こんにちは、DXCEL WAVEの運営者(@dxcelwave)です! OpenPyXLによるExcel操作を取り扱ったPythonプログラミング記事です。本記事では「Excelファイルへの画像の挿入方法」ついて解説します。また、画像挿入前に検討すべき「画像のリサイズ処理」についても解説します。
最近スマホをGoogle Pixel3aに変更したのですが、ブログ記事の写真をSafariで見ると一部の写真がひっくり返っているというコメントをいただきました。 冒頭の写真はPixel3aの上端(前面カメラのある方)を右側にして「右向き矢印」撮った写真を、はてなブログの「写真で投稿」でアップロードしたものです。Chrome(Windows/Android)でみると右向きに、Safari(iOS13)で見ると左向きに見えると思います。 JPEGファイルにはEXIFという画像のメタ情報を保存するテーブルがあり、その中にOrientationというカメラの向きを表すフィールドがあります。冒頭の写真はスマホ内部では左向き矢印として保存され、スマホの向きからEXIFにはOrientation 3が指定されているため180度回転して、正しい「右向き矢印」として表示されています。 実はHTMLの<img
どうも、木村(@kimu3_slime)です。 今回は、CG・画像処理には、行列による変換、線形代数学が応用されている話をしたいと思います。Pythonによるプログラム例つきなので、感覚的に理解しやすいと思います。 画像=点の集まり今回題材にするのは、次の画像です。 この画像は、コンピュータ上でどういう情報として保存されているのでしょうか? これはピクセルと呼ばれる細かい粒から構成されています。拡大された画像を見てみましょう。 このように、平面が縦横の細かいメッシュによって区切られています。ピクセルのひとつひとつには、色情報が割り当てられています。例えば、青・緑・赤=\((200, 245, 95)\)といったように、3つの数字の組、すなわち3次元ベクトルとして表されます。\((255, 0, 0)\)なら真っ青、\((0, 0, 0)\)は黒、\((255, 255, 255)\)は白で
さて、どれほど根性続くかわからないけど、いままでブログに書いてきた簡単な画像処理の話じゃなくて、もっと専門的な画像処理の話を書いていこうと思う。というのも、私来年から画像処理屋じゃなくなる予定なので、今のうちにまとめとかないとわからなくなる可能性大なのよね。 画像と行列 何から書き始めようかと思ったけど、とりあえず行列の話から。画像処理において、行列は非常に大事です。画像はコンピュータ上では行列として扱っていますからね。 連続空間において色や輝度値の関数がf(x,y)と与えられたとき、計算機上で扱う画像はI(x,y)=f(ax,ay) (x,yは自然数、aは正の定数)となります。aはサンプリングレートの逆数です。サンプリングレートあたりの話は過去に何度か書いたので省略します。このIが行列として表されるわけですね。 行列の固有値と固有ベクトル 線形代数で習うあれ。私は当時はなんか問題解けと言
カラー画像データは各データが8bit(0~255の256諧調)のR, G, Bの要素からなる24bitカラー画像や、さらに透過率(A)を追加しR, G, B, Aの要素からなる32bitカラー画像があります。 Pythonでは、このカラー画像のデータの並びが使用するモジュールによって異なり、PillowではRGB や RGBA の並びとなり、NumPyのndarrayで画像データを管理しているOpenCVでは BGR や BGRA の並びとなっています。 つまり、カラー画像をPillowとOpenCV間で変換する場合、画像データの並びも RGB⇔BGRやRGBA⇔BGRA と変換する必要があります。 これを間違うと、RとBが入れ替わった状態となるため、下図のように変な画像になってしまいます。 (正しい画像データの並び) (間違った画像データの並び)
Kuwahara filterとかいう明らかに日本人の名前な画像フィルターに出会い、試してみたらすごかったので紹介する。Python画像処理画像加工フィルター 6/15追記 あとがきの提案について書きました 写真表現としての桑原フィルターの提案 #はじめに Kuwahara filter(桑原フィルター)とは 桑原フィルターは桑原道義さんという大学教授(Wikipedia曰く)が考案した平滑化フィルターの一種で、内容のシンプルさに反して上手いことかけるとまるで油絵のようになる、なんだかすごいフィルターであーる(先に結果が見たい方は記事の一番下を覗いてみよう) Kuwahara filter -Wikipedia SPECT用データ処理 (元論文?) #桑原フィルターの内容 https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/49/Kuwahar
こんにちは、エンジニアのさもです。 これまでに書いた&これから書くpython画像処理系の記事をここにまとめました。 目次的にお使いください 目次 画像処理入門 k平均法による減色処理 塗り絵を生成してみる ミニチュア風画像をつくる アンシャープマスキング 2値化と3つの閾値たち 繰り返し部分の高速化 膨張・縮小 フォトモザイク(ギャザリングアート) 細線化 画像処理入門 www.uosansatox.biz 基本的な画素の操作を解説しています スポンサーリンク k平均法による減色処理 www.uosansatox.biz 有名なクラスタリングアルゴリズムのk平均法を応用して、減色処理を行いました 塗り絵を生成してみる www.uosansatox.biz エッジ検出アルゴリズムを使って塗り絵を作ります ミニチュア風画像をつくる www.uosansatox.biz ぼかし処理と鮮鋭化を行
本記事は Blender Advent Calendar 2016 12/08 分として寄稿したものです。 Blender上の画像データをPythonで扱う際の基本的な方法とNumPyやPIL(Pillow)との併用の仕方について、またBlender Python特有の微妙なハマりどころ等を書いていきます。 はじめに 3DCG統合環境であるBlenderには、3Dだけでなく二次元画像を扱うためのコンポジター/イメージペイント機能も用意されてあります。通常はレンダリングの出力を加工したり、モデルのテクスチャを描くといった具合に3D機能に従属したものとして使用されることの多いこれらの機能ですが、純粋に二次元画像を扱うためのツールとしても活用でき、見方によってはBlenderは画像編集ソフトにもなり得ます。 ところで、BlenderはPythonを内蔵しており、PythonスクリプトによってBl
こんにちは、エンジニアのさもです。 前回は塗り絵風の画像を生成してみました。 今回はミニチュア風の画像を作ってみたいと思います。 目次 はじめに 実装 外枠 解説 彩度を上げるフィルタ 解説 ぼかしフィルタ 解説 実行 その他の実行例 参考書籍 最後に スポンサーリンク はじめに 今回は以下の画像を加工してみます。 この画像に「彩度を上げるフィルタ」と、「画面の上下を少しぼかすフィルタ」をかけることによって、ミニチュア風の画像に加工していきます。 加工後はこのようになります。 どうでしょうか? お、良い感じにミニチュアっぽい!と思った方は続きをお読みください。 ん~微妙だなと思った方は、続きをお読みになって改善点を教えてください。 実装 それでは実装していきます 外枠 まずは例によって外枠だけを実装していきます。 from PIL import Image, ImageDraw impor
【環境】 windows8.1 Excel 2013 python2.7 opencv3 【概要】 佐々木希の写真から色の情報を取得して、Excelのセルに塗りつぶします。 【フォルダ構成】 |---sasaki_excel |---sasaki_excel.py |---sasaki_nozomi.jpg(佐々木希の画像) |---sasaki_nozomi.xlsx(描画用のエクセル) こちらの画像を使用しました。 【プログラム】 # -*- coding:utf-8 -*- import cv2 from openpyxl import load_workbook from openpyxl.styles import PatternFill # 画像読み込み image = cv2.imread("sasaki_nozomi.jpg") # エクセルファイル読み込み wb = lo
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