入する「5000形」です。 ●後藤記者 「筑豊電鉄が新たに導入した車両は、ピンク色のかわいらしいデザインとなっています。また、乗降口には段差がなく、車椅子やベビーカーを利用する人たちに配慮されたつくりとなっています」 「5000形」は3両編成で、乗降口の段差をなくしたほか、最新の制御装置の採用によって、消費電力をこれまでの車両の半分ほどに抑えています。 2億4000万円の導入費用のうち、9割程度は、北九州市など沿線の3つの市と国からの補助金で賄われています。 運行開始は、来年3月の予定です。 ●筑豊電鉄・川上正治社長
JR九州は10日、充電式リチウムイオン電池で走る「蓄電池電車」の走行試験を報道関係者に公開した。JR九州の非電化区間を走る従来のディーゼル車に比べ、CO2排出量は半分程度で済むとされ、2015年度までの実用化を目指している。 5月から線路上で走行試験を行っている蓄電池電車は2両編成。蓄電池2個を車両下部に取り付けており、停車中に架線からパンタグラフを通じて電力を取り込み、充電する仕組みになっている。蓄電池の電力を利用すれば、架線がない非電化区間でも最大約30キロ走行できる。 10日の試験では、非電化区間の日田彦山線城野―石原町間(往復18キロ)を約40分かけて走行した。走行前には城野駅に停車し、約8分間でフル充電した。
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