各社で進む、設計・開発部門における「働く場所を問わない」ワークスタイルの整備 感染症の世界的なパンデミックを契機に「ニューノーマル」に向け、社内のあらゆる部門でワークスタイル変革に取り組む企業が増えている。テレワークをはじめとする「働く場所を問わない」環境整備は企業の大きな課題の一つといえよう。 一方、製造業や建設業における設計、開発部門などの業務は「リモート環境では3D CADソフトや解析ツールの使用時のパフォーマンスが心配」「テレワーク時の機器持ち出しによる機密情報漏えいのリスク」などからこれまでテレワークに適していないとされてきた。 しかし、こうした状況にも変化が見られる。製造業のための製品・サービス情報サイト「TechFactory」が実施した「モノづくり設計者のワークスタイル」に関する調査(調査期間:2020年12月21日~2021年1月18日)によると、テレワークを実施している