【ワシントン=坂口幸裕】米上院民主党トップのシューマー院内総務は14日の議会演説で、イスラエルのネタニヤフ首相に早期に総選挙を実施するよう要求した。首相交代も視野に「イスラエル国民の大多数が変革の必要性を認識している」と述べた。与党の議会指導部が同盟国の内政干渉と受け止められる発言をするのは極めて異例だ。イスラエルへの米政権の不満を反映しているとみられる。ネタニヤフ政権はイスラム組織ハマスの壊
【ワシントン共同】2016年米大統領選の民主党候補指名争いに出馬して若者の人気を集め、旋風を巻き起こした民主党系無所属の重鎮サンダース上院議員は10日放送のCBSテレビのインタビューで、今年11月の大統領選で再選を目指すバイデン大統領に投票するようプログレッシブ(進歩派)と呼ばれる急進左派に呼びかけた。 プログレッシブは、パレスチナ自治区ガザ情勢でイスラエルを擁護するバイデン氏に反発し、同氏に投票しない抗議運動を進めている。急進左派の間で根強い人気を持つサンダース氏の援護は、バイデン氏にとって追い風になりそうだ。 サンダース氏は、バイデン氏との再対決が確実になった共和党のトランプ前大統領が返り咲けば「米国にとって最悪の事態になる」と警告。「われわれは一丸となってバイデン氏を再選させなければならない」と訴えた。 アラブ系や若者の民主党支持者のバイデン大統領離れは深刻で、大統領選に影響する可能
トランプはウクライナから手を引く、もう世界を支える力も意思もないという恐怖の事実 ウクライナの運命は明日の世界の映し鏡・後編 そもそもの発端、オバマはロシアの協力が必要だった ウクライナは、なぜこのような窮状に陥ってしまったのだろうか。 それは、前篇「プーチンの核恫喝に屈し続けたアメリカ、首の皮一枚・ウクライナ危機の真実」で解説した、プーチンの核エスカレーション戦略が功を奏したという事だけが理由ではない。2014年のウクライナ危機自体が当初から、アメリカの世界からの撤退の流れの中で起きたことだったからだ。 かつて2014年のウクライナ危機の時に、8月から9月にかけてと、翌年の1月から2月にかけて2回、ロシアの正規軍が投入された。このロシアが優位になっている段階でロシアとウクライナは9月にミンスク1合意、そして、ドイツ、フランスの仲介で2月にミンスク2合意が休戦合意として締結された。 実は、
1月28日、米国のイスラム教市民団体「米イスラム関係評議会(CAIR)」は、パレスチナ自治区ガザでの停戦を要求する一部のデモ参加者がロシアとつながっている可能性を根拠も示さずに発言したとして、ナンシー・ペロシ元下院議長を批判した。写真はニューヨークで27日、パレスチナ支持のデモ参加者(2024年 ロイター/Eduardo Munoz) [ワシントン 28日 ロイター] - 米国のイスラム教市民団体「米イスラム関係評議会(CAIR)」は28日、パレスチナ自治区ガザでの停戦を要求する一部のデモ参加者がロシアとつながっている可能性を根拠も示さずに発言したとして、ナンシー・ペロシ元下院議長を批判した。
野党共和党の予備選挙では、ドナルド・トランプ前大統領が初戦の中西部アイオワ州から勝利を重ねて、快進撃を続けている。多くの州で党員集会および予備選挙が開催される3月5日の「スーパーチューズデー」では、中でも注目される大票田の西部カリフォルニア州が「比例配分」ではなく、「勝者総取り」を採用したため、トランプ前大統領が169の代議員を全て獲得して、共和党大統領候補指名を確実にすると見られる。 その後、共和党予備選挙は3月12日に南部ジョージア州、同月19日に南部フロリダ州や中西部イリノイ州、オハイオ州など重要州で選挙が実施される。3月にトランプ前大統領は、共和党大統領候補に必要な1215の代議員数に達する可能性が高い。 本選に入っても、トランプ前大統領のこの勢いは止まらないのだろうか。「もしトラ(もしもトランプが大統領になったら)」から「ほぼトラ(ほぼトランプが大統領)」を経て、「確トラ(確実に
京都大学で13日におこなわれた公開セミナー「人文学の死――ガザのジェノサイドと近代500年のヨーロッパの植民地主義」【既報】より、藤原辰史・京都大学人文科学研究所准教授の基調講演「ドイツ現代史研究の取り返しのつかない過ち――パレスチナ問題軽視の背景」の要旨を紹介する。 □ □ 今日の問題提起は、ドイツ現代史研究者の一員である自分にも矛先を向けたものでもある。 ドイツ現代史研究者は、パレスチナ難民やイスラエルの暴力をまったく無視しているかといえばそうではない。批判も多々してきているが、当事者意識が欠落している。たとえば、パレスチナ問題を「生成」した問題として扱い、きわめて「他人事」として起きている「かわいそうなこと」という倫理的問題として捉えがちである。その「上から目線」がパレスチナ問題を見る目を曇らせているように思う。 そして、パレスチナとともに中東欧や南欧へも関心が低すぎる。ド
京都大学で13日、自由と平和のための京大有志の会などの主催による公開セミナー「人文学の死――ガザのジェノサイドと近代500年のヨーロッパの植民地主義」が開催された。昨年10月7日から始まったパレスチナ・ガザ地区に対するイスラエルの破壊と殺戮が苛烈さを増すなか、人文学の視点からこの暴力の歴史的根源に迫った。オンラインも含め約600人が参加した。今号では、岡真理・早稲田大学文学学術院教授による基調講演「ヨーロッパ問題としてのパレスチナ問題」の内容を紹介する。 ◇ ◇ 本セミナーは、この4カ月間、今なおガザで生起している出来事――イスラエルによるジェノサイド(大量殺戮)、ドミサイド(大量破壊)を、この暴力の根源に遡って理解することを企図している。 昨年10月7日、ガザ地区――マスメディアでは「イスラム組織ハマス」あるいは「イスラム原理主義組織ハマス」が実効支配するガザ地区と説明されるが
ウクライナとガザの戦争が続いている。ロシアの侵攻に対するウクライナの反転攻勢は失敗に終わり、ウクライナ軍は激戦地アウジーイウカから撤退した。イスラエルのガザ攻撃ではパレスチナの犠牲者が2万9千人を超えたと発表され、エジプト国境のラファ攻撃が目前に迫っている。 周辺国は戦火の拡大を憂慮したが、戦闘地域はまだ広がっていない。ロシアとの戦争を恐れたのか、NATO(北大西洋条約機構)諸国によるウクライナへの武器支援は立ち遅れ、ロシア軍による空爆拡大を許した。ガザに加えてレバノン南部でも戦闘が伝えられているが、イランもイスラエルとの戦争につながる攻撃は自制している。 戦闘地域は拡大しなくても、大量破壊と殺傷は続いている。対空兵器と砲弾の不足するウクライナ軍はロシア軍の進撃を阻止できなかった。ガザでは、イスラエルの攻撃を前に行き場を失ったパレスチナの人々が水も食糧も医療も手に入らない状況に置かれている
キーウ市内に掲げられた、連帯を示すためのイスラエル国旗(2023.10.8)(写真:ロイター/アフロ) ガザでの人道危機に世界的に批判が高まるなか、ウクライナでは「イスラエルに親近感をもつ」人が7割近くにのぼる。これはイスラエル最大のスポンサーであるアメリカをも凌ぐ水準で、世界的にも例外に近い。そこには「欧米的でありたい」渇望と「見捨てられる」焦燥があるとみられる。 米国より目立つイスラエル支持の世論 キーウ国際社会学研究所(KIIS)が昨年12月にウクライナで行った世論調査によると、「イスラエルに親近感を持つ」という回答は69%にのぼった。これは世界的にみて例外ともいえる高さだ。 イスラエルのガザ空爆で発生した死者の周囲に立つ人々(2023.12.5)。民間人の死傷者が数多く発生しているガザ侵攻により、イスラエルを外交的に支持する先進国でも批判は高まっている。(写真:ロイター/アフロ)
── 2020年以降は、どのような動きがあったのでしょうか? 2020年にアラブ首長国連邦(UAE)とイスラエルが国交を正常化しました。これ以後、湾岸諸国やアラブ諸国の間でイスラエルとの関係を見直し、正常化に向かう動きが進みました。これをユダヤ教、キリスト教、イスラーム教に共通する預言者アブラハムにちなんでアブラハム合意と呼びます。アメリカのバイデン政権は、サウジアラビアとイスラエルの国交正常化に向けた交渉を仲介し、サウジアラビアがイスラエルとの国交を正常化すれば、アメリカはサウジアラビアの安全を保障すると確約していました。 サウジアラビアのサルマーン国王周辺は、1967年の戦争以前の国境での二国家共存によってパレスチナ問題を解決し、アラブ諸国がイスラエルを承認して国交正常化する、という2002年アラブ平和イニシアチブの原則に変わりがないことを一貫して明言しています。しかし、ムハンマド皇太
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「収容所から解放されたとき、父の体重は32キロでした」 両親がナチス・ドイツによるユダヤ人の大量虐殺「ホロコースト」を生き抜いたという、77歳のユダヤ人男性は、50年以上にわたってパレスチナの人たちのために声を上げ続けています。 その原点は建国まもないイスラエルで10歳の時に経験した、ある出来事にありました。 (ロンドン支局記者 松崎 浩子) アウシュビッツから生還した両親 イスラエル出身のユダヤ人、ハイム・ブレシートさん(77)。 イギリスでパレスチナ人との連帯を掲げるユダヤ人団体の共同代表を務めています。 ハイム・ブレシートさん ブレシートさんの両親は、ナチス・ドイツによるユダヤ人の大量虐殺「ホロコースト」の生き残りでした。 600万人を超えるユダヤ人が組織的に殺害され、世界史上、例のない大虐殺とされるホロコースト。ポーランドに住んでいたブレシートさんの両親も1944年、アウシュビッツ
このブログの管理画面にアクセスするのも久しぶりである。12月のうちに、時制の使い方がとても興味深い英文の実例に遭遇したので、それについて書くつもりだったが、なんだかんだと書かずに1月も終わろうとしている。 さて、今回は当ブログのテーマである英語・英文法は扱わない。久々の更新で、英文法目当てにフィード登録してくださっている方をがっかりさせてしまうかもしれないが、現実としては、英文法どころではない状況が2023年10月7日以降、苛烈さを増しながら続いている影響をもろに受けているので、何卒おゆるしいただきたい。 今回は、英語の話ではないが、「翻訳」に関連する話ではある。テクニカルな話ではなくて、実際にやっている翻訳に関連する話である。 【目次】 2023年10月7日 ハマスの凶行 巻きおこる二元論の中で 声を上げ行動を起こしたユダヤ人たち パレスチナからの声 パレスチナからの声を日本語にする人々
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(CNN) イスラム組織ハマスが運営するガザ保健省は25日、パレスチナ自治区ガザ地区ガザ市のクウェート交差点で支援物資を待っていた群衆にイスラエル軍の攻撃があり、少なくとも20人が死亡、150人が負傷したと発表した。うち数十人は重体だという。 現場に居合わせたジャーナリストらによると、人々は同地区の南側から運ばれる支援物資を待っていたところだったという。砲撃と銃撃で複数の死傷者が出たと現地では報じられている。 同保健省の報道官は、重傷を負った数十人がシファ病院に運ばれたが、同病院は処置できる状態にはないため、死亡者数は増える可能性が高いと述べた。 ジャーナリストらによると、複数の負傷者がシファ病院とアル・アハリ病院に運ばれたという。 CNNはクウェート交差点付近での軍事作戦についてイスラエル軍にコメントを求めている。 24日に同交差点で撮影された映像には、銃声が鳴り響く中、多くの人がパニッ
(CNN) 複数のパレスチナ人男性と子ども少なくとも2人がイスラエル国防軍(IDF)によってガザ地区北部のスタジアムに拘束され、下着姿にされている様子を捉えたとみられる編集済みの動画が、SNS上に出回っている。 CNNは動画の撮影日時を検証できていない。CNNが動画の位置情報を確認したところ、ガザ市のヤルムークスタジアムで撮影されたことが判明した。 CNNは26日遅く、動画や拘束中の子どもについてIDFにコメントを求めたものの、現時点で返答はない。IDFは以前、拘束者の衣服を剥ぎ取るのは爆発物を携帯していないか確認するためだと述べていた。 ここ数週間の間に、数百人のパレスチナ人男性や少年がイスラエル軍によって拘束された。 一部の動画では、下着姿の幼い少年とみられる2人がひとつの画面に登場し、両手を上げながら歩いている。IDFがスタジアム内で指示を出す様子も映っている。 別の動画では、同じ少
- Source: CNN " data-fave-thumbnails="{"big": { "uri": "https://media.cnn.com/api/v1/images/stellar/prod/231227165124-01-palestinians-detained-idf-gaza-stadium.jpg?c=16x9&q=h_540,w_960,c_fill" }, "small": { "uri": "https://media.cnn.com/api/v1/images/stellar/prod/231227165124-01-palestinians-detained-idf-gaza-stadium.jpg?c=16x9&q=h_540,w_960,c_fill" } }" data-vr-video="false" data-show-html="" dat
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