9月16~19日、「東京ゲームショウ2010」が開催された。携帯電話関連でいえば、従来出展してきた携帯電話キャリアが出展を控える一方、スマートフォンコーナーが設けられるという大きな変化が見られた。だがそこには、ケータイの世界で急成長する“ソーシャルゲーム”の姿はなく、真の姿が見いだせるとはいえない。 キャリアのブースが姿を消し、スマートフォンが台頭 今年の東京ゲームショウは、4日間の入場者数が20万7647人と、過去最大を記録するなど大きな盛り上がりを見せ無事閉幕した。携帯電話・モバイル関連でいうと、今年は非常に大きな変化が2つ見られた。1つ目は、昨年まで出展していたNTTドコモが出展を控え、携帯電話キャリアが一切出展していなかったということだ。特にNTTドコモは、過去10年近くにわたってゲームショウへの出展を続けていただけに、同社が出展を控えた影響は大きい。 そして2つ目は、キャリアブー